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2018.10.11更新

FX勉強

【経済指標の見方が知りたい!】売買の判断に役立つ経済指標5選

記事のまとめ
  • FX初心者がまず、絶対にチェックするべきなのは【米国の経済指標】
  • 特に「米国雇用統計」「米国貿易収支」「米国GDP」「CPI」「PPI」の5つの米国の経済指標が重要!
  • 経済指標の発表が注目されるのは、マーケットが大きく変動する可能性があるから
  • 経済指標の発表はインターネットで大手情報ベンダーの経済指標情報をチェックするのが、コストがかからず手軽な方法

売買の判断材料になる5つの経済指標

FXの代表的な分析手法であるファンダメンタル分析では、経済指標の発表時に注目する必要があります。経済指標は、FX売買の大事な判断材料になるからです。

最初に、FX初心者チェックすべき指標は米国の経済指標です。

米国の通貨である米ドルは、世界の基軸通貨ですから、通貨と通貨の交換取引で、その一方の対象となることが最も多い通貨です。

つまり、FX取引でもっとも取引量が多い通貨が米ドルであるため、世界中の市場参加者は、米国の経済指標に注目します。

実際に、米国の経済指標でマーケットは動くので、ますます米国に注目することになります。米国の経済指標の中でも、特に注目する必要があるのは次の5つです。

経済指標名 発表日
1.米国雇用統計(米国失業率) 毎月の第一金曜日
2.米国貿易収支 毎月20日前後
3.米国GDP 毎月下旬(21日~31日)
4.CPI(米国消費者物価指数) 毎月15日前後
5.PPI(米国生産者物価指数) 毎月15日前後

1.景気を示す最重要指標「米国雇用統計(米国失業率)」

米国雇用統計は、米国の雇用状態を表すため、米国の景気に関する最重要の経済指標といえます。おおむね毎月の第一金曜日に米国労働省によって発表されます。

発表される項目は、失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数など様々で、中でも失業率非農業部門就業者数が注目されます。

米国雇用統計は、米国の金融政策(金利政策)にも大きな影響を与えます。

FX市場(外国為替市場)が、米国雇用統計の良し悪しで大きく動くことが多いので、その注目度が高くなるのは当然です。

米国雇用統計(米国失業率)が発表される時間には、まだ米国の株式市場はオープンしていません。

そのため、オープンとともに米国雇用統計の結果が株価に大きく影響を与えることになります。

2.売買の判断に活かしやすい「米国貿易収支」

米国貿易収支は、米国商務省が発表する米国の貿易に関する経済指標です。これは、米国からの輸出と米国への輸入との差額のことで、毎月20日前後に発表されます。

輸出額が輸入額よりも大きければ貿易黒字になり、逆に、輸入額が輸出額よりも大きければ貿易赤字になります。

米国貿易収支は恒常的な貿易赤字ですが、それでも、米国の貿易赤字が減少すると米国の経済状態が良いということで、「ドル買いの材料」になるケースが、多々あります。

逆に米国の貿易赤字が、極端に拡大する場合は、「ドル売りの材料」とされます。

3.米国経済の拡大・縮小を示す「米国GDP」

GDPとは、Gross Domestic Product(国内総生産)の略称です。発表の時期は、毎月下旬(21日~31日)です。

米国内全体の生産活動を示す経済指標で、米国経済が拡大しているのか、縮小しているのかを判断することができます。

また、四半期または1年間に、米国内全体で生産された製品やサービスなどの付加価値の金額の総計を示しています。

米国商務省が、四半期ごとに米国GDPの速報値、改定値、確定値を発表します。

マーケットでは、特に米国GDPの速報値が注目されます。通常の場合、速報値にマーケットが最も反応するからです。

改定値と確定値に関しては、事前の予想と極端に違う場合は別ですが、マーケットの反応は薄くなります。

米国GDPは、世界全体のGDPの中でその占める割合が最も大きく、世界経済全体に大きな影響を与えます。米国GDPの速報値は、1・4・7・10月に発表されます。

そのため、重要な経済指標として世界中から注目されます。FX市場(外国為替市場)のみならず、世界中の株式市場や金融市場でも最大限に注目されています。

4.インフレ率を示す最重要指標「CPI(米国消費者物価指数)」

CPIとは、Consumer Price Index(消費者物価指数)の略称です。米国の労働省労働統計局が、毎月15日前後に発表します。

米国のインフレ率を分析するための最重要指標といえます。消費者が購入する製品やサービスなどの物価が上がっているのか、下がっているのかを示す経済指標です。

インフレ率は、金利政策に大きく影響します。

特に金利上昇局面では、インフレ率の上昇を利上げの根拠にすることが多いので、CPI(米国消費者物価指数)への注目度が高くなります。

5.インフレ率を示すもう一つの最重要指標「PPI(米国生産者物価指数)」

PPIとは、Producer Price Index(生産者物価指数)の省略です。米国のインフレ率を分析するための最重要指標であり、米国の労働省労働統計局が毎月15日前後に発表します。

米国の製造業者の販売価格(出荷時点での卸値)が、どのような状態なのか(販売価格が上がっているのか、下がっているのか)を表す経済指標です。

特に金利上昇局面では、インフレ率の上昇を利上げの根拠にすることが多いので、PPI(米国生産者物価指数)への注目度が高くなります。

【FXと経済指標】どのように関係してる?

なぜ「経済指標の発表」はこんなにも注目を浴びるの?

「なぜ、マーケットは経済指標の発表に注目するのか?」といえば、その「経済指標の発表」が材料になって、実際のマーケットが、大きく変動することがあるからです

もちろん、発表された経済指標の内容によっては、マーケットが動かないケースもあります。

しかし、マーケットが動くのか動かないのかは、「経済指標の発表」を見るまでわかりません。

だから、「マーケットが大きく動くかもしれない」と考えて、注目せざるを得ないのです。

売買の判断基準とは?

米国の重要な経済指標は、市場参加者の注目度が高いので指標が発表される前に、その予想値が出回ります。

予想をしているのは、主に大手金融機関のシンクタンクやエコノミストたちです。

大手情報ベンダー(ロイター通信社、ブルーンバーグ社などの配信会社)は、それらをまとめて、その平均値を発表しています。

マーケットは、そうした事前の予想値と実際に発表された数値(結果)を比較考量して、売買を行います。

つまり、「予想値よりも良かったのか、悪かったのか」が、売買の判断基準になります。

米国の経済指標の場合、実際に発表された数値(結果)が、事前の予想値よりも良かったのならば、マーケットは、「米ドル買い」に反応します。

逆に、実際に発表された数値(結果)が、事前の予想値よりも悪かったのならば、マーケットは、「米ドル売り」に反応することになります。

「経済指標」発表時には、なにをすればいいの?

経済指標発表時のポイント
ここでは具体的に 米国雇用統計(米国失業率)の発表の場合を考えてみます。

1.予想値の確認

米国雇用統計(米国失業率)の発表は、おおむね毎月の第一金曜日のニューヨーク時間の朝8時30分です。

発表の前日(木曜日)には、先に述べたように、大手情報ベンダーはそれらをまとめて、その平均値を発表しています。それが、事前の予想値です。

前日(木曜日)のうちに、その大手情報ベンダーの事前予想値を確認しておきます。

米国雇用統計(米国失業率)の発表の当日は、東京市場からロンドン市場の午前中まで、FX市場(外国為替市場)は小動きに推移することが多いものです。

これは世界中の市場参加者が、ニューヨーク時間の朝8時30分を待っている状態になるからです。

もちろん、予期しない事件や重大なニュースが出れば、大きく変動する可能性はあるので、絶対ではありませんが。

東京市場、ロンドン市場の午前中が小動きだったことを確認すると、ニューヨーク時間の朝8時30分が近づいてきます。

それまでに、大手情報ベンダーの発表する事前の予想値に変更がないか、再度、確認をしておきます。

直前にマーケットが動き出す!?

米国雇用統計の内容で、特に注目度が高いのが「失業率」「非農業部門就業者数」なのでこの二つに注目します。

 仮に、失業率の「事前の予想値」が4.0%、非農業部門就業者数の「事前の予想値」が+15万人。

そして、米国雇用統計は、大きく変動するリスクがあるので、その発表前にポジションは持たない、とする場合。

ニューヨーク時間の朝8時30分を目前にすると、マーケットの雰囲気は極度に緊張してきます。

場合によって、8時28~29分ころにマーケットが動き出すことも稀にあります。

そんなときは、
「米国雇用統計(米国失業率)の情報が漏れているのでは…?」
などと、疑いたくなりますが、情報漏れではありません。

発表を目前にして怖くなった市場参加者が、自分の思惑が外れて損失をしないように、ポジション(持ち高)を縮小しているケースがほとんどです。

通常は、為替レートは小動きのままで、8時30分の直前に、為替レートがいったん消えます。そして、8時30分に、米国雇用統計(米国失業率)が発表されます。

まず、特に注目度の高い「失業率」「非農業部門就業者数」が、それぞれの「事前の予想値」と比較して、どうなのかを見ます。

2.事前予想との比較

仮に、発表された数値(結果)の「失業率」が4.0%、「非農業部門就業者数」が+20万人、とする場合。

その場合、「失業率」は「事前の予想値」と同じですから、判断としては、ニュートラル(中立)です。

ただし、「非農業部門就業者数」は、「事前の予想値」と比べて良い結果です。

実際に発表された数値が「事前の予想値」よりも良かったのだから、マーケットは「米ドル買い」に反応するだろう、と判断し、「ドル買い円売り」を実行します。

その時には、マーケットは、すでに、発表された数値(結果)に反応して上昇しています。

3.利益を上げる

 仮に、発表直前と比べて50銭程上昇していたのですが、さらなる上昇を見込んで「ドル買い円売り」を行ったとする場合。

通常は、米国雇用統計の発表から30分程度は大きく変動しますが、徐々に落ち着きを取り戻し、1時間程度で、小動きになってきます。

小動きになってきた際に、米国雇用統計を材料にした値動き(為替変動)が終わりに近づいていると判断します。

そして、持っていた発表直前と比べて50銭程高い「ドル買い円売り」のポジションの損益を確定させます。

思惑通りに、さらに、20~30銭ほど高い水準にあったのならば、利益確定の「ドル売り」になります。

ただし、今回の例は思惑が当たった成功例を挙げましたが、思惑が外れれば、損失になる場合もあります。

経済指標を確認するための重要な情報源

経済指標を見逃さないためには、大手情報ベンダー(ロイター通信社、ブルーンバーグ社などの配信会社)をインターネットで見るのがおすすめです。

実際の経済指標の発表では、銀行や証券会社などが有料で取り寄せている情報のほうが早いので、一般のインターネット経由の情報は少し遅れがちになります。

だから、リアルタイムのチャートを見ていると、経済指標の発表前に、マーケットが動き出したように感じることもあるでしょう。

それは、一般のインターネット経由の情報にアップされる前に、銀行や証券会社などのいわゆるプロのディーラーたちがオン・タイムで情報を仕入れて、その経済指標にすぐに反応しているからです。

一見、不公平にも思えますが、オン・タイムでの情報を得るには、相応のコストを支払う必要があります。

一般の個人の投資家でも、大手情報ベンダーに手数料を払えば、オン・タイムでの情報を得ることができます。

ただ、個人の投資家の場合、わずか数秒、場合によってはコンマ何秒か情報を早く得ることにそれ程大きなコストをかける必要はありません。

経済指標の前後で利益を狙うことは、FX取引に参加するうえで必要な作業です。しかし、大きなコストをかけても、それに見合う効果(利益)が得られるとは限りません

実際の事例から見る指標発表による相場への影響

米国雇用統計発表前

8月3日(金曜日)は8月の第一金曜日で、米国雇用統計の発表がありました。

米国雇用統計の発表は、現地の時間(ニューヨーク時間)で朝8時30分、東京時間では21時30分になります。

経済指標による相場への影響
【チャートの説明】
添付チャートに、当日の東京時間21時30分を、【ピンクの矢印】で表示しました。

そして、経済指標である米国雇用統計の発表による値動きを、【緑の楕円】で示しました。

米国雇用統計の発表前を【茶色の円】で示しました。

つまり、2018年8月3日(金曜日)の東京市場(東京時間9:00~17:00)の時間帯、そして、ロンドン市場の午前中の時間帯を、【茶色の円】で示しています。

チャートを見ると、この日(8月3日)の東京市場は111.70程度でオープン(始値)し、111.83程度でクローズ(終値)しています。

一方、ロンドン市場の午前中は若干の「ドル売り」となり、111.50-60水準に下落しました。

しかし、米国雇用統計の発表を前にして、典型的な小動きに終始した、といって良いでしょう。

事前の予想値
失業率が3.9%、非農業部門雇用者数が+19.0万人。

米国雇用統計の発表が近づくと、緊張感が高まり、111.50-60水準で、神経質な上下動が見られました。

米国雇用統計発表後

「結果(発表された数値)」
 失業率が3.9%、非農業部門雇用者数が+15.7万人。

失業率は、「事前の予想値」と同じで、相場に与える影響はニュートラル(中立)と考えます。非農業部門雇用者数は、「事前の予想値」よりも悪い結果です。

この経済指標に反応して、マーケット(FX市場)では、「米ドル売り(円買い)」が進みました。

発表直前のドル円の水準は、111.55-60程度だったのですが、発表後1時間程度で、111.35-40水準に下落しています。

通常は、米国雇用統計を材料にした値動きは、1時間程度で収まります。

しかし、この日は影響が強く、発表から2時間後には111.15-20水準に下落し、発表から3時間後に、111.10-15水準の安値を付けています。

安値を付けてからのドル円は、米国雇用統計の影響が薄れて金曜日の閑散としたマーケット(市場)に移行し、111.20-30水準にリバウンドしています。

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