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2019.09.12更新

FXとは何?

【一目でわかる】FXと株の違い一覧表と失敗を避ける11の項目

「投資をするならやっぱり株がいいのかな…」「FXはギャンブルみたいで正直怖い」と思っていませんか?FXと株にこのようなイメージを持った初心者は多いです。実は、FXの方が1回の損失を小さくすることができる投資商品なのです!この記事では、必要な資金や取引時間など、11個の項目別に株とFXを比較し、それぞれに向いている人を解説します。

この記事に書いてあること↓
  • FXは国の通貨、いわゆるお金に対して投資を行います。一方で株は、企業が発行する株式に対しての投資です。
  • FXは日本円やアメリカドルなど約50種類の通貨の中から投資する対象を選択するのに対して、株は3,600を超える企業から選びます。
  • 株式は初期投資に必要な資金が数十万から。FXは数千円から始めることができる。

一目でわかる!FXと株の違い一覧表

▼FXと株の違い一覧表

  FX
投資対象 通貨 企業
投資対象の数 少ない
(主要FX会社で20前後)
多い
(東証一部だけでも約2000社)
変動要因 金融政策や経済政策など 企業業績
収益のタイミング 上昇下落どちらでも 基本は上昇
(信用取引の場合は下落も)
値動きの幅 年間数%から10数% 年間数%から数百%
売買利益以外の
利益
スワップポイント 株主優待・配当金
取引コスト なし
(スプレッドのみ)
手数料あり
金利の受取頻度 毎日
(スワップポイント)
月1回
(貸株金利)
レバレッジ かけられる 現物の場合できない
(信用取引なら可)
必要資金 数千円から 数万円から
取引時間 土日をのぞく24時間 平日9時から15時まで
(昼11:30から12:30をのぞく)
利益にかかわる税金 申告分離課税
(ほかの先物との損益通算可能)
20.315%
特定口座で
源泉徴収ありも選択可
20.315%

大きく異なる点として投資する対象が国の通貨か、企業が発行する株式かということにあります

FXも株式も投資であることはご存知かと思いますが、FXでは世界の各国の情勢やGDP、政策金利などの経済指標の影響によって為替が変動します。

スケールの大きなマクロ的な視点が必要になってきたり、株では企業の業績や見通しをするミクロ的な視点が求められていたりと、両者が変動する要因が違うため着目しなければならない点に大きな違いがあります。

また、通貨はせいぜい50種類ほどしかないのに対して企業は3,600社を超えるなど投資対象の数にも大きな違いがあります。必要資金に関しても、FXは数千円〜数万円が可能であるのに対して株では数万円〜といったように様々な項目で違いがあるのです。

しかし、正直なところ何を基準に選べば良いかなんてわかりませんよね。ここからは、自分にあった投資を見つけるためにFXと株式投資それぞれに向いている人の紹介をしていきます!

FXと株|始めるならどっちがいい?投資の向き不向き

FXと株はどちらが良いかは一概にはいえず、向き不向きがあります。

ただFXは投資の初心者に向いているといえるのに対して、株は投資の中級者以上に向いているといえます

なぜなのでしょうか?理由を以下で詳しく解説していきます!

FXに向いている人は?

【FXに向いている人はこんな人】
  • 銘柄を選ぶのが面倒な人
  • 投資資金が少ない人
  • 日中働いていてトレードできる時間がない人
  • 投資をやったことがない初心者

FXは、株式と比較して少額で取引を始められるというメリットがあります。

株式投資は最低でも数万円もしくは10万円程度の資金が最低でも必要になります。

しかしFXは数千円からの少額でFX取引を始められ、失敗した時の損失も少額に抑えられる可能性が高まります。

また、株の場合、投資する対象の数が膨大であるため初心者はどの企業に投資すれば良いか迷ってしまったりすることも多いです。しかし、FXの場合基本的は、メジャーなドル円で取引するため、投資対象を迷うことはありません。

24時間取引可能であるFXは日中忙しくて余裕がないという社会人の方でも仕事終わりなどにトレードできる点で魅力的です。

もしまだFXについて全然知らない場合、まずは以下を読んでみてください。
⇒FXとは何かについてのわかりやすい詳細説明はこちら

株に向いている人は?

【株に向いている人はこんな人】
  • 銘柄を選ぶのが好きな人
  • 数万の投資資金が用意できる人
  • 平日の日中に時間がある人

株は、銘柄数が膨大なので、その中からPER、EPS、BPSなどの業績を比較してよりよいものを選ぶのが苦にならない人に向いていると言えます。サラリーマンは企業知識が豊富ということもあって取引する人も多いです。

また、株式は100株単位とはいえ、1つの銘柄を買うのに50万円以上資金が必要な場合もあるのである程度資金に余裕がある人が望ましいです。どちらかというと初心者ではなく中級者向けの投資と言えます。

株取引は限られた日中に行われているので、売買をする時間が確保できる方が望ましいですが、株は長期的なトレードであるため必ずしも為替レートに張り付いていなければならないということはありません。

一度決めた銘柄を買ったら、値が上がるまで長期的に放置していてもあまり問題はありません。

FXと株の違い11項目!失敗を防ぐための比較チェックリスト

ここからは、FXと株の違いをそれぞれ11個の比較項目別に詳細に解説していきます。

1.【投資先】倒産もアリの株は危険?

FXは英語でForeign exchangeと呼ばれているように国の通貨、いわゆるお金に対して投資を行います。正式名称は、外国為替証拠金取引です。

一方で株は、企業が発行する株式に対しての投資です。どちらも投資商品ですが、それぞれにまったく異なる特徴があります。

FXと株を比較した場合、両者の決定的な違いは、投資対象です。

FXは国の通貨に投資をすると前述しましたが、簡単に説明をするとドル円やユーロ円、ユーロドルなど2つの通貨を売買するということです。

国の景気動向や金融政策等によって多くの人に買われれば通貨の価値が上昇し、売られれば下落するFXですが、その国がハイパーインフレーションに見舞われ通貨の価値がほとんど失われた状態にならない限りは、価値が失われることはありません。

ご存知の通り、株式は一般的に上場している株式会社が対象として証券会社を通じて企業の株式を購入します。投資する会社の成長に乗り売買益や配当金などの利益を目的とする株ですが、企業が倒産してしまったら価値が全くなくなってしまうリスクも存在します。

2.【投資先の数】選びやすさならFX!

FXと株の取引対象の数

FXの投資対象は数十種類に対し、株の場合は投資対象の数は上場している企業の数だけあり、FXと比較するとかなり膨大です

FX取引でできる通貨ペアはそこまで多くなく、FXの取引高が7年連続世界一(ファイナンス・マグネイト社調べ2012年1月~2018年12月)であるGMOクリック証券ではドル円やユーロ円などあわせて20種類の通貨ペアの取引が可能です。

通貨ペアが豊富なFX会社で有名なヒロセ通商では、50種類の通貨ペアの取引が可能です。変わった通貨だとハンガリーのフォリントやシンガポールドル、スウェーデンクローナが絡んだ通貨ペアの取引ができます。

しかしあまりにもマイナーな通貨ペアだと取引参加者が少なく、荒い値動きをしたり最悪の場合はレートが提示できないリスクもあります。

一方、株の場合は東証一部だけでも現在2,150社あり、上場会社をすべてあわせるとその数は3,675社にものぼります。(2019年7月時点)

3.【相場変動要因】FXならニュースを見れば大丈夫?

FXと株の変動要因の違い

FXはマクロ的な要因で為替が変動するのに対し、株の場合ミクロ的な要因で株価が変動します

どういうことかというと、FXの場合、GDPや日銀短観などの経済指標の発表のたびに為替は変動します。

他にも、FXは金利の上げ下げなどの金融政策や、原油高の影響もレートに大きく影響することもあるのでスケールの大きなマクロ的な要因でレートが動くことが特徴的です。

一方の株の場合、ミクロ的な要因が主です。もちろん景気の流れも株価の決定要因にはなりえますが、最終的には業績や見通しが株価を決定します。

決算の段階で、予想よりも良い数字がでれば株価は上昇し、悪ければ株価は下落します。また、業績アップが期待できるポジティブなニュースが流れれば株価は上がります。

4.【収益タイミング】FXは不況でも利益が出るチャンス

FXと株の収益タイミングの違い

株の場合、現物取引だと上昇している相場でしか利益を上げられないのに対して、FXは上昇相場でも下落相場でも利益を上げることができる点が両者の大きな違いです

一方の株は、現物取引といって実際にその企業の株式を買うことになります。つまり、基本は購入した株価が上昇することでしか利益は得られません。しかしFXの場合、通貨を購入するだけではなく、売ることからスタートすることも可能であるという特殊な取引方法が存在します。

初心者は「ドルを持っていないのにドルを売ることができるのはなんで?」と混乱するポイントですが、あくまでFXは通貨を売る権利を買っているものと考えれば理解が進みます。

つまり、上昇相場でしか利益を上げられない株と比較して、FXは上昇相場でも下落相場でも利益を上げることができるのです。

5.【値動きの幅】株の値動きは荒くて危険

FXは1日で値が大きく動くことは稀です。1日にだいたい1%程度で、動かないときはほとんど動きません。対して株は、かなり荒い値動きをすることが多く、とくに新規上場の銘柄の場合には10%以上変動します。

FXのドル円で1日2.3%動けば、かなり大きく動いたとされます。過去にあった記憶に新しい事例では、2016年6月のEUのブレグジット騒動の時には、8円以上も動き、大混乱となりました。

リーマンショックのときでさえ、1日の最大の値幅は7円前後であり、変動率は約7%でした。

一方で、株の場合は決算内容によっては一気に10%以上下することも多くあります。特に、流動性の低い銘柄などはかなり荒い値動きをすることがあり、FXの比ではないほど動きます。

しかし、FXはレバレッジをかけないで取引をした場合値動きの幅は緩やかですが、レバレッジを高くかけた場合の値動きは株以上の変動をするときがあります。

余談ですが、株にはストップ安、ストップ高といった値幅制限があるのに対して、FXにはそういったものがありません。つまり、FXで為替が変動する場合はどこまでも変動すると考えてもらったらいいかもしれません。

6.【売買以外での利益】FXは毎日のポイントつき

FXと株とでは、売買利益以外で獲得できる利益に大きな違いがあります。FXではスワップポイント、株では配当金や株主優待です

それぞれを詳しく見ていきましょう。FXは売買利益以外で受けられる利益として、スワップポイントがあげられます。通貨を買い、持ち続けていると何パーセントかのスワップポイントがつきます。

とくに日本は超低金利であるため、豪ドルや南アフリカランドといった高金利通貨を買い長期保有した場合、大きな収入源となることもあります。

株の場合、年に1回や2回配当金がもらえることがあります。配当金の利率もさまざまで高配当と呼ばれるものは年5%を超えるものも存在します。今後成長を続ける必要がある企業よりも成熟した企業のほうが配当が多い傾向にあります。

また、アメリカ株は投資家への還元文化が進んでおり、さらに配当が高めです。5%はもちろん、企業によっては7%や8%を越えることもあります。

さらに、日本株独自の株主優待という制度も存在します。有名なところでは、オリエンタルランドのディズニーランド割引券やANAの割引券、さらに吉野家やワタミなどでも自社のサービス券をもらうことができたりもします。

投資家のなかには、売買利益よりも株主優待目的で投資をする企業を選んでいる方も多くいるほどです。

7.【手数料】株とFXどっちが安い?

FXと株の手数料はどちらが安いとは一概には言えません

FXは以前、取引手数料といって売買をするたびに手数料がかかっていましたが、現在では顧客サービス向上により手数料を課すところはほとんどなくなりました。FXでかかるコストはスプレッドのみであるのが現状です。

⇒スプレッドとは何なのか?初心者向けにわかりやすく解説しているページはこちら

スプレッドはFX会社によって異なるので、なるべくスプレッドが狭いFX会社を選ぶと取引コストを抑えることができます。

株の場合はFXとは異なり取引手数料をとる場合がほとんどです。たとえば、大手の野村證券で1回の約定金額が20万円以下だと2,600円(税抜)、20万超50万以下だと1.4040%です。

手数料はネット証券だとかなり安くなる傾向にあり、ネット証券大手の楽天証券だと1回の約定金額が10万円までで90円(税抜)、50万円まででも250円(税抜)となります。

株の手数料もFXのスプレッドも頻繁に取引すればするほどコストとしてかかる点は変わりません。

8.【レバレッジ】FXなら元手の25倍まで取引可能!

株式投資には信用取引といって、「保証金」を担保に差し入れることで、大きな取引ができる仕組みがあります。株式投資の信用取引では、約3倍の取引が可能です

一方のFXにも、同じような仕組みがあります。FXは「証拠金」の最大25倍までの取引が可能であるレバレッジという仕組みが存在します

株式投資の信用取引も、FXのレバレッジ効果も、元手以上の取引ができる点では共通しています。投資額が大きくなれば、それだけ多くの利益を手にすることも可能です。ただし、損失が出た場合のマイナスも大きくなるという、ハイリスク・ハイリターンの取引となるので、注意が必要です。

⇒レバレッジとは?もっと詳しい詳細説明はこちら

9.【取引時間】忙しい人こそ24時間取引のFX

FXの取引時間は土日をのぞく24時間が取引可能です。一方株の場合は、平日9時から15時(昼11:30から12:30をのぞく)と制限された時間帯での取引時間です。

FXは株と比べると取引可能時間が長く、とくにサラリーマンが帰宅する日本時間の夜にも取引できるのが特徴的です。

日本時間の夜22時から2時は、ロンドン市場とニューヨーク市場が重なり取引量が多くなりマーケットがにぎわう時間帯なので、この時間に仕事から帰宅したサラリーマンも取引をしやすいのです。

FXの取引時間

10.【必要最低資金】1万円以下から始めるFX

FXの場合は少額の4,000〜1万円の資金で取引が可能であるのに対し、株は最低でも5万円前後の資金が必要なケースがほとんどです

FXはレバレッジをかけられることもあって、小額から取引が可能になります。たとえば、たったの4,000円の資金しかなくてもレバレッジを25倍で取引をする場合ドル円1,000通貨の取引が可能です。(ドル円のレート1ドル100円と仮定)。

一方、株の場合は、そもそもレバレッジをかけることができないため、現物を買うのに必要な資金を用意しなければいけません。たとえば、トヨタの株価は約7,000円で取引単位が100株なので、70万円の資金が必要です。

11.【課税】株もFXも利益に税金がかかる

FXと株式投資のいずれも、利益には税金がかかります

FXの場合、利益が所得税の課税対象となり、利益に対して20.315%の税金がかかり確定申告も必要です。ここでいう利益とは、為替損益の合計額にスワップポイントを加えて、そこから取引手数料などの経費を差し引いた金額です。

FXセミナーへの参加費用、書籍・新聞・投資情報などの資料費用、取引に使用するパソコンの購入費用、インターネット費用、そのほかにも事務用品などが、FX取引の必要経費として認められています。経費を積み上げて計上すれば、利益を抑えて、税金を低くすることも可能です。

FXは、ポジション(持ち高)の決済によって確定した為替損益がプラスにならなければ、課税はされません。取引手数料が低く、スプレッドの低いFX会社を選んでも、為替差益が出ていればそこに課税されることになります。

一方の株式投資の場合も、FXと同じく所得税の課税対象となり、利益に対し20.315%の税金がかかります。ただし、複数の株式取引で利益や損失が出ている場合に、利益から損失を差し引くことができる、「損益通算」という制度があります。

FXでは、株式投資との損益通算はできません。ただし、「バイナリー・オプション」「商品先物」「日経225先物」「TOPIX先物」などとの損益通算が可能です。

口座開設から取引の流れ

口座開設の流れ

「FX」と「株式」のどちらの投資にしても、まずは少額での取引が投資への第一歩となります。

FXの場合、始めるにはまずFX会社で口座開設をしなければなりません。
以下のページで11社のFX会社を紹介しているので参考にしてみてください。

→11社のFX会社を比較するならこちら!

記事のまとめ
  • FXは国の通貨、いわゆるお金に対して投資を行います。一方で株は、企業が発行する株式に対しての投資です。
  • FXは日本円やアメリカドルなど約50種類の通貨の中から投資する対象を選択するのに対して、株は3,600を超える企業から選びます。
  • FXでも、株式でも、まずは少額での取引を始めてみるのが、投資の第一歩です。
  • 自分にあった投資方法を、自分で判断して選択しましょう。
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