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【第35回】3月2日の週|週の後半になるにつれ円高が進行

執筆者

水上紀行さん

外国為替ストラテジスト

水上紀行

MIZUKAMI NORIYUKI

<円高進行>

ドル/円 一時間足

ドル/円一時間足

3月2日月曜、前週末パウエルFRB議長は声明で早期利下げ(※)を示唆したことから、週末窓を開けて(※)シドニーでは、107.39円近辺でオープンしました。(先週末ニューヨーククローズは108.06円)

早期利下げ

  • 通常のFOMC(連邦公開市場委員会)で金融政策を決定しますが、委員会を通さず、それより前倒しで利下げをするという異例の対応。

窓を開ける

  • 前週末のニューヨーククローズ(引け)と月曜のシドニーオープン(寄り付き)の間で価格が離れることを言います。下向きに窓が開くということは、それだけ売り圧力が強いことを意味します。

下げたところでは値ごろ感(=この辺で買っても良いかなという感覚)からの買いも出ましたが、ロンドンタイムでは売りが強まりました。

ところがニューヨークに入ると、主要な中央銀行の協調金融緩和(※)期待から米株が買われたことから反発となりました。

主要な中央銀行の協調金融緩和

  • 中央銀行は、基本的にはそれぞれ独立して動いていますが、共通する問題に直面した場合、協調して行動することがあります。今回は金融緩和で協調する可能性があります。

3日火曜は、新型肺炎感染拡大を受けて発表されたG7(※)共同声明が、むしろ市場の失望を呼んだ上に、FRBの0.5%の緊急利下げが発表され、ドル売りが強まり、一時106.94円をつけました。

G7とは

  • 先進7カ国財務相中央銀行総裁会議。過去から、最も重要視されている会合の一つです。

4日水曜は、シドニータイムに106.85円近辺まで下げましたが、買いが戻りました。

ニューヨークでは、いったん107.14近辺まで下げた後、ISM非製造業景況指数(※)が予想より良かったため、107.54近辺まで戻しました。

5日木曜は、5・10日(ゴトウビ※)にあたり東京の仲値決め(※)で輸入決済のドル買いが強まり、一時107.72円をつけました。

ISM非製造業景況指数とは

全米供給管理協会(ISM)が算出する非製造業の景況感指数。ISM製造業指数とともに、注目されています。

5・10日(ゴトウビ)とは

毎月「5の倍数の日」は、輸入企業が海外へ支払いを行うためのドル買いが強まります。

仲値決め

各大手銀行、外銀大手が、その日のレートのもととなる仲値を10時ごろに決定します。公正なレートなため、これで値決めする企業は多いです。

しかし、その後はジリ安。ロンドンに入り、米国での新型コロナウイルスの感染者数増加が懸念されて売られ、さらにニューヨークに入ると、米株の急落を受けて一時105.96円をつけました。

6日金曜になると、感染拡大にともなう「リスク回避の円買い」が一層強まり、下げは加速。一時104.995円をつけました。

しかし、発表された2月米雇用統計(※)が予想より良かったこともあって、その後は、105円台前半から半ばでのもみ合いとなり、結局105.36円での越週となりました。

米雇用統計

米国の雇用状況を示す指標で、大変注目されています。

失業率、非農業部門雇用者数をはじめ、建設業雇用者数、製造業雇用者数、小売業雇用者数などの業種別雇用者数、週平均労働時間、平均時給などからなりますが、特にマーケットでは「非農業部門雇用者数」が注目されています。

週の後半に進むにしたがって、ドル安が加速した一週間でした。

特に、米国での新型肺炎の感染が急速に拡大し、米国株がパニック的な症状を示しています。

6日の段階で、105.00が強くサポート(支持)されてはいましたが、マーケットの動揺ぶりからすると割り込むのも時間の問題だと思われました。

大事なのは、「事の重大さをいかに実感するか」だと思います。

ある意味「動物的危機感」を持てるかどうかによって、勝敗が決まってきます。

野生の感を決して無視してはいけません。

リスクを認識できそうな場合や、不安なイメージを持ったならば、ポジションを整理したり、様子を見るなどの対応が大事だと思います。

この記事の執筆者

水上紀行さん

外国為替ストラテジスト

水上紀行

MIZUKAMI NORIYUKI

略歴

1978年三和銀行(現三菱UFJ銀行)入行。 1983年よりロンドン・東京・ニューヨークで為替ディーラーとして活躍。 現在、外国為替ストラテジストとして雑誌・テレビ・ラジオなどで活躍中。 著書に『ガッツリ稼いで図太く生き残る! FX』(すばる舎)『FX常勝の公式20』(スタンダーズ)『知識ゼロでも1時間で稼げるようになるFX入門 2018』(スタンダーズ)などがある。

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※1:2020年1月末時点。ファイナンス・マグネイト社調べ。DMMFXと外為ジャパンを合算した数値。
※2:ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2018年12月)

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