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【2021年】MT4が使えるおすすめの国内FX会社5選を徹底解説

女性のイラスト

「MT4」を使って取引したいんだけど、どこのFX会社がいいんだろう?

FXトレードを行われている方は、「MT4」というツールを耳にしたことがあるのではないでしょうか。

この記事では「MT4」を使用する3つのメリット・デメリット、そして取り扱いがあるFX会社を5社紹介します!

執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

目次

MT4ってなに?特徴を解説

世界中のトレーダーが使っている取引ツール、MT4。ここではMT4がどういう特徴を持ち、ツールで何ができるかについて解説していきます。

MT4の特徴

MT4は「MetaTrader4」の略で、ロシアのメタクォーツ社が開発した総合的なFXの取引プラットフォームです。日本では、ロシア製の製品やソフトフェアを使うことはあまり一般的ではないため、意外に感じるかもしれません。

ですがロシアは技術系の人材(エンジニア・製造・建設分野)が豊富な国で、IT系の技術にも非常に強い特徴があります。

MT4の登場は2000年代前半で、当時のWindowsのOSはWindowsXPでした。数世代前のOSで動作していたソフトウェアなので、デザイン的には少し古めの雰囲気があるかもしれません。

しかし、2000年代のPCスペックで動作するように作られているため、処理能力が飛躍的に向上している現代のパソコンでは非常に軽快に動作しますし、バグも少ないという特徴があります。

FX会社ごとにおけるMT4の違いはなに?

現在、日本国内のFX会社数社でMT4を使ったFX取引が可能ですが、各社のMT4にはどのような違いがあるのでしょうか。

まず、MT4というソフトは同じなので、基本的な性能やできることに差はありません

しかし、以下の点においてFX会社による違いがあります。

スプレッド

買値と売値の価格差をスプレッドといい、FXにおける実質的な取引コストとなっています。このスプレッドの広さは会社ごとに違います。

スワップポイント

取引できる通貨ペアを構成する2つの通貨間に金利の差があると、その分を調整するスワップポイントが発生し、日をまたいでポジション保有すると、受取り、あるいは支払いが発生します

スワップポイントの基準になる各国の政策金利を基準に、FX会社各社が任意にスワップポイントを設定するため違いが生まれます。

約定力

約定力とは、注文を出したときの価格でどれくらい約定するかを表す言葉で、FX会社間でかなり差があります

約定力が低いと、注文を出したときの価格よりも離れて決済したり(スリッページ)、約定そのものが拒否されることが増えます。

取引可能な通貨ペア数

米ドル/円、ユーロ/米ドルといったメジャーな通貨ペアはどのFX会社でも取引ができますが、マイナーなものほど取り扱っているFX会社が少なくなります。

FX会社オリジナルのインジケーター、ツール

移動平均線やボリンジャーバンドといった有名なインジケーターの大半は、MT4に標準搭載されています。

それに加えて、FX会社によってはその口座でしか使えないオリジナルのインジケーターや、分析ツールを提供しているところもあります

MT4を使う3つのメリット

15年以上前に登場した取引ソフトなのに、いまだにMT4に根強い人気があるのは、それなりに理由があるはず。ここではMT4を活用するメリットをいくつか紹介していきます。

メリット1:インジケーターが多いこと

FX会社によっても違いますが、標準で50種類以上のインジケーターが搭載されており、大抵のチャート分析には対応できます。

さらに前述の通り、FX会社によっては独自のインジケーターを多数用意しています。

インジケーター

こちらはYJFX!のオリジナルインジケーターで、プロトレーダーの平野朋之氏が開発したものを、YJFX!の口座を持っていれば誰でも使用できます。

そしてMT4では、世界中の有志がインジケーターの開発を行っており、有料・無料を問わずインターネット上で入手することができます。こういったカスタムインジケーターを含めると、チャート分析のアプローチには膨大な選択肢が用意されていることになります。

メリット2:自動売買が可能

MT4といえば、自動売買というイメージが定着しているといっても良いでしょう。EA(ExpertAdvisor)という自動売買のプログラムをMT4に組み込むことで、そのEAにプログラムされている自動売買を行うことができます。

EAも、インジケーター同様に世界中の投資家が開発、公開、販売をしています。MT4のEAの大きなメリットの1つが、かなり詳細なバックテストをできるところ。過去数年から20年ほどの値動きに対して、そのEAを動かしてみたらどういう結果になったかが分かります

この成績が良いものを選ぶのは当然として、どれくらいの利益が期待できるか、どれくらいのドローダウンを覚悟するべきか、どれくらいの資金が必要か、といった情報が高い精度で分かります。

strategy

こちらはあるEAをバックテストした結果が表示された画面です。少々見た目にはクセはあるものの、詳細な情報を得ることができます。

なお、MT4では同じプラットフォーム上で裁量トレードを行うこともできます。

メリット3:スマホアプリに対応していること

MT4はスマートフォンのアプリもリリースされています。自動売買ができない、カスタムインジケーターが使えないなどの制約はあるものの、動作は非常に軽快かつシンプルで、単純な売り買いをするだけなら十分な性能を持っています。

保有中ポジション表示画面 取引履歴画面 チャート画面

1枚目:保有中ポジション表示画面
2枚目:取引履歴画面
3枚目:チャート画面

MT4を使う3つのデメリット

続いてMT4のデメリットを見ていきましょう。つまりこれは、主に国内FX会社の取引ツールとの相違点とも言えます。

デメリット1:ツールが多すぎる

すでに述べた通り、MT4は非常に多くのインジケーター、EAを使用できます。できることが多いことはもちろんメリットなのですが、ある程度以上FXに慣れていないと、逆にとっつきにくい要因になるかもしれません。

初めてMT4を使う場合には、できることの多さにとまどうかもしれませんが、慣れるまで少しだけ我慢して使ってみることが大切です。

デメリット2:国内のFX会社での取り扱いが少ない

このあとに紹介しますが、MT4でトレードができる国内FX会社の数は多くありません。どのFX会社もMT4に対応しているわけではないため、口座選びの選択肢は広くないと思っておきましょう。

また、10年ほど前の2010年ごろと比較して、MT4を取り扱うFX会社の数は、今とあまり変わっていない、つまり増加傾向にないことも付け加えておきます。

デメリット3:自動売買を行うにはその間、常にPCを起動させておく必要がある

FXで自動売買をするにあたり、MT4は有力な選択肢であることは間違いありません。しかし、他のFX会社が提供している自動売買と一番違う点は、MT4はローカル環境でしか動作しないことです。つまり、稼働していてインターネットとつながっているパソコンでなければ、MT4は動きません。

ですので、パソコンの常時稼働が、EAを動かすための条件となります。

VPS(仮想デスクトップ)ならパソコンの電源をオフにできる!

VPSと呼ばれる、インターネット上の仮想的なパソコンでMT4を動かすと、自分のパソコンの電源が入っていなくても、常時MT4を起動させ続けることができます。

VPSの利用にあたり1000円~3000円前後の月額費用はかかってしまいますが、そのかわり電気代はかからず、停電や物理的衝撃によるパソコン停止のリスクもありません。本腰を入れてEAを運用する場合は、VPSの運用も検討しましょう。

自分に合ったMT4の選び方を解説!MT4を選ぶ2つのポイント

MT4の口座を選ぶポイントを解説していきます。基本的なMT4の機能は同じだからこそ、目を向けるべきポイントは絞られてきます。

MT4を提供するFX会社のスペック

移動平均線やボリンジャーバンドといったメジャーなテクニカル指標を使う場合、あるいは同じEAを動かす場合には、そのMT4口座のスペックが成績を左右するポイントになります。その際のコツをいくつか紹介します。

短期トレードの場合は、運用通貨ペアのスプレッドをチェック

スプレッドは、取引をするたびに支払うコストです。ということは、トレード回数が多い短期的なトレードほどその影響は大きく、少ないトレード回数で広い値幅を狙う長期的なトレードや、ポジションをホールドしてスワップポイントをコツコツ貯める運用にはほとんど影響がないといえます。

よって、スキャルピングやデイトレードで資産運用していきたい場合は、スプレッドを必ずチェックしておきましょう。

なおこれは、EAの場合もまったく同じです。ポジション保有時間が短く、狭い値幅を何回も狙っていくようなEAなら、スプレッドの影響が大きくなります。どんな状況でも同じルールで売買を繰り返すEAだからこそ、スプレッドと約定力で差が付くとも言えるでしょう。

なお、FXの相場は時間帯によって値動きが違うため、スプレッドや約定のしやすさも違ってきます。自分が主にトレードする時間帯、EAなら売買が行われる時間帯のスプレッドを常に意識しましょう。

スワップポイントは受け取りだけでなく支払いも重要

スワップポイントというと、コツコツお金を受け取るイメージを持つ方も多いと思いますが、それと同時に支払う場合のスワップポイントも確認しましょう。

というのも、スワップポイントが支払いになる売買、例えばトルコリラ円の売りを持った状態で、日本時間の朝を迎えるとスワップポイントの支払いが生じます。こうなると、トレードにおいて得られるかもしれない値幅が、支払いスワップによって減ってしまうことになります。

ただし、その日のうちに決済すればスワップポイントの影響はないため、スキャルピングやデイトレードのみ行う場合には、スワップポイントは無視して構いません。

なお、同じ通貨ペアの受取りスワップポイントと支払いスワップポイントは、現在では支払いの方が多くことが普通であることも覚えておきましょう。

自分が使いたいインジケーターの有無

FX会社独自のインジケーターやツールを使いたい場合には、もちろんその口座を選択しましょう。冒頭で紹介したYJFX!の他に、ゴールデンウェイ・ジャパン、OANDAなどが、これに該当します。

国内でMT4を扱うFX会社5選

楽天FX

国内資本、大手ネット証券会社の中では、唯一楽天証券がMT4専用の口座を提供しています

際だった特徴はないものの、スプレッドやスワップポイント、サポート体制など全体的にバランスの取れた口座といえるでしょう。1,000通貨取引ができるので、入門用口座にも向いています。

FXTF(ゴールデンウェイ・ジャパン)

主要通貨ペアを中心として、非常に狭いスプレッドを提示しているゴールデンウェイ・ジャパン。

オリジナルインジケーター

オリジナルインジケーターも充実しており、先頭にFXTFという文字がつく20種類以上のインジケーターは、全てオリジナルのものです

OANDA JAPAN

世界展開するFXブローカーの日本法人です。投資家が成長できる学習環境と、取引環境への積極的な投資を惜しまないスタイルで、中上級者からの支持を集めています。

独自のMT4ツールも多数提供していて、特に世界のOANDAユーザーのポジションや注文の状況を確認できるオーダーブックは人気があります

チャート

こちらはオーダーブックをMT4上に表示したもの。注文やポジションの偏りから、相場の見通しを予想することも可能です。

サクソバンク証券

デンマークに本社を持ち、欧州基準の透明性の高い価格提示、約定の品質にこだわりがあります。そのため、米国雇用統計などの相場急変動時でも、極端なスプレッド拡大は発生しにくい特徴があります

大口の取引にも対応しており、最大ロットは500万通貨です。

外為ファイネスト

口座を管理するマイページがシンプルかつ使いやすく、また複数のMT4IDを簡単に作成できます。よって、「EAはこのID、裁量トレードはこのID」というように、用途ごとに複数のMT4を使い分けしやすい点が魅力です。

取扱通貨ペア数も多く、スプレッド、約定力も高水準なので、特にEAユーザーの支持を集めています。

MT4を使う上でのリスクと注意点

Q
国内と海外のMT4の性能に違いはありますか?
A

MT4の基本性能は同じですが、海外FXは総じて国内FXよりスプレッドが広いです。

そもそも無登録の海外FX業者は日本国内のルールに基づいて運用されておらず、金融庁もさまざまなトラブルに対する注意喚起をしています。トラブルを回避するためにも、金融庁の登録を受けた会社を選びましょう。

Q
MT4を使用するのにお金はかかりますか?
A

MT4の利用自体にはお金はかかりません。どのFX会社でも無料で利用できます。

MT4を使ったFX運用でお金がかかるとすれば、EAやインジケーターの購入費用、VPSの利用料などが該当します。

Q
MT4に対応していないFX会社でMT4を使うにはどうしたらいいですか?
A

不可能です。FX会社内の仕組みでMT4に接続しなければいけないため、対応している口座を選択しましょう。

Q
MT4とMT5はどう違うのですか?
A

MT5はMT4の後継ソフトウェアで、外見はよく似ているものの、処理速度が非常に高速化されています。この恩恵は、特にEAのバックテストをする際の所要時間に現れています。

MT5は2010年代前半にはすでにリリースされていたのに、なかなかシェアが増えませんでした。その最たる理由は、MT4とMT5のプログラム言語が違うこと。これにより、MT4で使えていたインジケーターやEAなどがMT5では使えず、積極的な乗り換えはなかなか進みませんでした。

とはいえ、2020年くらいからようやくMT5を導入する国内FX会社が現れ始めました。今回紹介した5社のなかでは、OANDAと外為ファイネストがそれに該当します。メタクォーツ社もMT4のアップデートを終了していますし、今後は緩やかにMT5へのシフトが進むと思われます。ただし、MT4がいきなり全く使えなくなることもおそらくないでしょう。

この記事の執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

略歴

国内唯一の月刊FX情報誌、FX攻略.comの元副編集長として、2008年の創刊時より取材・編集・執筆に携わる。 多くの勝ち組トレーダーや証券会社を取材してきた経験を活かし、FXが国民的投資になることを目標に活動中。各種メディアでの執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も行っている。 →エフプロ執筆者・監修者一覧

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