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2018.04.18更新

FXトレード手法の解説

はじめての取引のすすめ

「情報」で取引は出来ない

ネット上には多くの「情報」が溢れています。例えば、「○○○円付近には大口の売りが控えている」「○○○円にはオプションのバリアがある」「有名な米系ファンドが買っている」などと言うものです。また、もっともらしい「金利差が拡大するからドルは買われる」といったものもあります。こういった「情報」の中には、一時的には役に立つものもあるかもしれません。しかしほとんどの「情報」は、取引の役に立つどころか、取引の妨げになるばかりです

後付けで相場を解説した記事を見れば「情報」が役に立ったように見えますが、実際に取引をする上で、玉石混交の「情報」の中から事前にどの「情報」が役に立つのか判断することはほとんどできません。また「情報」に触れたことで相場を見る時に先入観ができてしまい、素直に相場を見ることができなくなることが良くあります。一番危険なのは「情報」による先入観で、ドルは上がるはず、などと思い込んで、ドルが下がっているのにいつまでもドルの買い持ちを損切ることができず、ずるずると損失を膨らませてしまう事です。

こうした「情報」によってファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)的なアプローチで相場を予測しようとしても、ファンダメンタルズは非常に広い範囲の事柄を総合的、かつ複合的に分析、解釈する必要があることに加え、たとえそれができたとしても、相場の動きはその通りにはならないものなので、取引の役にはたちません。その証拠に大手の経済研究所や、一流の金融機関のアナリスト達でも、相場の予測をしばしば外しています。個人投資家の限られた情報と、知識、時間ではなおさらです。

取引の際は情報よりもチャートを基準に!

それでは、何を基準にして取引をすれば良いのでしょう。

FX取引をする時に最も大切な事は、目の前の相場の動きを良く見ることです。どうやって何を見るかと言うと、チャートを見て、相場がどちらの方向に動いているのかを判断するのです。そしてその動いている方向に逆らわずに乗って行くことが大切です。

チャートは、レートの動きそのものです。「何故動いたのか?」という理由よりも「どのように動いているのか?」ということが取引をする上ではずっと大切なのです。チャートはそれまでの値動きを表していますが、それまでの値動きを見ることで、これからの値動きを予測することができ、取引の判断を感覚的なものではなく客観的なものにすることができます。

損切りと上手に付き合う

取引をする上で、損切りはつきものです。100戦100勝はあり得ません。損切りは、取引を続けて行く上で必要以上のリスクを負ったり、許容できないような大きな損失を被ったりしないために、上手に付き合う必要があるものです。もちろん可能な限り損切りをしなくていいように、どこでポジションを作るか、エントリーの精度を上げていく必要があります。それでも100%うまく行くことはあり得ませんので、うまく行かなかった時には適切な損切りをする必要があります

チャートを使った取引の大きな利点の一つに、客観的な基準と共に損切りを決定できることが挙げられます

チャートを見てトレンドに乗る

取引をする時には、まず日足チャートを見ましょう。日足チャートでトレンドが出ている通貨が、取引に向いた通貨です。
トレンドには3種類あります。1つ目は上昇トレンド。これは安値と高値が両方とも切り上がっている形です。

2つ目は下落トレンド。これは高値と安値が両方とも切り下がっている形です。

3つ目は保ち合いで、上昇トレンドでも下落トレンドでもない場合です。

この中で取引チャンスは上昇トレンドか下落トレンドが見られる場合です。保ち合い相場は一見すると簡単に利益が出せそうですが、保ち合いで小さな利益を取ることができても、その後にトレンドが発生した時に大きく損失を被りやすいので、トレンドの出ている通貨で取引するべきです。

上昇トレンドの時には安値と安値を結んだ「サポート・ライン」を引き、下落トレンドの時には高値と高値を結んだ「レジスタンス・ライン」を引きます

始めのうちは、トレンド・ラインが上手く引けなかったり、どのラインが重要なのかが見分けられなかったりすると思います。でも、毎日のようにトレンド・ラインを、とにかくたくさん引いていると、おのずとラインの引き方が分かるようになり、有効なラインも見分けられるようになるはずです。

上昇トレンドの時の取引方法

以下分かりやすいように日足チャートで右上り、つまり上昇トレンド・ライン(サポート・ライン)が引けた場合でご紹介します。

日足チャートで上昇トレンドを確認したら、次に時間足などのより短い足のチャートを見ましょう。時間足のチャートで日足のトレンドと同じ上昇トレンドが見つかったら、同じように上昇トレンド・ラインを引きます。

トレンド・ラインを割り込むまでは、そのラインのサポートが有効と考えて、買いポジションを作りますできるだけラインの近くでポジションを作ることで、リスクを抑えて、利益を伸ばすことができます。その後、そのラインを割り込んでしまった場合は、ポジションを手仕舞います。利食いの目安は、直近の高値付近などで上げ止まった場合や、RSIなどのテクニカル指標で買われすぎを示すサイン(RSIが80以上)が出た場合など、それまでの動きを見て決めてください。

時間足チャートで日足チャートのトレンドと逆向きのトレンドが見られる場合はどうするのでしょうか?実はこの時がチャンスです。日足チャートの上昇トレンド・ラインを割り込まない事が条件ですが、その範囲でその時間足で下落トレンド・ラインが引けた場合、その下落トレンド・ラインを上抜いたところが買いのチャンスです。そういった場合は、短期的に下落していた反動もあって、比較的早く相場が上昇する場合があります。この場合は、買ったポイントから一定(ドル円の短期なら15銭~30銭程度)のストップ・ロスを置きましょう。

MACD(マックディー)

トレンド・ライン以外にも、取引の目安になるものが欲しい場合は、MACD(マックディー)が分かりやすいかもしれません。ただし、MACDに限らずいわゆるテクニカル指標を使う場合は、必ずトレンド・ラインなどを併用するべきです。単にテクニカル指標で買いサインや売りサインが出たからといって、それだけで売買するのは、ダマシのリスクが大きい事を覚えておいてください。

MACDなどでトレンド・ラインの傾きに逆らわない方向(上昇トレンドの時の買いサイン、下落トレンドの時の売りサイン)が出た時は有効なサインの時が多いはずです

高野さんの失敗談

私が過去に失敗した経験があるのは、例えば、110円でドル円の1万ドルのロングを持っている場合に、108円で再び1万ドル、さらに106円でも1万ドル買う、といった取引の進め方です。110円に加えて108円、106円でも買えば、平均コストの108円まで反発すれば損失がなくなる、と考えがちですが、逆に105円になってしまえば損失が大きくなるばかりです。ポジションに評価損が出ているということは、すでにその取引戦略が間違っている可能性が高いということですので、損切るか、損切らないまでも、ポジションを増やすことだけは避けてください。

プロの投資家は、評価益が出ているポジションをどうやってさらに大きくするか、という事は考えますが、評価損の出ているポジションを増やすことはありません

リスクをコントロールするポイント

最初に、どのくらいの利益をあげたいのかを考えてください。1日に1万円、1ヶ月で10万円、あるいは1年で100万円などをイメージしてください。大きな利益をあげるためには、その分ポジションを大きくしたり、トレードの回数を増やしたりする必要がありますから、損失を被る可能性も増えます。ここで大切なのは、利益目標に対して、許容する損失の額を必ずそれよりも小さく抑えることです。

例えば、1ヶ月で10万円の利益目標の人が、1ヶ月で20万円損してしまっては、1年後トータルでプラスになることは非常に難しくなります。損失は利益目標の半分程度までに抑えるべきでしょう。この場合なら1ヶ月の損失を最大でも5万円に抑える、として、さらに1週間の損失を2万円まで、1日の損失を1万円まで、などと具体的な金額で決めます。そして一番肝心なことは、予め決めた損失額に達してしまったら、何があってもポジションを閉じるということです。

初心者がFXを始めるにあたり大事な心構え

FX取引は、専業、兼業を問わず利益を上げることが可能なものです。しかし決して「楽して儲かる」「簡単に儲かる」ものではありません。為替相場の世界はとても公平で公正なものですが、逆に言えばズルをして儲けることはできません。

FXで利益を上げるためには、FXに対して真面目に、継続的に取り組む必要があります。ネットをみれば、あたかもそれだけを見ていればすぐにでも利益をあげられるようになる魔法のような商材や情報がたくさん並んでいます。しかしそういったものを買っても利益をあげることはできません。利益をあげるためには自分で学んでいくしかありません

でも安心してください。FXは天才や特殊な能力のある人でなくても、まじめにそして謙虚に取り組めばきっと利益をあげられるようになります。

記事のまとめ
【はじめての取引】

情報にとらわれて先入観をもたないように、目の前にあるチャートしっかり見て判断できるようになろう!

【初心者が気を付けるべきポイント】
  • 少しでもうまくいかなかったら、すぐに損切りする勇気を持とう
  • 「どれくらいの利益を上げたいのか」を考え、その目標利益に対して許容する損失金額を小さく抑える
  • 利益を上げるには自分で学び判断する必要がある

トレーダーのプロフィール

米チェース・マンハッタン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)東京支店において、ドル円のインターバンク・ディーラー業務をしていました。東京市場唯一の女性インターバンク・ディーラーとして大きな利益をあげ、マーケット関係者から高い評価を受け、その後大手商社で自己勘定ディーラーなども経験しました。
2009年、ネットなどで広がるFXに関する記事を見て、個人投資家に正しい為替取引の情報が届けられていない事に危機感を感じ、(株)高野由美子ドル円構造研究所を立ち上げ、大手FX会社にレポートを寄稿し始めました。現在は独自のパターン認識と呼ぶ手法を使って、細かな動きに対しても精度の高い予測で10円抜きを可能にするドル円相場の研究と、その成果を個人投資家に届けるためのメールマガジンの発行を行っています。ブログもご覧ください。

FXを始めたきっかけ

経済にまったく興味がなかったにも関わらず、大手米銀に就職、たまたま資金為替部に配属されました。圧倒的な男性社会でしたが、技術をもったプロにならなければいけないという信念で、志願してディーラーになりました。1円抜くことも難しい中、始めて間もなくトレンド・ラインを使った取引で5円抜きをしたことで、やっていけるという手ごたえを掴みました。

FXに感じる魅力

為替市場は、数ある金融市場の中でも、最も規模が大きく、流動性が高く、週末を除けば24時間取引のできる、自由なマーケットです。さらにインサイダー情報はなく、中央銀行でさえもコントロールできない、大手金融機関も個人投資家も同じ土俵で勝負できる、公平で公正な市場です。個人投資家でも正しい知識を身に着け、適切な取引手法を選べば、専業、兼業を問わず成功することができる挑戦し甲斐のある市場です。

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