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FXって副業として成り立つの? サラリーマンにFXが人気な理由

この記事にたどり着いた方は、周りの方に副業や資産運用についての話を聞いて、何かやってみたい!と思っている方なのではないでしょうか?

この記事では、FXを副業として行うメリットデメリットに加えて、副業禁止の会社に勤めている場合どうしたらいいのかを記載しています。

FXで負けてしまう人の敗因と対処方法についても記載してるので、どうぞ最後までご覧ください。

執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

目次

FXって本当に利益を出せるの?

副業としてFXを考えている人もいるかもしれませんが、FXは金融商品の一つであり、利益が保証されているわけではありません

むしろ損失を出す可能性もあるため、安定的な収入を求めるのならおすすめできません。

ただ、余剰資金を元手に「うまくいったら増やせるかも」くらいの感覚であれば、副業のようなイメージで取り組んでみるのもいいのではないでしょうか。

副業でFXを始めたいとお考えの方にとって、最も気になるのは「FXは本当に利益が出せるのか?」という疑問でしょう。

実際にFX取引をしている人の「成績」について興味深いデータをご紹介しましょう。

これは金融先物取引業協会が2018年4月に発表した「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」という調査報告です。

FXによる去年の利益額(損失額)

上のグラフのとおり、利益を出している人が損失を出している人を上回るという結果になっています。

資料の中の、20代~40代の会社員世代の男性のデータに着目すると、20代は61.5%、30代は66.4%、40代は62.6%の人がFXで利益を出していることが分かります。

一方、損失を出している人の割合は、20代38.5%、30代33.6%、40代37.4%ということになります。

【参考】「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」(一般社団法人金融先物取引業協会)

FXをやっている会社員の実態調査

次に、FXをやっている会社員にスポットを当ててみます。

先ほど引用した同調査結果には、FXをやっている人がどんな取引をしていて、どれくらいのキャリアなのかといったデータもあるので、それを見てみましょう。

まずは、年齢別の内訳から。

FXをやっている性別と年齢調査

男女比率で見ると、FXをやっている人のうち実に76.3%が男性です。

年齢別にみると20代が10.4%、30代が26.8%、そして40代が22.2%となっています。

30代と40代だけで半数を占めており、いわゆる働き盛りの人は「FX盛り」でもあることが分かります。

FXの取引年数に関する調査

次に、FXの取引年数。

FXの取引経験年数

20代は年齢的にFX歴が浅い傾向が見られるものの、他の世代では80%以上の人が1年以上のFX歴を持っています。

どれくらいの規模でFX投資をしているのかについては、各世代ともに「20万円未満」が最も多く、「100万円以上」と回答している人は多くても30代の11.6%となっています。

FXは副業なの?副業禁止の会社でも始めて大丈夫?

会社員にとって気になるのは、FXが副業にあたるのか否か。

結論から言うと、社内規定で特別に名言されていない限りは副業にはあたりません。FXは株などと同様「投資」であり、「労働」ではないからです。

たとえば、不動産経営も投資に分類されるため、FXと同様に副業として取り組んでも問題ない場合が普通です。

もし投資が禁止されてしまったら、先祖代々所有している土地にアパートを建てたり、駐車場にしたりといった資産家の経済活動も不可ということになってしまいます。

投資に熱中するあまり本業がおろそかになってしまうのは問題ですが、定義上では副業にあたらないと解釈されるのが普通です。

FXをやっていることが会社に知られないようにするには?

いくら「FXは副業にはあたらない」とはいえ、余計な詮索はされたくないでしょうし、何となく勤務先に知られたくない方も多いでしょう。

FX会社に口座を開設する際にはマイナンバーの提出を求められるため、「マイナンバーから紐づけられて知られてしまうのでは?」と不安を感じる方もいます。

しかし、これについてはFX会社から勤務先に何か通知が行くわけでもありませんのでご安心ください。

勤務先に知られる可能性として考えられるのは、確定申告によって住民税の金額が変動し、その誤差が指摘されるケースです。

副業をしていない場合、当然ながら年収は勤務先の年収と同じですよね。

住民税額は年収から算出されるため、会社の経理部門では年収額に応じた住民税額を正確に把握できます。

しかし、FXで一定以上の収入があると、会社が把握している住民税額と異なる金額になります。

この差異によって「何か他に収入があるのでは?」となってしまうわけです。

確定申告時に住民税の納税方法を「普通徴収」にすることで、この問題は回避することができます

この方法についてはFXと税金について詳しく解説している記事がありますので、そちらも併せてお読みください。

会社員にFXは向いている?メリット・デメリット

ここでは、会社員が副業のようなイメージでFXをするメリットとデメリットについて解説します。

会社員ならではのメリットがある一方で、同じく会社員ならではのデメリットもあります。

それぞれ整理すると、以下のようになります。

社会人がFXを行うメリット

  • 金融関連のニュースに関心がわき、理解できるようになる
  • 数万円程度の資金でも始められる
  • 夜も取引可能なので、仕事が終わってからでもできる

社会人がFXを行うデメリット

  • 資金を失うこともある
  • 取引ができるのは平日のみ

それでは、メリットとデメリットについて個別に解説していきましょう。

FXのメリット

平日の昼間に働いており、「あわよくば副収入を得たい」と考えている会社員にとって、FXは始めやすい投資だと言えます。

その理由を、4つのメリットから解き明かしていきましょう。

金融関連のニュースがわかるようになる

FXは外国為替市場を舞台にした投資です。

政治や経済のニュースが値動きに影響を与えることも多いため(こうした値動き要因のことをファンダメンタルズといいます)、FXをやっていると国際情勢や経済関連、金融関連のニュースに敏感になります。

さらに、FXは金融商品の一つですが、こうした世界に関わりを持つことにより、マネーリテラシー(お金を知り、活用するための知識)を高めることができます。

資金以上の額面で取引することもできる

FXにはレバレッジという仕組みがあり、これを利用すると実際の投資額に対して25分の1の投資金があれば取引が可能になります。

実際に25分の1の資金でトレードするのはリスクが高すぎるため避けたいところですが(詳しい解説は後ほど)、レバレッジという仕組みはFXの特徴の一つと言えます。

実効レバレッジを下げればリスクを軽減できる

例として、日本円と米ドルの通貨ペアで計算をしてみましょう(ここでは分かりやすいよう、1ドル=100円と仮定します)。

多くのFX会社では1,000通貨単位からの売買が可能なので、1,000ドル分のポジションを建てるときに必要な資金は10万円です。

しかし最大のレバレッジである25倍を適用すれば、取引に必要な資金(証拠金といいます)は25分の1にあたる4,000円となります。

もし買いポジションを保有している状態で1ドルが100円から101円に変動すると、1,000ドル分を保有しているので、1,000円の利益が発生します。一方、100円から99円に変動した場合は1,000円の損失となります。

平日なら夜中にも取引できる

取引時間

外国為替市場は、時差の関係でそれぞれの市場が異なる時間帯に動いています。

土日は外国為替市場がお休みになりますが、月曜日の早朝から土曜日の早朝まで、24時間いつでも取引が可能です。

これは平日の昼間、就業時間中は取引が難しい会社員の方々にとっては嬉しい特徴と言えるでしょう

日中に働いている方々の生活サイクルを考えると、最も取引をしやすいのは平日の夜ではないでしょうか。

特に日本時間の21時から24時はロンドン市場やニューヨーク市場といった取引量の多い市場が動いているため、活発な値動きが期待できます。

また、この時間帯は市場参加者が多くなり取引量も増えるため、値動きが乱高下しにくい傾向があります。

副業のようなイメージでFXに取り組むデメリット

主に考えられるデメリットは、FXがハイリスク・ハイリターン投資に分類されること、そして週末は市場がお休みになることです。

資金を失うこともある

FXに限らず、投資には必ずリスクがあります。

先ほどレバレッジについて解説したとおり、FXは資金以上の額面を動かすことができます。

資金が10万円・1ドルが100円であれば、理論上は2万5,000通貨までのポジションを保有することができます。

もしここから1ドルが101円に動けば2万5,000円になりますが、逆に99円に動いてしまったら2万5,000円のマイナスになり、10万円のうち25%もの損失が出ることになります(実際には証拠金が不足して、もっと早いタイミングで強制ロスカットになります)。

また相場がの変動が激しいとき、場合によって預けた証拠金以上の損失が出てしまうこともあります。

実質レバレッジを抑えることができるトレードの仕方によってはリスクが高くなってしまうことを理解しておく必要があります。

先ほどの例でリスクを軽減するのであれば、資金額の目一杯までポジションを保有するようなことはせず、実質的なレバレッジを下げていくのが有効です。

平日しか取引ができない

会社員の休日というと、土曜日と日曜日であることが一般的。

しかし週末は外国為替市場もお休みとなるため、レート変動は止まったままで、注文を出しても約定しません。

FX会社によっては週末にシステムのメンテナンスをする場合もあるため、「土日に売買画面を開いてゆっくりとチャート分析をしよう」といったこともできない場合があります。

FXで実際に副収入を得ている方を紹介!

それでは実際に、本業を持ちながら副業のようなイメージでFXで実績を出している方を紹介します。

のぶしさんは現役の歯科医でありながら、学生時代から取り組んでいるFXでも副収入を得ています。

項目 のぶしさんの設定
対象通貨ペア ドル円、ユーロドル、ポンド円
月間トレード回数 3通貨ペアそれぞれで1日1回ほどのトレードチャンスがあるので、月に20~30回×3回で、60~90回ほど
勝率 86.9%(2019年11月11日~12月11日)
1回の取引単位 20万通貨
分析ツール RSIの計算式を改変して、ダマシに強くした自作インジケーターで相場を分析
平均利幅 1回のトレードで5~30pips

⇨のぶしさんブログ
⇨のぶしさんTwitter

負けてしまう人の敗因は?

FXを始める多くの人にとっての目的とは、お金を増やすことでしょう。

しかし投資に「絶対」はないので、負けてしまう人もいます。

それでは、どんな人が負けてしまうのでしょうか。

とあるFX投資家が実際に損失を出してしまった主な理由と、その対策をご紹介しましょう。

根拠の薄い、もしくはない取引をしてしまった

テクニカル指標とファンダメンタルズ分析をしっかりと行い、自信が持てるトレードのみを行う。気分や雰囲気だけで投資判断をしない。

損切りができなかった

人間の感情に任せると損切りを躊躇してしまうので、最初のエントリー時に損切りの注文を出し、人間的な感情を排して自動的に損切りをしてしまう。

損切りのタイミングが早すぎた

逆に損切りをシビアにしすぎたことが原因なので、過去の値動きなどを分析して損切りポイントの正確性についてテクニックを磨いていく

自分に合った証拠金倍率を超えた倍率での取引をしてしまった。

資金いっぱいまでポジションを取って実効レバレッジを高くしすぎるのは危険。資金の余裕を持つことを忘れずに。

レートの確認ができない環境にあった、または確認できる環境にあったが確認していなかった。

勤務中などレートをチェックできない時間帯がある場合は、指値やIFD、IFOなどの注文方法を使って自動的に注文が出されるようにしておく。

この記事の執筆者

鹿内武蔵

FXライター

鹿内武蔵

SHIKAUCHI MUSASHI

略歴

国内唯一の月刊FX情報誌、FX攻略.comの元副編集長として、2008年の創刊時より取材・編集・執筆に携わる。 多くの勝ち組トレーダーや証券会社を取材してきた経験を活かし、FXが国民的投資になることを目標に活動中。各種メディアでの執筆の他、トレーダーとしてFXの運用も行っている。 →エフプロ執筆者・監修者一覧

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※1:ファイナンス・マグネイト社調べ(2012年1月~2019年12月)

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