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【第34回】2月24日の週はドル/円が大きく下落!買い下がっては投げの繰り返し

執筆者

水上紀行さん

外国為替ストラテジスト

水上紀行

MIZUKAMI NORIYUKI

ドル/円 1時間足

ドル円1時間足

24日月曜、シドニーで安く始まったドル/円は、天皇誕生日の振替休日で東京休場となっているなか、いったん111.50円近辺まで戻しました。

しかしロンドンに入り重くなり、さらに、ニューヨークに入り、新型肺炎感染拡大懸念から米株(ニューヨークダウ)が1000ドルを超す大急落となったことから110.33円まで下落しました。

25日火曜、東京タイムは5・10日(ゴトウビ※)ということもあり、10時ごろの仲値決めに向けて輸入決済のドル買いが強まり、一時111.04円まで反発しました。

しかし、ロンドンに入ると重くなり、さらにニューヨークに入ると米株が900ドル近くの続落となったため、一時109.89円まで下落しました。

5・10日とは

  • ゴトウビと呼ばれ、つまり5日の倍数の日のこと。仲値決めのことで、特に輸入企業のドル買いが強まります。

ワンポイント

    中値決め

    日本の大手銀行や大手外銀は、毎営業日の10時前後にその日の顧客向けレートの元となる仲値(なかね)を決定し公表しています。

    公表されるため公正さが高く、この仲値を取引のレートとする企業が多くなっています。

    輸入決済のドル買い

    輸入企業は、海外から製品・原材料を輸入し、その代金をドルなど外貨で仕入れて支払うため、銀行で円をドルなどに換えて送金します。

    これを輸入決済のドル買いと呼んでいます。

26日水曜は揉み合いが続きましたが、ニューヨークに入り、FRB(※)の利下げ観測が後退したことから、一時110.70円まで反発。

その後また再び米株が軟調となったため、一時110.18円近辺をつけました。

それでも、この週としては、比較的落ちついた日でした。

FRBとは

  • 連邦準備理事会のこと。米国の中央銀行制度の最高意思決定機関です。

27日木曜は、東京タイムでジリ安となりましたが、110.00円割れでは、値ごろ感からの押し目買いがしつこく出ました。

ワンポイント

値ごろ感からの押し目買い

たとえば、110.00円割れのようなポイントは「買ってもいいかな」という感覚を起こさせることから、押し目(売りが押してくるところ)を買うと人もいます。

つまり、買い持ちのポジションを作ろうとしているわけです。

ニューヨークに入ると一時的に110.35円近辺まで戻す場面もありましたが、米株が1190ドルという過去最大の下げ幅となったため、再び売りが強まり109.55円をつけました。

28日金曜になると、東京タイムからマーケットが買い下がってロング(買い持ちポジション)になっているためジリ安(ジリジリと下げる状況)となり、戻り(反発)がほとんどないまま下げ、109.00円を割り込んできます。

そしてロンドンは、アジア勢がロングにポジションを傾けていると見て売り込み、108.51円近辺まで急落。

さらにニューヨークに入り、米株が一段と売り込まれたため108.00円も割り込み、一時107.51円の週の安値をつけました。

その後、パウエルFRB議長が声明で早期利下げ(近い将来の金利下げ)を示唆したため反発となり、108.06円での越週となりました。

新型肺炎感染拡大懸念による米株の急落がとまらず、週間の下げ幅は3580ドルと、リーマンショック直後の下げ幅(1874ドル)を抜き過去最大。

それを受けてドル/円は、週の高値111.68円から安値107.51円まで、4円17銭もの下落となりました。

1週間を通してのチャートの形状は、ざっくりと言って、左上から右下に対角線状になっています。

これは、前の週の2円以上の上昇によってドル高志向が強まっており、下がったら買いから入ってロングポジションを作り、その後のドル上昇に備えようというマーケットセンチメント(市場心理)が強かったためと思われます。

しかし既述のように、米株が週間で史上最大の下げ、また米10年債利回りが1.15%近辺まで低下する中、ドル/円のマーケットのポジションはロングに偏っていたわけです。

「リスク回避の円買い」という発想はすでに古いかもしれませんが、やはりポジションの偏りを戻す方向に動くのは、避けられなかったと思われます。

ということで、買い下がってできたポジションを繰り返し投げた1週間だったと言えます。

上がるにしろ下がるにしろ、相場のスケールが大きくなっている中で、逆張り的なエントリー(相場への参入)がいかに危険か、お分かりいただけたかと思います。

この記事の執筆者

水上紀行さん

外国為替ストラテジスト

水上紀行

MIZUKAMI NORIYUKI

略歴

1978年三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。 1983年よりロンドン・東京・ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 現在、外国為替ストラテジストとして雑誌・テレビ・ラジオなどで活躍中。 著書に『ガッツリ稼いで図太く生き残る! FX』(すばる舎)『FX常勝の公式20』(スタンダーズ)『知識ゼロでも1時間で稼げるようになるFX入門 2018』(スタンダーズ)などがある。

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※1:2020年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ。DMM FXと外為ジャパンを合算した数値。 ※2:ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)

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