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【第5回】なぜブレない分析には「軸足」となる手法を決める必要があるのか?

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相場を分析する手法には、テクニカル、ファンダメンタルズ、テクノファンダメンタルズ、システムトレーディング、アストロロジー、値動き分析など、いろいろあります。

テクニカル分析

トレンド系(移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンドが代表格)とオシレータ系(ストキャスティクス、RSI、MACDなどが代表格)に大別されます。

ファンダメンタルズ分析

経済活動等の状況を示す基礎的条件をもとに分析する方法。基礎的条件としては、GDP(国民総生産)、失業率、消費者・生産者物価指数などが代表格。

テクノファンダメンタルズ分析

テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を併用する分析法。私(水上)の造語。

システムトレーディング

過去の値動きなどをシステムにプログラムして売買する方法。

アストロロジー

占星術を基にした分析法。

値動き分析

現状の値動きから、マーケットの心理やマーケットのポジションの偏りを分析する方法。


たとえば、テクニカル分析ひとつ取ってみても、さまざまな分析手法があるのは、皆様もご存知かと思います。 これらは、あくまでも、その人と分析手法との相性。押し付けるものではなく、どれを選ぶかはその人のお好み次第であることは言うまでもありません。

私が大事だと思うのは、どれを選んだとしても、基本的には選んだ以上はその手法をある一定期間(少なくとも2~3ヶ月くらい)継続して用いてみること。 ですから、選ぶにあたっては、慎重を期する必要があります。 しかし、ある期間その分析手法を続けてみて、しっくりこないようであれば当然変更もありです。

私の場合をお話しますと、元々はテクニカル分析にのめり込み、20年近くテクニカル分析派でした。しかし、大相場などいろいろな相場を経験するに連れて、テクニカル分析だけではどうも説明がつかないことがあるという実感に至ったのです。

そこで、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を併用したテクノファンダメンタルズ分析と、それまであまり意識せずに使っていた「値動きで相場を読む」値動き分析を意識的に使うようにスタンス(姿勢)を変えました。その後現在までテクノファンダメンタルズ分析と値動き分析で、相場を見ています。

つまり、どれかひとつの分析法に絞る必要はないということです。 もちろん、試行錯誤することは避けて通れませんし、いろいろと試すことは大切なことだと思います。 しかし、ひとたびこれだと決めたら、信じて継続するということが、軸足を決めるということなのだと思っています。

相場の世界は、しばしば情報過多に陥り、どれを信じてよいのかわからなくなることがあります。 そうした時、軸足を決めていれば、たとえ一時的にブレたり動揺したとしても、早い時期に態勢を立て直すことができるのではないでしょうか。 相場という大海の荒波を乗り越えていくには、軸足を決めることが実に大切なことだと思います。

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