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2017.04.04更新

バイナリーオプション

バイナリー・オプションに「モンテカルロ法」を用いるのはアリか

バイナリー・オプションとは「0」か「1」かを予測する取引。為替のバイナリー・オプションの場合、例えば1時間後に1米ドルが100円以上と未満のどちらになっているのかを予測して、当たれば利益が得られ、外れたら支払った金額はなくなってしまうというシンプルな取引です。しかし、取引にはリスクはつきもの。カジノでは有名な法則であるモンテカルロ法でリスクヘッジはできるのでしょうか?

「バイナリー・オプション」とはどのようなもの?

一定の条件を上回るか、下回るかを予想する取引

バイナリー・オプションとは、一定時間経過後に、例えば為替レートが設定レートを上回るか、下回るかのどちらか一方を予想し、当たった場合に利益を得ることができる取引です。その利益を得る権利(オプション)のことを、バイナリー・オプションでは「チケット」と呼んでいます。

為替のバイナリー・オプションの場合、為替レートが設定レートより上がると予想するなら、上がった場合に利益を受け取れるチケットを購入し、下がると予想するなら、下がった場合に利益を受け取れるチケットを購入します。

実際に予想が当たれば、チケットの購入金額とあらかじめ決められている払戻し(ペイアウト)の金額との差額を受け取ることができます。逆に予想が外れると、チケットの購入金額が損失となります。

実際どのような取引になるのか知りたい人は、FX会社で利用できるデモトレードで体験してみることをおすすめします。

バイナリー・オプションとFXの比較

バイナリー・オプションはあくまで「0」か「1」を予測する取引であり、為替のバイナリー・オプションだけでなく、日経平均やダウ平均、原油先物のバイナリー・オプションもあります。

為替のバイナリー・オプションとFXを比較してみると、ドル円やポンド円などの通貨ペアの値動きに影響される点では似ているものの、FXは取引期間が取引スタイルによって数週間や数ヶ月に及ぶ場合もあるのに対し、バイナリー・オプションは数分から数時間と極めて短時間で取引結果が出ることが特徴です。

また、FXはレバレッジで資金の25倍までの投資ができ、その分損益が大きく膨らむのに対して、バイナリー・オプションは、100円~1,000円程度の少額から取引が可能で、予想が外れてもチケットの購入金額を失うだけというように、損失が明確でコントロールしやすいことがメリットです。

しかし、バイナリー・オプションは「当たり」か「外れ」かの確率50%で勝負する取引であり、もしも外れが連続してしまうと、少額投資であっても損失はどんどん膨らんでしまいます。そのため、バイナリー・オプションで取引を行うにあたっては、為替レートの動きについてチャート分析などを駆使しながら、自分なりの相場観で勝率を上げていくことが大切です。

さらに、モンテカルロ法やマーチンゲール法などの投資手法も取り入れながら、損失をできるだけ少なくして利益を獲得していく必要があるでしょう。
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モンテカルロ法は、カジノのルーレットで用いられていた

1回の勝ちで損失を取り戻す「マーチンゲール法」

モンテカルロ法を紹介する前に、よく比較される手法としてマーチンゲール法を説明します。

マーチンゲール法とは、負けてしまったときには、次の賭け金を倍にして賭けを続ける方法のことです。負けたときには次の賭け金を倍にしているので、1回でも当たれば前の負けを取り戻せるというのがマーチンゲール法の考え方です。そして、勝負に勝った場合は投資額と同じ利益が得られ、後の賭け金は最初の投資額に戻すというのもマーチンゲール法のルールのひとつです。

【マーチンゲール法による損益の推移】

回数 投資金額 勝負 損益
1回目 1,000円 -1,000円
2回目 2,000円 −3,000円
3回目 4,000円 −7,000円
4回目 8,000円 −15,000円
5回目 16,000円 −31,000円
6回目 32,000円 −64,000円
7回目 64,000円 −128,000円
8回目 128,000円 −256,000円
9回目 256,000円 −512,000円
10回目 512,000円 0円

しかし、現実の賭けでは負けた後にすぐに勝てる保証はありません。マーチンゲール法で負け続けると、上の表に記したシミュレーションのように、損失も次の賭け金も倍々ゲームで膨らんでしまいます。

賭け金の元手が無限にあれば、いつか賭けに勝ったときにすべての損失を取り戻せるものの、実際の投資では資金には限界があり、1回の投資額にも限度があります。そのため、負けが続いて投資が続けられなくなるというゲームオーバーリスクがあるというのが、マーチンゲール法の弱点といえるでしょう。

したがって、マーチンゲール法は初心者にとってはとてもハイリスクな方法であり、あまりおすすめできません。

コツコツと損失を取り戻す「モンテカルロ法(モンテカルロ投資法)」

モンテカルロ法は、もとはカジノのルーレットで用いられた方法で、マーチンゲール法と同様に、賭け金を増額していく投資手法のひとつです。

マーチンゲール法では、単純に損失額を倍にして次の勝負に臨むのに対し、モンテカルロ法はランダムに同じことを行って近似解を求めるという数学的な手法です。理屈を理解するより、モンテカルロ法を利用した投資方法がどのようなものかだけを覚えておけば十分でしょう。以下では、簡単に説明します。

はじめに数字の「1、2、3」で列を作り、両端にある数字を足して、出た数字を賭けの倍率とします。この場合は「1+3」なので、倍率は4倍です。仮に1倍の金額を1,000円と決めておくと、4倍は4,000円になります。

この賭けで勝ったときには、両端の数字2つを消します(※ペイアウト率(戻り率)が賭け金の3倍の場合)。この場合は両端ひとつずつしかないので、それぞれを消して残りは「2」となります。ここでゲームは一旦終了です。

もし負けてしまったときには、倍率にした「4」を加えて「1、2、3、4」という列を作り直します。そして、次の賭けの倍率は、両端の「1+4」を足して「5」となります。つまり、5,000円で勝負をします。

この列は、無限に続けるものではありません。勝ったときに両端の2つの数字を消して、列のなかの数字が「1つ」あるいは「なし」になったときに終了します。ここまで来ると、利益が出ているという結果になります。

モンテカルロ法はマーチンゲール法と違って、1回の勝負で損失を取り戻す戦略ではありません。賭けが勝ちと負けを繰り返しながら、一定の勝率を上げることができれば、複数回の勝負で利益を出せるという投資手法です。

【モンテカルロ法による損益の推移その1(※倍率1を1,000円、ペイアウト率は3倍)】

回数 整数値 倍率 投資金額 勝負 損益
1回目 1,2,3 4 4,000円 -3,000円
2回目 1,2,3,4 5 5,000円 -9,000円
3回目 1,2,3,4,5 6 6,000円 -15,000円
4回目 1,2,3,4,5,6 7 7,000円 -15,000円
5回目 1,2,3,4,5,6,7 8 8,000円 -30,000円
6回目 1,2,3,4,5,6,7,8 9 9,000円 -39,000円
7回目 1,2,3,4,5,6,7,8,9 10 10,000円 -49,000円
8回目 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10 11 11,000円 -60,000円
9回目 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11 12 12,000円 -72,000円
10回目 1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12 13 13,000円 -46,000円

マーチンゲール法と同じパターンで負けが続いた場合、最後に勝っても損失は戻らないものの、損失の額がマーチンゲール法に比べて低く推移します。仮に6回目で勝ったら、どうなるでしょうか?

【モンテカルロ法による損益の推移その2】

回数 整数値 倍率 投資金額 勝負 損益
1回目 1,2,3 4 4,000円 -3,000円
2回目 1,2,3,4 5 5,000円 -9,000円
3回目 1,2,3,4,5 6 6,000円 -15,000円
4回目 1,2,3,4,5,6 7 7,000円 -15,000円
5回目 1,2,3,4,5,6,7 8 8,000円 -30,000円
6回目 1,2,3,4,5,6,7,8 9 9,000円 −12,000円
7回目 3,4,5,6,7 10 10,000円 -22,000円
8回目 3,4,5,6,7,10 13 13,000円 -35,000円
9回目 3,4,5,6,7,10,13 16 16,000円 -51,000円
10回目 3,4,5,6,7,10,13,16 19 19,000円 -13,000円

10回目時点の損失は13,000円まで縮小しています。仮にもう1回勝った場合、つまり勝率3割程度であれば、モンテカルロ法では損をしないとされています。

バイナリー・オプションへのモンテカルロ法の応用

バイナリー・オプションの取引に、モンテカルロ法の投資手法を応用することができます。先に紹介したシミュレーションをそのまま投資額に置き換えれば、モンテカルロ法でのバイナリー・オプションの取引は完成です。

ただし、注意したいのはペイアウト率(※投資した金額に対して、勝ったときにいくら戻るのかを表したもの)が3倍以上の取引が可能であることが前提になります。

3倍の取引となると、勝てる確率は2倍程度に比べて低くなりがちです。よって、モンテカルロ法で投資をすることを前提とするのではなく、基本は低めのペイアウト率で取引しながらも、3倍のペイアウト率を狙っていくのであればモンテカルロ法を使ってみるという考え方をするとよいでしょう。

このように、バイナリー・オプションは勝率が同じでも、ペイアウト率が高いほど利益が上げられます。ペイアウト率の高さも、FX会社選びのポイントとなるでしょう。

モンテカルロ法での投資では、マーチンゲール法のように損失を一発大逆転勝ちによって取り戻せないものの、投資の金額を一定金額に抑えながら、勝負を続ける過程で損失を取り戻すことが可能とされています。まさに、バイナリー・オプションという取引に適した投資手法といえるでしょう。
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