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2017.06.02更新

情報

30歳の資産運用初心者が年利3~5%で長期運用を始めるまでのまとめ

30歳を期に長期資産運用を始めるために投資周りのいろいろな事を調べた事もあり、何を調べ、どんな計算をし、どんな形で資産運用を始めたのかを1ページにまとめてみました。

実際のデータをもとに行った計算の表や出した試算も掲載しています。

私の場合は100万円の資金で始めましたが、10万円からでも始められる方法なので、資産運用を考えているけど、何からやっていいのか分からないという人は参考にしてください。

年利3~5%で長期運用におすすめのFX業者はGMOクリック証券

長期積立資産運用の資金とルール

  • スタート資金は100万円
  • 月5万円、年60万円を積み立て
  • 長期投資を前提
  • 少リスクで年利5%を目指す

資産運用を始めるにあたり、用意した資金は100万円。さらに毎月5万円を積み立て、1年間で60万円を積み立てる事を前提にしていますが、スタート資金は10万~、積立もなくても出来る運用方法になります。

長期の投資なので評価額の上下はそこまで気にせず、多少のリスクは許容する。

資産運用の種類と利回り・リスク、メリット・デメリットまとめ

まずは一般的に資産運用として出てくる運用方法の利回り、リスク、メリット・デメリットをまとめます。

ローリスクと言われている資産運用

元金が保証されている代わりに利回りも低い運用方法。

普通預金

年利:0.01%~0.05%
資産運用と言っていいのかは微妙ですが、極わずか金利が付く普通預金
メリットとしては元本が1000万までは保証されている。デメリットとしては年利が極端に低い
→年利が低すぎるので却下

定期預金

5年定期の年利:0.2%~0.4%
一定の期間預金する事を条件に普通預金より高い金利を受け取る事が出来る
メリットとしては普通預金と同じく1000万円までは元本が保証、普通預金より金利が高い。デメリットとしては満期まで解約が出来なく、途中解約すると違約金がかかる。
→年利が低すぎるので却下

個人向け国債

10年変動の年利:約1%
変動10年、固定5年、固定3年の3種類。基準金利から0.03%~0.05%を引いた値が金利になり、最低でも0.05%は保証。
メリットとしては日本の政府に元本が保証されている事。デメリットとしては金利が低い事(変動10年で1%程度)、途中解約をすると直近2回分の利息が違約金として引かれる。
→年利が低すぎるので却下

ミドルリスクと言われている資産運用

投資信託
投資家から資金を集めてファンドがまとめて運用し、そこで出た利益を投資家に分配する形の投資。
利回りはファンドによって大きく変わるため、投資先の成績によって利回りが決まる。
メリットとしては、選ぶファンドや成績によっては年利数十%になる事もある。デメリットとしては元本保証はなく、大きくマイナスになる事もあるので、投資先によってハイリスクになる。
→100万円の資金では少ない事、ファンドの選び方も分からないので却下

外貨預金
日本は超低金利なので、金利の高い外貨に換えて預金する事で金利を得る事と、為替差益を得る事も可能な投資。金利の高いオーストラリアドルで年利~2.4%。
メリットとしては日本円に比べ高い金利を得られる、購入時より円安に進めば為替差益を得る事が出来る2点。デメリットとしては購入時より円高になると為替差損が発生し、金利を含めてもマイナスになる可能性があること、ペイオフの対象外なので、預け入れている資金が保証されない事、途中解約は違約金がかかるなど。
→ミドルリスクで今回の理想に近いが、年利5%が難しいため却下

株式投資
企業の株を購入することで、配当金や株価が上がった際の売却益で利益を上げる投資方法。配当金や売却益は企業や株価によって変わる為利回りは投資の仕方で大きく変わる。
メリットとしては配当がもらえる事(配当を実施していない企業もある)や優待サービスを受ける事ができるので、売却益を狙わなくても投資としては成り立つ。
デメリットは株を購入している企業の株価が下がると損失が出る。倒産すると購入した株は全て紙屑になる。
→運用方法によっては目標の年利5%は可能だが、私には運用スキルがないため却下

ハイリスクと言われている資産運用

先物取引
予め決められた期日の売買金額を現時点で約束する取引。例えば半年後にゴールドを10万円で購入する権利を買うとします。半年後、金の価格が15万円になっていた場合、10万円で購入する権利を持っているので、5万円得する。逆にゴールドの価格が8万円になっていた場合、10万円で購入しなければいけないので2万円を損するという仕組み。
商品にもよるが、証拠金取引(実際の元手より大きな額の取引)ができるため、利益も大きいが損失も大きくなる。売買のタイミングや商品の選定が重要なためハイリスク・ハイリターンの取引。
→リスクが高い。運用スキルが必要なため却下

信用取引
持っている資金以上の取引が出来ない現物取引と違い、資金の3倍の取引ができるため、リスクとリターンも3倍になるためハイリスク・ハイリターンの投資方法
メリットとしては少ない資金で大きな取引が出来る事や、空売りが出来る事など。デメリットとしてはリスクも大きい事と通常の株と違い6ヶ月以内に精算の義務がある、大きな変動があると現物とは違い、0になるだけでなくマイナスになる事もある(追証)
→リスクが高い。運用スキルが必要なため却下

FX(為替証拠金取引)
為替の取引を信用取引と同じく資金の最大25倍(レバレッジ)まで取引できる事からハイリスク・ハイリターンと言われている。
メリットとしては少ない資金で大きな取引が出来る事、取引するのが各国の通貨なので株と違い0になる事がまずない事。デメリットとしてはリスクも大きい事が上げられる。
→レバレッジをコントロールすることでリスクを調整できるためFXを採用

運用の形としては外貨預金(外貨を購入するだけなので運用スキルは不要)が理想の形に近いが目標の年利にはならないため、FXを使って少しレバレッジをかけることで外貨預金と同じ形で目標の年利に届きそうということからFXを採用することにしました。

この後は実際にFXを使ってどのように運用すれば低いリスクで年利5%の運用が出来るのかをシュミレーションしていきます。

FXを外貨預金のように運用するミドルリスク運用方法

そもそもFXがハイリスクというのは間違い

先ほども軽く触れましたが、資金の25倍の取引が出来る事や、あっという間に資金がなくなったという話も話題になる事から、多くの人がFX=ハイリスクと勘違いしていますが、これは間違い。

「最大で資金の25倍の取引が出来る。」だけであって、1倍で取引するのか5倍で取引するのか25倍で取引するのかは取引する人間(自分)が決めるので、ミドルリスクにするもハイリスクにするも自分の取引の仕方次第。

実際にレバレッジをどれぐらいかけるかによってどの程度リスクが変わるかをまとめます。

分かり易いように、100万円の資金で1ドル100円の時にドルを購入し、1ドル90円の時にドルを売却した例にします

レバレッジ
保有通貨
為替が10円動いた時に100万円の
資金がいくらになるのか?
1倍
1万ドル(日本円で100万円分)
100万円→90万円
2倍
2万ドル(日本円で200万円分)
100万円→80万円
5倍
5万ドル(日本円で500万円分)
100万円→50万円
10倍
10万ドル(日本円で1,000万円分)
100万円→0円
25倍
25万ドル(日本円で2,500万円分)
100万円→0円

高いレバレッジでの運用をした場合、実際はFX会社による強制ロスカット(資金がマイナスにならないようにFX会社が強制的に決済する事)が入るため、資金がマイナスになることはない。

上の表のとおり、レバレッジのかけかたによってリスクは大きく変わります。今回はFXでの資産運用ですが、レバレッジは低くして取引(2倍~3倍)することでリスクを抑えます。

外貨預金とFXの違い

外貨預金に近い運用をFXで行う場合、銀行で外貨預金するのとFX会社を使うのを比較すると外貨預金でやるメリットがまったくない。

違いの部分では、「金利」「手数料」「解約」「信託保全」「レバレッジ」がありますが、下の表を見てもらうと分かるように同じ運用を行ってもFXのほうが全て上になります。

外貨預金
FX(レバレッジ2倍~3倍で運用)
金利
~2.6%
~5%
金利の受け取り
満期が来たら
毎日
100万円あたりの手数料
約20,000円

約200円
解約
解約金がかかる
いつでも無料で解約できる
信託保全
ペイオフ対象外なのでなし
全額信託保全
レバレッジ
かけられない
2倍(今回の設定)

金利の差はレバレッジがかけられるかどうかの差になりますが、手数料は雲泥の差があります。
FXは手数料分を2日間で回収でき、3日目からプラスになるのに比べ、外貨預金は手数料分を回収するのに1年かかる。

つまりレバレッジがかけないとしても、同じ運用の仕方をするなら外貨預金よりFXのほうが断然お得ということになります。

例:100万円の資金で1万通貨(1日の金利50円)を2年間保有した場合

外貨預金
50円(1日の金利)×730日(外貨保有期間)-20,000円(手数料)=16,500円
FX
50円(1日の金利)×730日(外貨保有期間)-200円(手数料)=36,300円

同じ運用方法をしたとしても銀行で外貨預金するのと、FX会社で運用するのでは差が大きいのが分かります。

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外貨預金風、FXでやる年利3%~5%運用方法の組み立て

年利3%~5%で運用するためにはFXでどのように運用すればいいのか?

今回は長期運用のため、為替差益の部分は入れず、スワップ金利と呼ばれる外貨を保有することで得られる金利の部分のみで計算します。

その国の政策金利によって金利が変動する事や、年の利回り計算方法が少し複雑のため、ある程度省略して書きますがこの認識で大きくずれません。

資金は100万円、レバレッジは1.5倍~3倍の間に収まるように
外貨に換える量をしっかり計算し、レバレッジが高くならないよう調整することで、リスクコントロールをしっかり行う。

金利の高い豪ドルを100万円に対して2万通貨購入
1豪ドル=100円だった場合、200万円分購入することになるのでレバレッジは2倍。

1万豪ドルあたり1日に60円~70円の金利が付く
仮に1日65円で1年間(365日)金利を得た場合の合計は

65円×365日=23,725円

2万豪ドル保有していた場合、23,725円×2になるので「47,450円」が金利で得られる収入になる。

100万円の資金で1年間運用し、47,450円の金利なので、年利は約4.75%。

目標の年利3%~5%はこの形なら達成できる。

ミドルリスク運用の計算&シュミレーション

続いてリスクの計算をします。レバレッジ2倍=資金の2倍の取引になりますが、どれぐらいのリスクになるのかを「実際の損益」として計算してみる。

FXで損益の計算をする場合は「1万通貨保有して1円変動すれば1万円の損益」という認識を持っていればOK。(円と外貨の取引のみ、ユーロ/ドルなどは対象外)

為替の変動
評価損益
1円
-2万円
5円
-10万円
10円
-20万円
30円
-60万円

今回の資産運用方法でのリスクは上記の表のとおり。

続いて、過去のオーストラリアドルのレートの動きから実際のリスクを見てみます。

13318-1

リーマンショックのような大暴落があるとかなりリスクが上がりますが、それ以外は耐えられる程度のリスクになります。この部分は資金追加と追加保有のタイミングが変わることである程度カバーできると判断しました。

もう少し詳しくFXでの資産運用をシュミレーションしてみます

冒頭でも少し触れましたが、最初のスタート資金は100万円、2年目以降は毎年60万円(月5万円の追加)を追加する想定にしています。

仮に3年前の2011年1月にスタートしていたら、3年たった現在どれぐらいの運用益が出ているかを見てみます。

  • 為替の変動による差益も含めます
  • スワップ金利は変動しますが、ここでは1万豪ドルあたり65円固定で計算します
  • 最初の年は100万円の資金で2万通貨購入
  • 2年目以降は年間60万円の追加に対して1万通貨を追加購入
13318-2
資金
保有外貨数
1日の金利
購入レート
合計金利
為替差益
2011年1月1日
100万円
2万豪ドル
130円
1豪ドル82円
0円
0円
2012年1月1日
160万円
3万豪ドル
195円
1豪ドル79円
47,450円
-60,000円
2013年1月1日
220万円
4万豪ドル
260円
1豪ドル90円
118,625円
+270,000円
2014年1月1日
280万円
5万豪ドル
325円
1豪ドル94円
213,525円
+430,000円

利回りの高いFX会社を調べる

日本には数十のFX会社がありますが、外国の通貨を保有することで得られる金利は各FX会社が決めていることから、FX会社の中でも金利が違ってくる。

つまり、どのFX会社を選ぶかによって年利が変わってくるということになるため、今回はFXCUBEで集めている各FX会社のスワップ金利のデータから一番金利の高かったFX会社を選びます。

FX会社
1年間の合計金利
1日の平均スワップ金利
(2万通貨)
YJFX!
\51,300
\141
ヒロセ通商
\50,158
\137
GMOクリック証券
\50,024
\137
マネーパートナーズ
\49,786
\136
セントラル短資
\48,692
\133
FXCMジャパン証券
\47,296
\129
インヴァスト証券
\46,574
\128
外為ジャパン
\45,938
\126
DMM FX
\45,752
\125

年利のシュミレーションでは1万通貨あたり65円の想定で計算しましたが、実際はこの金利は変動するものなので、直近の1年に関しては上記の数字が実際の金利になります。

つまり1番金利の高いYJFX!では年利5.1%、1番金利の低いDMMFXでは年利4.6%ということになります。

上の数字から今回の運用はYJFX!で運用することにしました。

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