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外為オンラインのスマホアプリの総評まとめ
外為オンラインのスマホアプリはiPhone、Android用が用意されています。iPadなどのタブレッドに関しては、専用アプリはありませんが、スマートフォンアプリを表示して取引ができます。
ネット証券やFX専業会社で提供されているFX専用スマホアプリと比べると、デザインなどを古めかしく感じる方もいるかもしれません。
しかし、取引やチャート分析に関しては、他社のサービスと同水準の機能が用意されています。
また、スマホアプリでも取引条件をあらかじめ設定して自動的に複合型注文を繰り返すことができる機能「iサイクル2取引」を利用できます。
外為オンラインのスマホアプリの3つの良い点
- スマホアプリで自動売買「iサイクル2取引」が可能
- 為替相場予想分析に欠かせないマーケット情報が豊富
- チャートに3種類のテクニカル指標を同時に描画可能
外為オンラインのスマホアプリの良い点
スマホアプリで自動売買「iサイクル2取引」が可能
外為オンラインは自動型注文機能「iサイクル」を提供しています。
そしてこのiサイクル注文は外為オンラインのスマホアプリでも発注可能。
「iサイクル」は現在バージョンアップにより「iサイクル2取引」になっています。
本格的な自動売買をスマホアプリで行えるのがメリットです。
この注文方法なら、パソコンやスマホに張り付いていなくても、設定するだけで取引を行ってくれます。
従来バージョンの「iサイクル」は他FX会社で提供されている「リピート系」の自動型注文でしたが、現在は仕組みを変えて「iサイクル2取引」になりました。
「iサイクル2取引」になって何が便利になったかというと、従来バージョンではあらかじめIFD注文を繰り返すレンジ幅を設定しなければいけませんでした。
またトレンドが出現したり、レンジブレイクアウトが為替相場に発生したりするたびに設定を変更する必要があるなど、ひと手間かかるのが弱みでした。
しかし「iサイクル2取引」ではレンジが予想と外れて為替相場が上昇・下落しても、相場に追従しながら、自動で取引を続けてくれます。
このロジックは非公開になっているものの、レンジ相場が続いている間は、レンジ幅内でIFD注文を連続で繰り返し、ひとたびレンジ相場からトレンド相場が出現したら、トレンドに沿ってIFD注文を繰り返します。
このようにレンジ相場からトレンド相場まで、すべてでリピート系の自動型注文を活用できるようになりました。
FXで利益を出す可能性を高めるには、為替相場の予想分析を行っていく必要があります。
この為替相場の予想分析で最も難しいのが、レンジ相場やトレンド相場がいつまで続くのかを判断すること。
またトレードテクニックで一番難しいのが、レンジ相場とトレンド相場に転換したときに、すぐトレードの方法を変更できるかということです。
PCだけではなくスマホでも「iサイクル2取引」は利用でき、これらの問題をすべて解決できるかもしれません。
FX初心者でも、経験者でも快適に利用できるアプリになっています。
為替相場予想分析に欠かせないマーケット情報が豊富
スマホアプリにニュース提供をしているのは「FX-Wave」「MarketWin24」「ロイター」の情報ベンダー3社で、業界最多水準です。情報配信会社が1社や2社だけというところもあるなか、3社はかなり手厚いといえます。

特にロイターから配信されるニュースは株、債券、為替市場を網羅しており、FXには欠かせない情報となっています。外出先でマーケット情報をスマホで確認したい場合などに、外為オンラインのアプリを活用できます。
チャートに3種類のテクニカル指標を同時に描画可能

チャートに3種類のテクニカル指標を同時に描画できるため、刻々と状況がかわる為替相場の中で、複数の戦略(トレードシグナル)をもとにトレードができます。この機能は日々のトレードで役に立ちます。
外為オンラインのスマホアプリの悪い点
- 為替レート表示画面をカスタマイズできない
- 経済指標を確認できない
外為オンラインのスマホアプリの悪い点
為替レート表示画面をカスタマイズできない
スマートフォンアプリで最も利用するのは為替レート表示画面です。
この為替レートをストレスなく、瞬時に確認することが、チャンスを逃したくない取引では重要になります。

しかし、外為オンラインアプリの為替レート表示画面は、表示する通貨ペアを取捨選択できません。
また、並び替えを同画面でスムーズに行えないため、使い勝手が悪いと感じる方もいるかもしれません。
経済指標を確認できない
為替相場は米国、欧州、中国、日本の重要経済指標の結果により大きく変動します。
この変動がFXの損益につながるため、日々の経済指標カレンダー、予想と結果の数値をアプリで確認できないのはデメリットの一つです。

速報性があり、過去データの推移を解説している外部サイトの経済指標サービスもあるため、外為オンラインのスマホアプリを使う場合は、そちらをあわせて活用するようにしましょう。
外為オンラインのスマホアプリのチャートの特徴と使い方
アプリ内のチャートで描画できるテクニカル指標はiPhoneなら11種類、Androidなら10種類となります。テクニカル指標の種類は以下の通りです。
移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、ボリンジャーバンド、一目均衡表、MACD、RSI、DMI、RCI、ストキャスティクス、スローストキャスティクス、乖離率
またチャートには3種類のテクニカル指標を同時に描画でき、様々なトレードシグナルを表示できます。
特にGMMA(12本のEMAを表示し、その間隔でトレンドを察知するもの)は有用なテクニカル指標ですが、他のFX会社のアプリではなかなか使えない描画機能です。
テクニカル | 種類 |
---|---|
トレンド系 | 移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、一目均衡表、ボリンジャーバンド、GMMA |
オシレーター系 | MACD、RSI、DMI、RCI、ストキャスティクス、スローストキャスティクス、乖離率 |
外為オンラインのアプリはテクニカル分析を1つしか表示できません。
テクニカル分析の種類は豊富なのですが、他のFX会社のようにテクニカル分析を一度に複数(SMAと一目均衡表など)表示できないのが短所です。
また、トレンド系だけではなく、オシレーター系も一つしか表示できません。複数のオシレーター系を同時に見たい方にとっては不便かもしれません。
⇒Iphone版の外為オンラインのスマホアプリの公式操作マニュアルはこちら ⇒Android版外為オンラインのスマホアプリの公式操作マニュアルはこちら外為オンラインスマホのアプリの使い方!初心者向けに注文方法を簡単に解説
まずはアプリをダウンロードし入金
ログイン後に表示されるナビゲーションメニュー内の「メニュー」をタップすると、下図のように各項目が配置された画面が表示されます。
「クイック入金」を利用すれば即時入金できるため便利です。
「クイック入金」画面内で入金額を入力し、最後に「確定」ボタンをタップします。
外為オンラインアプリでの注文の仕方
ナビゲーションメニューの「チャート」をタップすると、下図のように「売り」「買い」ボタンがチャート上に表示され、ワンタップで新規発注できる「クイック発注」(成行注文)を利用できます。
外為オンラインのスマホアプリは成行注文を行いやすいです。
注文確認画面が表示されるので売り注文か、買い注文か、間違っていないかを必ず確認するようにしましょう。
「iサイクル2取引」を利用する場合は、ナビゲーションメニューの「メニュー」をタップすれば下図のように各項目が配置された画面が表示されます。
そして「iサイクル2取引」をタップし、次の画面で通貨ペア、発注を有効とする期間、発注戦略パターン(レンジ/トレンド)を選択して発注します。
出金
ログイン後に表示されるナビゲーションメニューの「メニュー」をタップすると下図のような画面が表示されます。その中の「入出金」をタップします。
入出金メニュー画面が表示されるので、「出金依頼」をタップし、出金額を入力して出金依頼をします。
外為オンラインのスマホアプリのスペック一覧表
基本情報 | 詳細 |
---|---|
注文種類 | 成行、指値、逆指値、OCO、IFD、IFDO、トレール |
時間足種類 | 記載なし |
レート更新時間 | 記載なし |
テクニカル指標(トレンド) | 移動平均線(SMA)、指数平滑移動平均線(EMA)、一目均衡表、ボリンジャーバンド、GMMA |
テクニカル指標(オシレーター) | MACD、RSI、DMI、RCI、ストキャスティクス、スローストキャスティクス、乖離率 |
マーケット情報 | ロイターニュース、Fx-Wave、Market Win 24 |
トレンドライン種類 | 記載なし |
二段階認証の有無 | 記載なし |
自動ログイン | 記載なし |
デモトレード有無 | 別アプリあり |
プッシュ通知 | レートアラート機能あり |
カスタマイズ機能 | 記載なし |
推奨環境 | iphone(ios9.0~12.0)、アンドロイド(android4.4~9.0) |