目次
外貨ネクストネオの特徴って?メリットデメリットを大公開
注文方法 | テクニカル指標 | 描画ツール |
---|---|---|
成行、ストリーミング、指値・逆指値、IFD、OCO、IFDOCO、トレール、両建て、一括決済 | トレンド系 8種類、オシレーター系 8種類 | トレンドライン |
ニュース | 動作環境 | チャート注文 |
ニュース速報、ロイター、フィスコライブ、GI24 | iPhone、Android、iPad、AppleWatch | チャート画面の注文ボタンで注文 |
外貨ネクストネオが他社のスマホアプリと比較して良い点は以下の3点です。
外貨ネクストネオ スマートフォン版の良い点
- 16種類のテクニカル指標に対応
- チャート&スピード注文画面の横表示パターンは操作性が良い
- 時間指定で指値注文や成行注文を出せる
- 通貨ペアごとに注文設定を個別に設定可能
16種類のテクニカル指標に対応している点は、他社のスマホアプリと比較しても多い方です。
チャート画面では、最大でトレンド系1種類、オシレーター系2種類の最大3種類が表示でき、チャート分析には十分な環境が揃っています。
チャート画面には、スピード注文の注文レートパネルを表示可能です。
チャートの表示を見ながら注文できるので便利なのですが、さらに、画面を横表示にしてみると、横表示独自の操作性を配慮したデザインとなっていることが分かります。
横表示にすると、縦表示では見えなかった、保有ポジションの状況を示すエリアが出現します。
このエリアによって、画面を移動することなく刻一刻と変わるポジション状況を見ながらスピード注文を進めることが可能です。
横表示でのスピード注文は、短期トレードがとてもやりやすい画面レイアウトと言えます。
また、時間指定で指値注文や成行注文を出せる点も特徴です。
たとえば「経済指標の発表前にポジションを決済しておきたい」など、時間帯を意識したトレードに役立つ注文方法です。
また、通貨ペア別に注文設定を個別設定可能で、通貨ペアによって基本の取引数量や指値幅・ストップ幅を変えることも可能です。
外貨ネクストネオ スマートフォン版の使いづらい点
外貨ネクストネオでトレードしていて使いづらいと感じる点は以下の通りです。
- 使える描画ツールがトレンドラインと水平線・垂直線のみ
- RCIが1本線でしか利用できない
外貨ネクストネオは、チャートに使える描画ツールが、トレンドラインと水平線・垂直線のみです。
トレンドラインはチャート上を長押しして描画、水平線と垂直線は、チャートのX軸・Y軸部分を長押しして表示させます。
トレンドラインの傾きなどを修正したい場合は、引いたラインをタップすると調整可能です。
サポートする描画ツールの数は標準的ではあるものの、フィボナッチリトレースメントなども使いたい人にとっては少々物足りないところ。
他社のアプリでみられるようなマグネットツールがないのも残念な点です。
また、オシレーター系のテクニカル指標であるRCIについても、表示できる線が1本となっています。
他社のスマホアプリでは短期と長期の2本が使えるようになっているものもあるため、RCIを重視したい人は少し残念な仕様です。
AppleWatchにも対応?外貨ネクストネオの驚くべき便利機能!
基本的な機能部分での特徴を見てきましたが、ここでは外貨ネクストネオで便利な機能をいくつか取り上げます。
充実のマーケット情報
豊富なマーケット情報を見やすく整理した画面で提供している点は、ファンダメンタル分析をする上でとても便利です。
アプリ画面下部の「速報」アイコンで表示できるニュース画面では、リアルタイムのニュース速報が一覧形式で確認できます。
メニューから表示できる経済指標画面では、週間予測カレンダー(経済指標の表示)、各国の政策金利の利率と発表日を確認できます。
また、メニューの「外為情報ナビ」をタップすると、G10通貨や高金利通貨などカテゴリ分けされた通貨ペアのチャート形状を1画面で表示可能です。
現在の市況全体を把握しやすい画面です。
チャートの表示状態をお気に入りとして保存可能
外貨ネクストネオには、テクニカル指標等を設定したチャートの表示状態を、お気に入りととして登録する機能があります。
いつも利用する通貨ペアの時間足を、お気に入り一覧からすぐに呼び出せるので、毎回設定し直す手間もありません。
AppleWatchに対応
外貨ネクストネオのiPhone版は、AppleWatchに対応しています。
スマートフォンを使わなくても、AppleWatchでレート・チャート・経済指標のチェックが可能です。
スマートフォンを取り出して見ることができないような状況でも、AppleWatchですぐに市場の状況をチェックできます。
外貨ネクストネオに向いている人はどんな人?トレードスタイルを紹介
外貨ネクストネオを使ったトレードはどのような人に向いているのでしょうか。
また、外貨ネクストネオに適しているトレードスタイルについても解説します。
外貨ネクストネオ スマートフォン版に向いている人
外貨ネクストネオを使ったトレードに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 外出先でもチャート分析をしてからトレードをしたい人
- スピード注文画面だけを見てトレードをしたい人
- 複数の通貨ペアを使い、それぞれ別の設定を用いてトレードしたい人
外貨ネクストネオは、テクニカル指標の対応数が多いため、スマホだけでもある程度テクニカル分析を進めることができます。
あまりパソコンは利用せず、できる限りスマホでトレードを完結させたいという人にとって、外貨ネクストネオはその要望を満たすアプリのひとつです。
また、チャート表示あり注文画面の横表示スタイルは、ポジション状況が把握しやすいレイアウトです。
注文形式はスピード注文で、約定しても画面が切り替わることなく、素早い注文を積み重ねることができます。
ポジション状況を確認するのにいちいち画面を切り替えるのは意外と面倒なもの。比較的短い周期でトレードをしたい人は、外貨ネクストを使ってのスピード注文が向いています。
また、複数の通貨ペアを使って取引をする人にとっては、通貨ペアごとの初期設定やチャート表示のお気に入り保存機能は使いやすいのではないでしょうか。
自分がトレードしたい通貨ペアのチャート表示をすぐに再現でき、決済同時注文時のストップ幅などをいちいち入力することなく注文ができるのはとても楽です。
外貨ネクストネオ スマートフォン版を使ったトレードスタイル
外貨ネクストネオに向いているトレードスタイルは以下の通りです。
- チャートとポジション状況を同時に見ながらトレードを進める超短期トレード
- 予測して時間予約で発注をかけるデイトレードやスイングトレード
- 貯まったスワップポイントを定期的に払い出す中長期トレード
外貨ネクストは、基本的に1画面で情報を集中して確認しながらトレードを進めていくトレードスタイルと相性の良い画面レイアウトとなっています。
また、他ではあまり見られない時間予約での指値注文や成行注文は、時間帯でトレードをしたいがその時間にはなかなか直接トレードできない忙しい人にとって使いやすい機能です。
この機能を活用したトレードスタイルは、デイトレードあるいはスイングトレードと相性が良いと言えます。
外為どっとコムでは、貯まったスワップポイントだけの払い出しも可能です。
中~長期トレードを行う際、定期的にスワップポイントだけを払い出して生活費に充てたり他の投資に充てたりする、といったトレードスタイルにも向いています。
外貨ネクストネオを使ってみた!口コミ評判はいかに?
実際に、外貨ネクストネオを使ってみた人の感想をご紹介します。

M.Sさん50代女性FX歴:6年
画面を移動せずにどんどん注文が出せるのは便利ですね。
ドテン注文も簡単にできて、気持ちよくトレードが進められます。
ホーム画面は上半分がレートまたはチャート画面、下半分がニュース画面でさまざまな情報が表示できます。
しかし、チャート・レート表示部分をクリックしても画面は移動しません。
いちいちメニュー画面に戻ってチャートや注文画面を出す、という動きは少しまどろっこしいですね。
他のスマホアプリだと、画面下にチャートや注文画面へいけるアイコンが並んでいるので特に気にならないのですが…。
それ以外の機能については特に不満もなく、使いやすいアプリだと思います。
外貨ネクストネオの使い方をわかりやすく紹介!
画面キャプチャメインで、ログイン→入金→レート一覧→チャート表示→注文画面→出金の5画面の画面キャプチャを示すと、一連の流れが分かるかと思います。
1.ログイン→入金
外貨ネクストネオを起動し、ログイン情報を入力してログインしましょう。
ログイン情報は記憶させることもできるため、毎回入力したくない人は保存のチェックボックスをONにしておくと便利です。
取引するために入金する場合は、メニュー画面から「入出金」メニューをタップしましょう。
すると、Webサイトの画面に遷移するというメッセージが表示され、Webサイトの「入手金・振替」画面が表示されます。
画面上部の「クイック入金」をタップすることで入金処理が行えます。
2.メニュー→レート画面→注文画面表示
外貨ネクストネオを操作する起点はメニュー画面です。
ここからレート画面を表示し、トレードしたい通貨ペアを選択してタップ。
すると、注文画面が表示されるため、ここからトレードを始めましょう。
注文方式を選ぶには、注文画面下部のアイコンで切り替えます。
マーケット/成行、指値/ストップなど、好きな注文方式を選べます。
注文画面に遷移したとき初期表示する注文方式は、注文設定画面であらかじめ指定可能です。
時間指定やIFD/IFOをよく利用する場合は、設定を変更しておくと楽になります。
注文画面で必要な情報を入力したら注文を確定して、注文完了です。
入力情報も初期設定が可能ですので、ロット数やスリッページなど、定義しておくと良いでしょう。
なお、トレール注文が可能なのはIFDの決済注文入力時のみです。
3.スピード注文画面
スピード注文画面は、メニュー画面の「スピード注文」アイコンか、チャート画面左上の「注文」ボタンをタップして呼び出します。
画面上部に「通常」「チャート表示」というボタンがあり、これをタップすることでチャートの表示あり・なしの切り替えが可能です。
縦表示だと保有ポジションの状況が分かりませんが、横表示にするとポジション状況も見えるようになり、トレードに必要な情報を1画面で確認しながらワンタップで注文を続けることができます。
4.チャート表示→チャートの設定、トレンドライン描画
チャート画面も、メニュー画面の「チャート」アイコンタップで表示できます。
チャートの通貨ペアや足種の切り替えは画面左上のドロップダウンリストをタップして行いましょう。
テクニカル指標は画面右上の「設定」ボタンで切り替えられます。
トレンドラインの描画は、チャートの長押しをして行います。
適当に線を引いたら、もう一度引いた線をタップし、長さや角度、場所などを調整しましょう。
5.出金
(メニュー画面から出金までの流れが分かる画面キャプチャ)出金が必要な場合は、入金と同様、メニュー画面から「入出金」アイコンをタップして処理を進めます。
「入手金・振替」画面上部の「出金依頼」アイコンをタップして、出金依頼を出してください。
外貨ネクストネオを使いこなせ!利用上の注意点とは
外貨ネクストネオを使う上での注意点は2点あります。
外貨ネクストネオを利用する前に、念のため確認しておいて下さい。
ライン描画の方法が分かりにくい
描画ツール用のツールボックスがないため、描画方法が分かりづらい点は、初心者にとって戸惑う部分と言えます。
また、フィボナッチリトレースメントなど他社のスマホアプリでサポートされている描画をしたい人にとっては物足りなく感じる点です。
あまりにも頻繁な超短期トレードに注意
スピード注文画面は連続しての注文がしやすいため、ついつい注文を繰り返してしまう、という人もいるかもしれません。
その結果、トレードが雑になり、スプレッドが無駄にかかってしまうなどの弊害には注意してください。
素早く注文ができて画面を移動しなくてもいいとなると、クールダウンするタイミングがないため、自制する必要があります。
外為どっとコムの「外貨ネクストネオ スマートフォン版」の機能
外為どっとコムの「外貨ネクストネオ スマートフォン版」の機能について、最後に一覧表としてまとめます。
機能名 | 詳細機能 | 有無 | 機能詳細 |
---|---|---|---|
動作環境 | iPhone | 〇 | iOS 9.0~12.0 ※同時ログインは動作推奨環境外 |
Android | 〇 | Android 4.1~8.11(メモリ3GB 以上) | |
iPad | 〇 | iOS 9.0~12.0 | |
Android タブレッド |
× | ||
その他 | 〇 | AppleWatchに対応(iOS 9.0~12.0) | |
注文系機能 | 成行 | 〇 | 時間指定成行もあり |
ストリーミング | 〇 | マーケット注文のこと 成行と切り替え可能 |
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指値・逆指値 | 〇 | ストップ注文=逆指値注文 時間指定指値/時間指定ストップもあり |
|
IFD | 〇 | ||
OCO | 〇 | ||
IFDOCO | 〇 | IFO | |
FIFO系 | × | ||
トレール | 〇 | IFO注文の決済時のみ指定可能 | |
自動売買系 | × | ||
両建て可否 | 〇 | ON/OFFで切替可能 | |
一括決済 | 〇 | 全通貨一括決済(1回上限500 件) 同一通貨ペア一括決済 異なる通貨ペア・売買方向(スマートフォン版のみ) |
|
注文の初期設定 | 設定単位の選択 | 〇 | 通貨ペアごとだがある通貨ペアで行った設定を全通貨ペアに一括反映可能 |
スリッページ | 〇 | 50pips | |
損切り設定 | 〇 | 「ストップ幅」という名前で設定 | |
利確設定 | 〇 | 「指値幅」という名前で設定 | |
取引数量 | 〇 | RUB/JPY 1Lot=10,000通貨 上記以外の通貨ペア 1Lot=1,000通貨 |
|
両建て | 〇 | ||
チャート表示 | 足種 | 〇 | 14種類 Tick/Tick2/1分/5分/10分/15分/30分/60分/2時間/4時間/8時間/日/週/月 |
チャートの種類 | 〇 | ローソク足/平均足 | |
テクニカル指標 | 〇 | 全16種類 トレンド系 8種類 単純移動平均/指数平滑移動平均/一目均衡表 /ボリンジャーバンド/パラボリック/エンベロープ/スパンモデル/スーパーボリンジャー オシレーター系 8種類 MACD /スローストキャスティクス / DMI /RSI/ストキャスティクス / RCI/サイコロジカルライン /乖離率 |
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描画ツール | 〇 | トレンドライン(画面長押しで描画) X軸・Y軸長押しで動かせる水平線・垂直線表示 |
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比較チャート | × | iPad版のみ | |
複数のチャート画面を表示 | △ | ||
現在レートライン表示 | × | ||
保有建玉の平均レート表示 | × | ||
チャート上からの注文 | 〇 | チャート画面の注文ボタンで注文 | |
口座状況情報表示関連 | 〇 | 【口座照会】 ・資産合計 ・有効評価額 ・必要保証額 ・注文中保証金額 ・評価損益 ・有効比率(%) ・注文可能額 ・出金可能額 ・出金依頼額 ・スワップ評価 ・スポット評価 ・アラート基準額 ・ロスカット基準額 ・実効レバレッジ |
|
マーケット情報表示関連 | ニュース | 〇 | ニュース速報/ロイター/フィスコライブ/GI24(スマートフォン版のみ) |
経済指標 | × | 別ページ(スマートフォン版) ニュースと一緒に記載(iPad版) |
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スワップポイント | × | 別途公式サイトのスワップポイントカレンダーを見に行く | |
画面レイアウトのカスタマイズ関連 | 〇 | チャート画面の表示状態をお気に入りとして保存可能 | |
画面の横表示対応 | 〇 | チャート画面にて端末を横向きにする ことで、横画面表示に切替可能 | |
入出金関連 | 対応金融機関数 | 〇 | 制限なし |
入金関連 | 〇 | 振込入金 入金依頼内容を確認でき次第、入金処理 クイック入金 原則、即日反映 |
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クイック入金 | 〇 | 10行 | |
出金関連 | 〇 | 午前中の出金依頼 ・200万以上 営業日後に出金 ・200万以下 当日出金 午後または休日の出金依頼 ・200万以上 営業日後に出金 ・200万以下 営業日後に出金 |
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レート通知アラート | × | ||
デモ取引 | 〇 | スマートフォン版のみ | |
操作性 | 〇 | 引きたい場所を長押しして、ドラッグする事でトレ ンドラインの描画が可能。描画したトレンドラインはラインをタップする事でラインの移動、修正、削除が可能。 | |
その他独自性のある機能 | 〇 | AppleWatchでレート・チャート・経済指標チェック可能 |