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主婦向けのFXトレード手法を解説!すきま時間の取引はここを注意

FXで利益を出すのは簡単ではありませんが、誰にでも可能性があります。

大切なのは学ぼうとする姿勢と熱意であり、もちろん主婦(主夫)にもFXは可能です。

FXは、家事や子育ての合間に始められるのが大きな魅力

しかし、投資である以上はリスクもつきものです。そこでこの記事では、主婦(主夫)がFXを始めるときに気をつけたい6つのポイントを解説していきます。

執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

この記事に書いてあること

  • FXは平日24時間取引が可能。
  • 家事の合間など都合が良い時間で取引ができる
  • FXは5000円程度から投資を始めることが可能
  • FXは投資なので、リスクもあります。きちんとFX投資の技術を身につけじっくり取り組むことが大切
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そもそもFXとは?

FXとは海外通貨を売買する投資のことです。

海外旅行へ出かけた経験のある方であればわかりやすいと思うのですが、米ドルやユーロなど、為替レートは毎日変動します。

この変動により収益や損失が発生するのがFXの基本的な仕組みです。

FXとは

主婦の場合、FX口座開設の審査は通る?

FX口座開設に必要なもの

FXの口座を作るためには、本人確認の書類が必要です。

基本的に「①マイナンバーを確認できるもの」と、「②本人を確認できるもの」の2点が必要であり、個人番号カード(マイナンバーカード)があれば、①も②もまとめてクリアできます。

個人番号カードがなければ、①については通知カード(個人番号カードを発行するための書類)か、マイナンバーが記載された住民票が必要になります。

②は運転免許、パスポート、健康保険証などが該当します。こちらは顔写真の有無により、提出書類の数が変わることがあります。

必要書類について解説した記事はこちら

また、入出金をするための本人名義の銀行口座、日常的にやりとりができるメールアドレスも必要となります。

なお、本人確認書類を印刷して郵送する必要はありません。スマホアプリ、あるいはWEBサイトからファイルとしてアップロードすることで、オンライン上のやりとりだけで手続きが完了することがほとんどです。

口座開設審査で落ちる理由

FX口座を開設するための手続きを滞りなく完了しても、審査で落ちる可能性はゼロではありません。

その基準を明確にしているFX会社はありませんが、考えうる審査落ちの理由を以下に挙げてみました。

あくまで可能性レベルであることをご了承ください。

  • 所得、金融資産が不足している
  • FXや投資の経験が不足している
  • 年齢制限に引っかかっている

主婦のFXトレーダーは数多くいるのですし、「主婦であること」そのものが口座開設できない理由になることはおそらくないと言えるでしょう。

主婦にとってFXが始めやすい2つの理由

FXは、「都合の良い時間に取引をすることができる」点が特徴です。

日々の家事の合間に取引することもできるので、新しくFX投資を始める主婦(主夫)方も増えています。

ここでは、主婦の方にとってのFXの魅力や特徴について詳しく説明していきます。

平日は24時間!家事の合間や子どもが寝た後にできる

FXの場合は世界中の投資家が同時に参加してくる市場であるため、早朝でも深夜でも平日は基本的に24時間取引ができます

24時間取引可能

そのため家事の合間や子どもの就寝後など、都合の良い時間に取引を行うことが可能です。

自分の生活リズムの中にFX投資を組み込める、という点がメリットと言えるでしょう。

レバレッジをかけることでお小遣い程度の金額から始められる

FXをやるとしたら実際にいくらを元金として用意できますか?

FXには、元手の何倍もの取引をすることができる「レバレッジ」という仕組みが用意されており、最低約5,000円から投資を始められます

レバレッジとは

レバレッジとはFX口座に入金したお金を担保により大きな取引をすることが出来る仕組みです。日本では最大25倍までレバレッジをかけることができます。

例えば米ドルが1ドル100円の時、1,000通貨(1,000ドル)を購入しようとした際、レバレッジが無ければ100円×1,000通貨=10万円が必要となりますが、25倍のレバレッジを活用すれば、約5,000円(1ドル=100円で計算すると4,000円)で同じ取引ができます。

レバレッジの仕組み

他にも100通貨や1通貨単位で投資ができるFX会社もあり、100通貨の場合は400円、1通貨の場合は4円から投資ができます。

しかし、高いレバレッジをかけるとロスカットの確率も高まり、損失が出た場合の損失額も高くなるので注意が必要です(この後詳しく解説します)。

主婦がFXを始めるときに気をつけたい6つのポイント

ここまでFXの魅力について解説してきましたが、投資なので当然リスクもあります

特に主婦(主夫)の方に気をつけていただきたいポイントについて6項目に分けて解説していきます。

  • トレードは日中に行うこと
  • トレード手法はデイトレードにすること
  • 余剰資金の範囲内で運用すること
  • 取引量が多い通貨ペアは日本円と米ドル
  • 損切りは早めに!損失に怯えないこと
  • オンライン学習を継続する

トレード時間は日中に行うこと

主婦(主夫)であるかどうかに関わらず、初めてFXを行う方には、日中にトレードすることを推奨します。

先ほど平日は24時間いつでも取引できることを魅力として触れましたが、夕方以降は値動きが激しくなる傾向にあります。

為替は世界中の投資家が参加する市場であり、時間帯によって参加者の特徴が大きく異なります。

日本時間の午前中~15時までは東京時間と呼ばれ、欧米が夜中のため日本人投資家が取引しているケースが多いです。

夕方15時からはロンドンを筆頭とする欧州の投資家が取引を開始する時間帯となり、夜から深夜にかけては米国の投資家が取引を開始する時間帯になります。

日本人投資家に比べるとロンドンやニューヨークの投資家の方が取引量が大きいため、夕方〜夜中にかけては値動きが激しくなる傾向があります

さらに日本の夕方〜夜中は、欧米では経済・政治関連のニュースをきっかけに相場が上下することが多い時間帯です。

仮にこの時間帯で取引しようとすると、海外ニュースなどの情報をリアルタイムで取得する必要が出てくるため、取引の難易度が高くなっています。

まずは他の時間帯と比較して、価格変動の緩やかな日中に取引を行うことで、想定以上の損失を防ぎましょう

FXの市場時間の説明

トレード手法はデイトレードにすること

FXの売買はいつでもできるため、一度米ドルを購入した後、何年も保有を継続することが可能です。

逆に、秒単位・分単位で活発に売買を繰り返していくタイプの投資を行うこともできます。

しかし購入から決済まで、数時間〜その日のうちに完結させるデイトレードの方がメリットを得やすいでしょう

先ほど触れた通り、FXには世界中の投資家が参加しています。

そのため、日をまたいで取引を行う場合、「睡眠中に海外で何らか予想外のニュースが発生し、大きな損失が出ていた」というケースも十分に考えられます。

反対に秒単位・分単位で取引を行おうとすると、取引の間は常に取引画面の前に張り付いていなくてはならず、家事や育児に悪影響が出てしまう恐れもあります。

デイトレードのように数時間の時間枠かつその日のうちに決済を行う取引スタイルを徹底することで、損失に対する不安を抱えたまま生活することを避け、かつ取引画面の前に拘束されずにFXに取り組むことができるようになります。

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余剰資金の範囲内で運用すること

FXに取り組む主婦の方は、家計の主収入というよりは副収入を得ることを目的としていることが多いのではないでしょうか。

FXは投資なので、少なからずリスクはあります

特に先ほどは魅力として紹介した「レバレッジ」も、過度に高い倍率にすると、少しの値動きであっという間に大きな損失が発生してしまいます。

最悪の場合は、強制的に取引を決済されてしまう場合もあります。

例えばローン返済用の資金や食費など、生活に必要な資金までFXに充ててしまうと、損失が出た場合の日常生活への多大な悪影響が懸念されます

そうしたリスクを念頭に置き、あくまでFX投資は損しても生活に支障のない、余剰資金の範囲で取り組むことを心がけましょう。

取引量の多い通貨ペアは日本円と米ドル

FXは「日本円を米ドルに交換する」取引以外にも様々な通貨ペアが存在します。

代表的な通貨の組み合わせとしては日本円とユーロ、日本円と英ポンド、日本円と豪ドルなどが挙げられます。

主婦の方がトレードを始める場合、まずは日本の日中取引量が最も多い日本円と米ドルのペアを検討してみましょう。

その他の通貨ペアは、日本円と米ドルと比較すると取引量が少ないため、ニュースなどのきっかけで大きく値動きが発生する可能性があるためです。

損切りは早めに!損失に怯えないこと

FXは投資なので、勝率100%となる手法は存在しません

どんなにFX経験が豊富な人でも、自分の予想通りの展開にはならず損をする可能性があります。

FXに限らず、投資に参加することを「ポジションを取る」と言います。

自分が取ったポジションと反対方向に相場が進み、損失が発生しても「いつかもとに戻るのではないか」、「せめて損失がなくなるまでこのポジションを持っていよう」という根拠のない願望が心の中を支配するようになります。

もちろん結果的に持ち続けて損失が無くなるケースもありますが、マイナスのポジションを抱えたまま何日も過ごすのは精神的な負担が大きいですし、何よりも損失がどんどん膨らんでいって取り返しのつかない状況に追い込まれる可能性もあります。

損失は必ず誰しも経験するものと肝に銘じ、実際にポジションを取る前に自分の中で損失の限度水準を設定しておくこと が必須です。

実際に損失が設定した限度額に達したら、早めに損切りを行うようにしましょう。

オンライン学習で着実に知識をつけていくこと

FXは通貨の取引なので、その通貨が使われる国のニュースや経済動向が大きく影響してきます

例えば…

2019年7月にアメリカが利下げを決定すると、投資家たちが今後さらなる利下げの可能性があると考え、ドルを売りました。

その結果、利下げ前に1ドル108円台で推移していた米ドルは8月以降105円台まで価格が下がりました。(ドルの値段が下がり、相対的に円の値段が上がっているので、ドル安または円高と表現します)。

また、少し前の話になりますが、2012年以降の「アベノミクス」が円安にするために各施策が打ち出された際には、米ドルは約4年ぶりに100円台まで円安になりました。

このように、取引通過ペアの対象となる二カ国の金融政策や財政政策は通貨の価値に大きな影響を与えます

最低限の経済状況(投資の世界では経済状況をファンダメンタルズと呼びます)を把握しておくことは、FX投資において必須とも言えます。

ファンダメンタルズについてゼロから独学で勉強するのはとても大変ですが、FX会社の中にはオンライン上で学習可能なコンテンツを配信している会社もあります。

これらのコンテンツをうまく活用すれば、効率的に知識を身につきます。

上記で触れた通り、デイトレードでポジションを数時間保有するスタイルで投資を行う場合、分単位・秒単位でチャートとにらめっこする必要はないので、一旦ポジションを保有した後から決済までの間にゆとりが生まれます。

この時間を上手に活かし、FX会社の提供するコンテンツを使った学習を進めることで、投資家のレベルを着実に上げることができます。

売買ルールを明確にし、そのルールが本当に勝てるかテストをしよう

実際に投資資金を投入して本気の運用をする前に、

  1. 曖昧な余地がほぼ入り込まない売買ルールを固定する
  2. そのルールが本当に利益が出るか過去の相場でテストをする

の2点を行うようにしましょう。

①については、以下の3点が日本語で明確に説明できることが大切です。例をいくつか挙げていますが、こういった用語についても知る必要があります。

    • 環境認識:どういった状況ならトレードをして良いか

例:期間20の単純移動平均線が、期間200の単純移動平均線より上にあれば買いのみ検討する

    • エントリーの条件:どんな状態になったらエントリーをするか

例:ローソク足の終値が、期間5の単純移動平均線を下から上に突き抜けたら買いロング

    • 決済の条件:どんな状態になったら決済するか

例:+50pipsで利食い、-50pipsで損切り

これはあくまで一例ですが、このように明確なルールが決まっていれば、メンタルの影響を受けずに粛々と売買を実行できます。

②については、本当にそのルールが過去の相場で結果を出せたかを事前に調べておきます。

FXの相場は、過去から現在まで似たような値動きを何度も繰り返してきたため、過去の相場で通用したやり方は、現在の相場でも通用することが期待できます。

チャートソフトを過去にさかのぼっていき、そのルール通りにトレードをして、どんな結果になったかを調べること、つまり検証することが非常に大切です。

しっかり検証を行うことにより、期待できないルールにしたがって大切なお金を失うことがなくなります。

また、過去の相場の検証は、リアルタイムでテストするよりも、圧倒的に短時間で終わるメリットもあります。

デモトレードでも検証はできますが、1年分のテストをするのに必ず1年かかります。

過去のチャートをさかのぼるのなら、それよりもずっと早く検証は完了します。

実際に主婦トレーダーはいるの?

近年、主婦(主夫)トレーダーの数は増加しています

インターネットで検索すれば、FXをテーマに取り入れたブログもたくさん見つけることができます。

双子の母としてトレードを行うケッティーこと松本慶子さんなど、主婦FXトレーダーとして大きな成功を収め、有名になった方もおられます。

もちろん、FXを始めれば誰もが必ず成功するような簡単な世界ではありませんし、実際に資金を失って、FXだけでなく投資全般に参加できなくなってしまった方もたくさん存在します。

ですが、努力を積み重ね、トレード経験や知識をしっかり身につけることで成功のチャンスが広がる世界であると言うこともできます。

本やインターネットを活用し、トレード技術や考え方を自分のものにしていくことも成功への近道と言えるでしょう。

1000通貨単位の取引に対応しているFX会社は?

主婦がFXトレードを始めるなら、1000通貨に対応しているFX会社を検討してみましょう。

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主婦のFXトレーダーはどんな動機で始めているのか?

副収入を目指して

主婦(主夫)の方がFXに取り組む理由として多いのが、自分が自由に使えるお金が欲しいという理由です。

会社員の給与はなかなか上がりにくく、配偶者の給料から食費やローン、子どもの教育費など諸々の必要経費を支払うと、主婦(主夫)の方が自由に使えるお小遣いはそれほど見込めない場合もあるでしょう。

FXはあくまで投資なので元本を失う可能性もありますが、毎月2〜3万円のちょっとした副収入を目指してFXを始める方が多いようです。

将来の資金への不安から

昨今、国の年金制度だけでは老後の生活資金が十分に確保できないのではないか?という話題がニュースや情報番組で取り上げられることが増えています。

将来の必要資金に対する不安からFXに取り組む主婦(主夫)も増えています。

副収入を目指す場合であっても、将来への備えを目的とする場合であっても、過度なリスクをとって性急な成功を目指すのはおすすめしません。

前述の通り大きな金額を得ようとすると、比例してリスクも大きくなるのが投資の世界の常識です

コンスタントにコツコツ取引を続けていくことで、自然と得られる利幅も大きくなっていくはずです。

きちんとFX投資の技術を身につけ、じっくり投資にチャレンジしてみましょう。

記事のまとめ

  • FXは平日24時間取引が可能。家事の合間など都合が良い時間にできる
  • 株式投資と比較するとFXは少額で投資を始めることが可能で、数万円~数十万円などまとまった金額が必要にならないため専業の主婦(主夫)でも取引しやすい
  • FXは投資なので、リスクもあります。しかしきちんとFX投資の技術を身につけじっくり取り組むことで、利益を生む可能性が広がる

この記事の執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

略歴

国内唯一の月刊FX情報誌、FX攻略.comの元副編集長として、2008年の創刊時より取材・編集・執筆に携わる。 多くの勝ち組トレーダーや証券会社を取材してきた経験を活かし、FXが国民的投資になることを目標に活動中。各種メディアでの執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も行っている。 →エフプロ執筆者・監修者一覧

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