目次
スプレッドとは?
スプレッド

例えば米ドル/円で取引をするとき、売値が113.047円で買値が113.050円だったとします。
このときのスプレッドは113.050-113.047=0.003円=0.3銭となります。
これを1ヶ月に100万通貨の取引をするトレーダーの場合、1ヶ月にかかるコストは0.3銭×100万通貨=3,000円という計算になります。
現在はほとんどのFX会社が取引手数料を無料としているため、実質取引にかかるコストはスプレッドのみということになります。
よって、低コストで取引したい場合はまずはスプレッドでFX会社を比較してみるといいでしょう。
約定力とは?
注文が確定するスピードや正確さのことで、約定率とほぼ同義です。強いほど良いといえる指標です。
提示率とは?
標準スプレッドで取引ができる確率のことで、公式サイトで実績を公開しているFX会社が多いです。高いほど良いといえる指標です。
14社通貨ペア別スプレッド比較表
FX会社 | 米ドル/円 | ユーロ/円 | ポンド/円 | 豪ドル/円 | NZドル/円 | ランド/円 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.0銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.0銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.4銭 | 0.8銭 | 0.6銭 | 1.0銭 | 0.9銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.0銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.4銭 | 1.0銭 | 0.6銭 | 0.8銭 | 0.8銭 | 詳細 |
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0.1銭 | 0.3銭 | 0.6銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.3銭 | 詳細 |
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1.0銭 | 2.0銭 | 4.0銭 | 3.0銭 | 6.0銭 | 15.0銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.2銭 | 1.3銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.4銭 | 0.9銭 | 0.6銭 | 1.0銭 | 0.8銭 | 詳細 |
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0.3銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.6銭 | 1.7銭 | 1.8銭 | 詳細 |
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0.3銭 | 0.4銭 | 0.7銭 | 0.5銭 | 1.2銭 | 0.8銭 | 詳細 |
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0.3銭 | 0.6銭 | 1.1銭 | 0.9銭 | 1.9銭 | 0.9銭 | 詳細 |
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0.2銭 | 0.5銭 | 1.0銭 | 0.7銭 | 1.1銭 | 1.0銭 | 詳細 |
2021年2月24日時点
※スプレッドは全て原則固定(例外あり)。
※太文字は各項目の最小値(通貨ペア数のみ最大値)
※ 外為どっとコムは「米ドル/円0.1銭!全11種スプレッド縮小キャンペーン」実施中 / スプレッド(対象期間:2021年2月1日(月)午後4時~2021年2月27日(土)午前1時、提示時間帯:対象期間中の各営業日午後4時~翌午前1時)
*1 「1〜1,000通貨」で適用。1,001〜1,000,000通貨では0.10銭。
FX会社 | カナダドル/円 | スイスフラン/円 | ユーロ/ドル | ポンド/ドル | ユーロ/ポンド | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 1.0pips | 1.0pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 1.0pips | 1.0pips | 詳細 |
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1.6銭 | 1.7銭 | 0.3pips | 0.8pips | 0.9pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 1.0pips | 1.0pips | 詳細 |
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1.5銭 | 1.6銭 | 0.3pips | 0.6pips | 0.8pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.3pips | 0.6pips | 1.0pips | 詳細 |
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5銭 | 5銭 | 1pips | 3pips | 4pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 1.0pips | 1.0pips | 詳細 |
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1.6銭 | 1.7銭 | 0.3pips | 0.8pips | 0.9pips | 詳細 |
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1.9銭 | 2.0銭 | 0.3pips | 1.4pips | 1.9pips | 詳細 |
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2.4銭 | 2.4銭 | 0.3pips | 1.0pips | 2.0pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.6pips | 1.8pips | 1.8pips | 詳細 |
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1.7銭 | 1.8銭 | 0.4pips | 0.9pips | 0.9pips | 詳細 |
* 2021年2月24日時点
* スプレッドは全て原則固定(例外あり)
* 外為どっとコムは「米ドル/円0.1銭!全11種スプレッド縮小キャンペーン」実施中 / スプレッド(対象期間:2021年2月1日(月)午後4時~2021年2月27日(土)午前1時、提示時間帯:対象期間中の各営業日午後4時~翌午前1時)
銭とpips(ピップス)の違いとは?
原則固定と変動制って何が違うの?
上記の比較表にもありますが、FX会社には変動制スプレッドを提供している会社と、原則固定スプレッドを提供している会社の2パターンがあります。
この変動制・原則固定の違いとは何なのでしょうか。
原則固定とは
変動制とは
つまり、原則固定の方が取引コストを抑えられるということです。
一見スプレッドが非常に狭そうに見えても、原則固定ではない場合があるので要注意です。
どんなときにスプレッドは広がるの?
スプレッドが広がるのはおもに、流動性が低下する時間帯やタイミングです。取引する人が少ない時間帯

週の初めの月曜日の朝や、NYクローズと呼ばれるNY市場が閉まる時間帯(日本時間午前5時~8時)は取引の参加者が少なく、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。
レートが急激に変化するとき

重要な経済指標の発表(毎月発表される米国の雇用統計の発表など)の前後や、世界的に大きなニュース(戦争や大規模な自然災害、大統領選挙など)があった場合はレートが急激に変化するため、スプレッドが広がりやすい傾向にあります。
買いたい人がたくさんいるにもかかわらず、売りたい人がいない場合などはスプレッドが開きやすい傾向にあります。
スプレッドでFX会社を選ぶ際の4つのポイント
低コスト会社を選ぶ4つのポイント
- ドル円取引ならスプレッド0.2銭が1つの基準
- スプレッドは原則固定
- 約定力は高い方がいい
- 取引期間が短い人ほどスプレッド重視で選ぼう
スプレッドで比較する目的は「取引コストを低く抑える」ことです。
スプレッドでFX会社を比較する場合は次の4つの評価ポイントで判断しましょう。
ドル円取引ならスプレッド0.2銭が1つの基準
スプレッドを見てFX会社を選択する場合、ドル円のスプレッドが0.2銭以下であるかどうかをチェックしましょう。
ドル円はメジャーな通貨であり、取引量も非常に多いです。 ドル円のスプレッドが0.2銭以下であるFX口座を選択するとコストを抑えられるでしょう。
ドル円以外にも、メジャーな通貨のスプレッドは狭い方がいいでしょう。
スプレッドは原則固定!
スプレッドが原則固定の方が、変動制よりも取引コストを抑えることができます。
もちろん、原則固定といってもスプレッドがまったく変動しないわけではありません。
しかし、変動制スプレッドだと、よりスプレッドが広がりやすく余計なコストがかかってしまいます。 特に、明け方などの流動性の低い時間帯はスプレッドが広がりやすくなり注意が必要です。
約定力は高い方がいい
約定力とは
FXで約定するとは注文が成立することを指します。つまり、約定力は自分の意図するレートどおりに注文が成立できるかどうかということです。
スプレッドがいくら狭くても、約定力が低いと実質的な取引コストは高くなってしまいます。約定力が低いとスリッページが発生しやすくなります。
スリッページとは、自分が意図したレートと実際に約定されたレートの差のことです。FXにおける実質的な取引コストは、スプレッドにスリッページを加えたものとなります。
なので、スプレッドが狭いことに加えて約定力が高いFX会社を選ぶようにしましょう。
取引時間が短い人ほどスプレッド重視で選ぼう
スキャルピングやデイトレードのように短時間に多くの取引を行う場合、一回の取引にかかるスプレッドの影響が大きくなります。
毎回の取引にかかるコストが高くなってしまえば、その分得られる利益も減ってしまいます。
短期的な取引をしたい人は特にスプレッドの狭さを重視する必要があります。
FX経験者が選んだ【本当の低コスト会社】ランキングBEST3
1位:DMMFX

DMMFXのスプレッド一覧 | |||
---|---|---|---|
ドル/円 | 0.2銭 | NZドル/円 | 1.2銭 |
ユーロ/円 | 0.5銭 | ユーロ/ドル | 0.4pips |
ポンド/円 | 1.0銭 | ポンド/ドル | 1.0pips |
豪ドル/円 | 0.7銭 | ユーロ/ポンド | 1.0pips~ |
スプレッド満足度のFX会社ランキング第1位はDMMFXです。
金融サービス事業者のDMMが運営するFXサービスで、他にも複数の金融事業を展開しています。
初心者向けのサポートが豊富なFX会社です。
特徴の一つは、LINEでのサポートが24時間利用可能なこと。
ドル円やユーロ円など全通貨ペアのスプレッドが狭い
DMMFXで取引できる全20通貨ペアは、どれも狭いスプレッドで取引することができます。
主要スプレッドを見てみると、ドル円で0.2銭、ユーロ円で0.5銭などを提示。
公式サイトでは、各通貨ペアのスプレッド配信率、配信停止時間を確認することが出来ます。
ドル円を0.2銭で配信した実績は96.33%
スプレッドは、早朝など流動性が低い時間帯には大きく開くケースがあります。
そのため、ドル円の0.2銭での配信率は、どれだけ開く時間帯があるのかを判断するのに重要です。
2021年2月26日時点では、ドル円を0.20銭のスプレッドを提示している時間割合の実績が96.33%とかなり狭い水準です。
2位ヒロセ通商

ヒロセのスプレッド一覧 | |||
---|---|---|---|
ドル/円 | 0.2銭 | NZドル/円 | 0.8銭 |
ユーロ/円 | 0.4銭 | ユーロ/ドル | 0.3pips |
ポンド/円 | 1.0銭 | ポンド/ドル | 1.0pips |
豪ドル/円 | 0.6銭 | ユーロ/ポンド | 0.8pips |
FX経験者がスプレッドで選ぶFX会社ランキング第2位はヒロセ通商です。
ヒロセ通商と言えば、食品関連のキャンペーンが有名です。
毎月変わるキャンペーンを楽しみにしているファンも少なくありません。
その一方で、スキャルピングを公認しているFX会社でもあり、オリコン顧客満足度5年連続業界1位を獲得するほど人気があります。
スキャルピングは取引回数が多いため、スプレッドは狭ければ狭いほど有利です。
ヒロセ通商は、ドル円は0.2銭、ユーロ円は0.4銭、ユーロドルは0.3pipsなど、DMMFXやGMOクリック証券と同じ水準のスプレッドを提供中。
スプレッドの狭さでも、スキャルピングに向いているFX会社と言えます。
3位外為どっとコム

外為どっとコムのスプレッド一覧 | |||
---|---|---|---|
ドル/円 | 0.1銭 | NZドル/円 | 0.9銭 |
ユーロ/円 | 0.3銭 | ユーロ/ドル | 0.3pips |
ポンド/円 | 0.6銭 | ポンド/ドル | 0.6pips |
豪ドル/円 | 0.4銭 | ユーロ/ポンド | 1.0pips |
FX経験者がスプレッドで選ぶFX会社ランキング第3位は外為どっとコムです。
外為どっとコムはFX専業業者として長年サービスを提供し続けており、FX会社で唯一自社でシンクタンクを保有しています。
そのためニュースやセミナーをはじめとする情報力に優れており、初心者から中上級者までの幅広いユーザーに向けたサービスを提供しています。
またスプレッドにおいても、ドル/円は0.1銭、ユーロ/円は0.3銭に設定されており、業界最狭水準のスプレッドで取引が可能です。
* スプレッドは「米ドル/円0.1銭!全11種スプレッド縮小キャンペーン」実施中 / スプレッド(対象期間:2021年2月1日(月)午後4時~2021年2月27日(土)午前1時、提示時間帯:対象期間中の各営業日午後4時~翌午前1時)
FX経験者が選んだ【カテゴリ別FX会社14社比較ランキング】
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