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FXインジケーター入門|MACDとは?売買サインやシグナル精度を高める方法を紹介

MACDはFXの相場を分析をする際に利用するテクニカル指標のひとつです。この記事では、MACDの基本から具体的な使い方まで初心者にもわかりやすく解説していきます。

記事のまとめ

  • MACDとは、2本の移動平均線の差を利用して相場の周期とタイミングをつかむテクニカル指標
  • MACDは大きなトレンドを捉えるのに有効的
  • MACDは短い時間足だとトレンド転換を正確に判断しづらくなるため注意が必要
  • 売買タイミングをつかむにはMACDとシグナルの位置関係を知っておくことが重要

そもそもインジケーターってなに?

「インジケーター」とは、「FXの相場を分析するときに使うツール」のことです。インジケーターのシグナルを使用して、売買のポイントを探す時に役立ちます。

インジケーターの種類には、トレンド系インジケーターとオシレーター系インジケーターがあります

【トレンド系インジケーターとは?】

為替相場が上昇トレンドにあるのか、下降トレンドにあるのか判断するための指標

トレンド系インジケーターは、主に順張りのトレード(トレンドの流れと同じ方向にエントリーする)に向いています。相場の流れをつかみ、トレンドに乗るための指標を示してくれます。

【オシレーター系インジケーターとは?】

相場が買われすぎか売られすぎの状態か判断するための指標

オシレーター系のインジケーターは、逆張りのトレード (トレンドの流れと逆にエントリすること)に向いています。

トレンド系とオシレーター系の主なインジケーターはそれぞれ以下のとおりです。 今回ご紹介するMACDは、オシレーター系のインジケーターに分類されます。

種類指標
トレンド系インジケーター移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表
オシレーター系オシレーター系MACD、RSI、ストキャスティクス

【MACDって何?】初めに知っておきたいMACDの基本

MACDとは何?という方のために、MACDの基本や使い方を紹介します。

MACDとはどういうインジケーターなの?

MACDは、2本の異なるEMA(指数平滑移動平均線)の乖離を表示したものです

MACDは、”Moving Average Convergence Divergence”の略で、日本語では「移動平均収束拡散手法」と訳され、「マックディー」あるいは「エム・エー・シー・ディー」と呼ばれます。

インジケーターは「順張りタイプ」か「逆張りタイプ」に分かれますが、MACDは「逆張りタイプ」のインジケーターと言えるでしょう。

歴史としては1970年代に作成されたもので、ニューヨークのシグナラート・コーポレーションのジェラルド・アペルによって開発されました。

MACDは、下のような特徴を持っています。

    【MACDの特徴】

  • シグナルの発生が早い
  • シグナルの精度が高い
  • 売買のタイミングをつかみやすい

FX初心者でもトレードに用いやすいインジケーターではないでしょうか。ここからは、MACDがどのような仕組みで動いているインジケーターなのか説明していきます。

MACDの仕組みは?

MACDは、EMA(指数平滑移動平均線)の長期線と短期線の差を利用して、相場の周期とタイミングを捉えます。

EMAは単純移動平均と異なり、「新しい価格の方が相場に与える影響力が強い」という考えから、新しい価格の比重を高めて価格の平均を計算したものです。

EMAを使用することで、相場の方向性を判断したり、トレンドの強さや勢いを把握したりすることが可能です。

MACDは、EMAから算出される基本となる線(テクニカル名と同じMACDという線)と、MACDの移動平均線であるシグナルと呼ばれる2本の線の推移でマーケットの判断をします。

実際にMACDのチャート図を見てみましょう。

ローソク足チャートの下部に、「緑で表示された線」がMACDのラインです。また、ローソク足チャートの下部に、「青で表示された線」がシグナルのラインです。

MACDの計算方法

MACDは以下の計算式で算出されます。

MACD=短期EMA-長期EMA

通常の日足分析においては、短期EMA期間は12、長期EMA期間は26とするのが一般的です。

また、MACDの移動平均であるシグナルとともに2本の線で分析することが多く、シグナルの平均期間は9が一般的です。

MACDのチャートには、棒グラフも合わせて表示されています。先の添付チャート『EURUSD-Daily(MACD)』で、ローソク足チャートの下部に、「赤で表示された棒グラフ」のことです。

この棒グラフは、「ヒストグラム」と呼ばれ、MACDラインとシグナルラインの差を表示したもので、MACDから生まれたMACD2に用いられています。

ヒストグラムは、次の計算式で導き出すことができます。

MACDヒストグラム=MACD-シグナル

ヒストグラムが、数値「0のライン」より上に出ている場合は「買い圧力」が強く、「0のライン」より下に出ている場合は「売り圧力」が強いと考えることができます。

知らなきゃ損!MACDの注意点2つ

MACDはトレンドの転換点を測るのにとても便利なインジケーターですが、気をつけなければならない注意点が2点あります。

    MACDの注意点

  • 短い時間足だと「ダマし」が発生しやすいこと
  • 横ばいのレンジ相場だとトレンド転換シグナルが機能しない可能性があること

短い時間足だと「ダマし」が発生しやすい

MACDの注意点として、短い時間足では「ダマし(テクニカル分析で売買サインが出ているのに、相場がサインとは逆方向に動くこと)」が発生しやすいことを頭に入れておかなければなりません。

短期の時間足で発生したMACDのシグナルは、機能しないことがあります。先ほども説明したように為替相場では、より長い時間足のトレンドに引っ張られます。

例えば、日足レベルの時間足が上昇トレンド中の場合は、4時間足や1時間足のチャートも上昇トレンドを描きやすい傾向があります。

短期の時間足でMACDがデッドクロス(上昇トレンド中に下降トレンドに転じるシグナル)が発生した場合でも、継続して相場が上昇することはよくあります。

MACDのシグナルを短い時間足のチャートだけで判断すると、より長い時間足のトレンドに引っ張られて「ダマし」に合う可能性が高くなります。

「ダマし」の発生によりトレンドの転換を正確に見極めることは難しいため、MACDはその他のインジケーターと組み合わせて分析することが重要です。

横ばいのレンジ相場だとトレンド転換シグナルが機能しない可能性がある

MACDは、横ばいのレンジ相場だとトレンド転換シグナルが機能しない可能性が高まります。

チャートのローソク足が狭い値幅を上下している、「もみ合い」の状態になることが相場ではあります。この「もみ合い」のような、値動きが横ばいの相場の状況を「レンジ」といいます。

MACDがレンジ相場で機能しない理由は、MACDラインとMACDシグナルがもつれ合い、明確なシグナルが出ないからです。MACDラインとMACDシグナルが横ばいに絡みあう状況では、エントリーサインである明確な「ゴールデンクロス」や「デッドライン」が発生しません。

さらにエントリーサインが出たとしても、ダマしである可能性が高くなります。MACDのシグナルがレンジ相場では機能しにくいため、シグナルの精度が落ちます。

MACDでの取引手法!実践的な見方・使い方解説

MACDの実践的な見方や使い方について解説していきます。

MACDの見るポイントはココ

ここでは実際に取引に用いることができるMACDのトレードサインについて説明していきます。

レンドとMACDの関係性

価格がトレンドを形成しながら上昇する時、まず短期の移動平均線が上昇し、遅れて長期の移動平均線が上昇します。この時に、短期の移動平均線と長期の移動平均線の反応速度の違いから差が生じます。

上昇トレンドの初動から中盤では、ゼロ近辺から急上昇して、プラスの圏内で推移します。つまり、MACDがプラス圏にあれば上昇トレンドであり、反対にマイナス圏にあれば下落トレンドが形成されているという判断ができるでしょう。

MACDの反転逆転が重要

MACDが以前に反転した位置が、後々の反転するポイントのめどになります。

大きなトレンドが発生している際に、相場の流れとMACDが逆に動いた場合は、相場の天井や底値が近いことを示唆しています。

つまり、相場が下落している時に、MACDが上昇を始めた場合は、近いうちに相場が底を付けて、上昇に転じる可能性があるということです。反対に相場が上昇している時に、MACDが下落を始めた場合は、近いうちに相場が天井を付けて、下落に転じる可能性があるということです。

ダイバージェンス現象が表れたら価格変動のサイン

「ダイバージェンス現象」とは、相場のトレンドとテクニカル指標のトレンドが逆行することです。

具体的には、高値圏で価格が以前の高値水準よりもさらに上昇しているにもかかわらず、MACDは以前の高値をつけた時の水準よりも低い状態のことです。

この場合、その後大きく下落する可能性が高いとされます。一つのトレード目安として考えておくと良いでしょう。

覚えておきたいMACDの売買サイン3つ

MACDの売買サイン3つ

  • MACDとシグナルの交差
  • MACD、シグナルとゼロラインの交差
  • ダイバージェンス

MACDとシグナルの交差

MACDとシグナルの位置関係から、MACDの買サインには「ゴールデンクロス」と「デッドクロス」があります。

「ゴールデンクロス」とは、下降トレンド中にMACDラインがMACDシグナルを上に突き抜けることをいいます。

「デッドクロス」とはその逆で、上昇トレンド中にMACDラインがMACDシグナルを下に突き抜けることをいいます。

下降トレンド中にゴールデンクロスが発生した場合、上昇トレンドへ転換するサインとなります。下降トレンドの転換を狙って、ゴールデンクロスの発生のシグナル時に買い注文を出すことで、「逆張り」のトレードができます。

反対に上昇トレンド中のデッドクロスの発生時に、売り注文を出すことでも「逆張り」のトレードができます。

この交差はゼロラインから離れた、より高い山での売りサイン、より深い谷での買いサインほど有効となります。

MACD、シグナルとゼロラインの交差

MACD、シグナルがゼロラインと交差することも重要なサインとなります。2本の線がゼロラインを上抜いた時には「上昇トレンドの継続」を意味し、ゼロを下抜いた場合は「下落トレンドの継続」を意味します。

ダイバージェンス

MACDでのダイバージェンスとは、相場が上昇トレンドにあるときに、MACDのトレンドラインが下降トレンドを示しているような場合をいいます。

ダイバージェンスは、相場の転換を暗示するものとされており、MACDのダイバージェンスも相場の天底の出現を示唆する可能性が高いサインです。

ドル円ローソク足 日足チャート MACD ダイバージェンス

MACDのチャートを見てみよう

MACDの基本的な使い方としては、以下のような流れになります。

    1.基本となる線である「MACD」が下向き(右肩下がり)で、「シグナル」が「MACD」より上にある時、相場は弱いと見ます。

    2.その後、「MACD」の下降がなだらかになり、「MACD」が「シグナル」を上抜けるとゴールデンクロスであるため「買い」のタイミングです。

    3.その後、「MACD」の上昇がなだらかになり、「MACD」が「シグナル」を下抜けるとデッドクロスであるため「売り」のタイミングです。

    4.その後、「MACD」の上昇がなだらかになり、「MACD」が「シグナル」を下抜けるとデッドクロスであるため「売り」のタイミングです。

ここで実際にMACDのチャートを見てみましょう。

上記のチャートに、「売りシグナル」と「買いシグナル」を表示しました。

グラフの数値に「0(ゼロ)」がありますが、「買い」のタイミングとなった後に、「MACD」と「シグナル」がともにゼロ水準を上回れば、シグナルの強さが増します。反対に、「売り」のタイミングとなった後に、ともにゼロ水準を下回れば、シグナルの強さが増します。

これは計算方法に由来しますが、MACDの計算を単純化すると「短期の移動平均線」から「中長期の移動平均線」の値を差し引くことで算出されます。

短期の数値がより強くないとゼロを上回ることができないので、より相場が強いと判断できます。逆に、短期の数値がより弱くないとゼロを下回ることができないので、より相場が弱いと判断できます。

MACDのシグナルの精度を高める使い方2つ

ここでは、MACDの精度を高める使い方をご紹介します。

    【MACDのシグナルの精度を高める使い方】

  • 短期のローソク足ではなく、長期のローソク足を使う
  • MACDと他のインジケーターを組み合わせる

短期のローソク足ではなく、長期のローソク足を使う

MACDは、短期のローソク足で使用するよりも、長期のローソク足で使用した方がシグナルの精度は高まります。トレンドは「より大きな時間足のトレンドに引っ張られる」という特徴があります。

短い時間足(たとえば5分足、10分足)のトレンドは、より長い時間足(1時間や4時間)のトレンドの流れに引っ張れます。

ですので、短い時間足でトレンド転換のシグナルがMACDで発生したとしても、より長い時間足のトレンドに引っ張られて転換点とならないことが多々あります。

MACDと他のインジケーターを組み合わせる

MACDを他のインジケーターと組み合わせることによって、相場の読みの精度を高めることも可能です

例えばオシレーター系のインジケーターの”RSI”と組み合わせることによって、トレンドの転換点をより精度を高く予想することができます。

RSIはトレンドの「買われすぎ」「売られすぎ」を指し示すシグナルを発するインジケーターです。RSIが買われすぎのシグナルを発生しているときは、上昇トレンドが下降トレンドに転換する可能性があります。

RSIで買われすぎのシグナルが出た時に、MACDのデッドクロスが発生した場合は、トレンドの転換が発生する可能性が高いと判断できるでしょう。

このように、MACDと他のインジケーターと組み合わせることによって、より精度の高い分析をすることが可能になるでしょう。

理解度チェック!MACDの練習問題にチャレンジ

【練習問題】

>ドル円ローソク足 日足チャート MACD

上記のチャートは、ドル/円(日足)のMACDです。

このチャートを見て、どのように判断して、どこで売買の注文を入れるのが適切かを考えてください。

【答え】

ドル円ローソク足 日足チャート MACD

添付のチャートに、「買いシグナル」を3か所「売りシグナル」を4か所示しました。

買いシグナル・売りシグナル(1)

「買いシグナル(1)」の手前で、MACDのラインとシグナルのラインが何回か交錯しています。これは「ダマし」と呼ばれるものです。どちらに動くか多くのトレーダーが迷っている状態でよく発生します。

そして、「買いシグナル(1)」で、MACDのラインとシグナルのラインが上向きになり、MACDのラインがシグナルのラインを上に抜けています。「買いシグナル(1)」の後は、大きく上昇しているので、この「買いシグナル」は成功例です。

「売りシグナル(1)」もその手前で「ダマし」が出ています。「売りシグナル(1)」の後は下落しているので、この「売りシグナル」は成功例です。

買いシグナル・売りシグナル(2)

「買いシグナル(2)」はうまく売り逃げれば利益になりますが、ポジションを保持し続けると「売りシグナル(2)」が点灯します。

「買いシグナル(2)」のポジションを保持している場合は、「売りシグナル(2)」でポジションをひっくり返すことになります。

「売りシグナル(2)」の後は大きく下落しているので、この「売りシグナル」も成功例です。

買いシグナル・売りシグナル(3)

「買いシグナル(3)」が現れたところで、利食い(利益確定)の買い戻しを行えば良いことになります。

「買いシグナル(3)」で「買いのポジション」を持った場合は、その後下落しているので、短期での売買ならば損切り(損失確定の売り)となる可能性が高いと考えます。

しかし、大局で見ると、この「買いシグナル(3)」は正しかったことがわかります。「買いシグナル(3)」の後で時間が経過すれば、相場は大きく上昇しています。「売りシグナル(3)」も、おおむね成功例と考えて良いでしょう。

買いシグナル・売りシグナル(4)

「売りシグナル(4)」に関しては、現時点ではその後の結果が出るまで成功か失敗かわかりません。

しかし、この添付チャートで、「売りシグナル(4)」が発せられたタイミングを見ると、ドル円は高値圏で、価格が以前の高値水準よりも上昇しているにもかかわらず、「売りシグナル(3)」が発せられた時のMACDの水準よりも、「売りシグナル(4)」が発せられた時のMACDが下に位置しています。

つまりこれは、ダイバージェンス現象が起きていると予想できます。

ダイバージェンスは、相場の転換を暗示するものとされており、MACDのダイバージェンスも相場の天底の出現を示唆する可能性が高いサインですから、この「売りシグナル(4)」には従った方が良いと考えます。

記事のまとめ

  • EMA(指数平滑移動平均線)の長期線と短期線の差を利用して、相場の周期とタイミングを捉えるテクニカル指標です
  • MACDはシグナルの発生が早く、売買のタイミングをつかみやすいという特徴があります
  • 短い時間足やレンジ相場だとトレンド転換シグナルが機能しないことがあるため注意が必要です
  • ゴールデンクロス(MACDがシグナルを上抜ける)が発生したら「買い」、デッドクロス(MACDがシグナルを下抜ける)が発生したら「売り」のタイミングとなります
  • MACDは長い時間足を使ったり、他のインジケーターと組み合わせることでシグナルの精度を高めることができます

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