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GMOクリック証券の提供する「はっちゅう君FXプラス」とは?

はっちゅう君FXプラスにはどんな機能があるのだろう?

男性のイラスト

GMOクリック証券の提供するFX取引ツールの「はっちゅう君FXプラス」はパソコンにインストールして使用するタイプの取引ツールです。

この記事では、素早く注文することができるメリットや分析に向かないデメリットなど解説していきます。

※本記事は、提携する企業のPR情報が含まれます。 掲載するサービス及び掲載位置に広告収益が影響を与える可能性はありますが、サービスの評価や内容等は当サイトが独自に記載しています。

GMOクリック証券「はっちゅう君FXプラス」の特徴

GMOクリック証券の提供するFX取引ツールの「はっちゅう君FXプラス」。パソコンにインストールして使用するタイプの取引ツールで、FX取引を頻繁に行うパワーユーザー向けのツールとして位置づけられています。

はっちゅう君FXプラスの特徴は、主に以下の4点です。

  • シンプルな構成で素早い発注がスムーズに行える
  • EXモード最大取引通貨500万通貨まで可能に
  • 短時間の足種が豊富で短期トレードに向いている
  • マウスでの操作性が良く直感的に使いこなすことができる

素早い発注がスムーズに行えるように考えられた画面構成と操作性が、はっちゅう君FXプラス最大の特徴です。1クリックで、さまざまな注文が行えるので、トレードタイミングを自分の望みに可能な限り近づけることができます。

はっちゅう君FXプラスは、約定スピードが従来比で約6倍だという「EXモード」も搭載されています。1回の取引数量も最大で500万通貨。通常モードでは100万通貨までなので、約5倍のボリュームまで売買が1度にできます。

スピード注文画面で「Exモード」を表示している図

また、EXモードは、通常モードとは違うスプレッドでの取引となります。通常モードとはどのぐらい違うのかについては、状況によって異なるため一概には言えません。ひとつの例として、例えば米ドル円のスプレッドなら、通常モードで0.2銭、EXモードで0.5銭、という具合に差があります。

多くの取引ツールに見られる日足・週足・月足。長期取引を行う際に参照することの多い時間足です。しかし、はっちゅう君FXプラスには、これらの時間足がありません。思い切って足種も短期のものを揃えることで、はっちゅう君FXプラスは超短期間のトレードを進めやすい環境を整えています。

はっちゅう君FXプラスの操作は、特にマウス操作に力を入れている点も特徴のひとつです。例えば、マウスドラッグによるチャートの拡大縮小など、パソコンにインストールするツールならではの使い勝手の良さが目を引きます。

はっちゅう君FXプラスで可能な注文方法

はっちゅう君FXプラスでは、どのような注文が可能なのでしょうか。素早い注文をサポートしているはっちゅう君FXプラスで特徴的な注文方法について解説します。

1クリックでトレード可能なスピード注文

はっちゅう君FXプラスの注文方法の中でも特徴的なのが、スピード注文です。1クリックで注文が完了します。あらかじめ、通貨ペアごとに注文パターンを設定できるため、新規・決済・ドテンいずれの注文も1クリックで完結するのです。

スピード注文画面では、キーボードのショートカットキーも使えます。取引数量や売買注文を、ショートカットキーだけで行うと、さらに素早い注文が可能に。

慣れるまではマウスと併用しての注文の方がやりやすく感じます。しかし、ショートカットキーに慣れると、マウスとキーボードを持ち変える必要もなく注文できることが、とても「便利」と思えるようになる人もいます。

ドテン注文(FIFO・LIFOの切り替え可能)で素早いトレードが可能

スピード注文画面上部中央には、「両建」のチェックボックスがあります。このチェックボックスを外すと、ドテン注文が可能な状態に。ドテン注文とは、新規・決済の区別がない注文で、1回の注文で現在保持しているポジションは決済し、逆のポジションを保持することもできる注文方法です。

はっちゅう君FXプラスでは、ドテン注文の動きをFIFO(First In First Out)にするか、LIFO(Last In First Out)にするかが選択できる点も特徴的。それぞれの動きは、以下のようになります。

はっちゅう君FXプラスの設定画面「スピード注文」タブで、「LIFO」を選択している図
  • FIFO:成約日時の古いポジションから順番に決済
  • LIFO:成約日時の新しいポジションから順番に決済

他のFX会社では、FIFO注文はできてもLIFO注文はサポートしていない、というケースがほとんどです。

ドテン注文をする際、保有しているポジションよりも少ない取引数量で反対売買を行うと、保有ポジションの中で指定された順番で決済するポジションが決まり、指定された数量分決済。残りのポジションはそのまま残ります。

両建てを有効にすると、買いポジションと売りポジションが両方保持できるようになるため、ドテン注文はできません

はっちゅう君FXプラスのスピーディーな操作性を活かせる注文方式は、スピード注文とこのドテン注文の2種類です。

その他はっちゅう君FXプラスで可能な注文方法

はっちゅう君FXプラスは、スピード注文・ドテン注文以外にも、多彩な注文が可能です。可能な注文方法についても、簡単にご紹介します。

成行

サーバーに注文が届いた段階でのレートで約定する注文。新規注文画面で、許容スリッページを「制限なし」としていると、発注時のレートとサーバーに注文が届いた段階でのレートの間に大きな乖離があっても必ず約定します。

標準(指値・逆指値)

指値・逆指値は、レートを指定して、そのレートに達したら発注する、という注文形式です。現在より有利なレート(買い注文なら現在よりも低いレート)を指定する場合は指値。現在より不利なレートを指定する場合は逆指値と呼びます。

OCO

2種類の条件を指定して発注し、先に条件を満たした方のみ発注し、もう片方の注文は取り消す、という注文方式です。例えば、レンジ相場を抜けるかどうかが分からない場合に、2方向どちらかの条件を満たした方の注文を活かしたい、という場合に使います。

IFD

新規注文・決済注文を1つずつ指定する注文方式です。新規・決済ともに、指値または逆指値で条件を指定します。

IFD OCO

新規注文を1種類、決済注文を2種類指定する注文方式です。決済注文は、利益確定用と損切り用の両方を指定する、という使い方がよく見られます。

一括決済

現在保有しているポジションを一括で決済する注文方式です。すべての保有ポジションは、成行で決済されます。

はっちゅう君FXプラスの便利な機能

はっちゅう君FXプラスならではの便利な機能は、素早い注文操作や豊富な注文方法だけではありません。他にも便利な機能として、4種類の機能をピックアップして紹介します。

チャート上からドラッグアンドドロップで注文変更

未成約の注文は、チャート上でライン表示されます。そのラインをドラッグアンドドロップすると、動かした場所のレートで注文変更画面が表示され、そのまま指定のレートで注文変更が可能です。

いちいち注文中一覧から該当の注文を指定することなく、チャートの中だけで注文変更が完結します。実際に操作してみると手間をかけずに注文変更できるため、とても便利に感じる機能です。

覚えると便利なショートカットキー

はっちゅう君FXプラスの画面を見ていると、ボタンなどの横に「(C)」などの表示があります。これは、ショートカットキーと言い、ボタンをマウスでクリックしなくても、キーボードの特定キー(大抵は2つのキーの組み合わせ)を押すだけで、そのショートカットキーに紐づけられた処理を実行する機能です。

はっちゅう君FXプラスのヘルプに、さまざまなショートカットキーが一覧として掲載されているので、よく利用する機能については、覚えておくと便利です。例えば、メインメニューから新規注文画面を呼び出したいときは「Ctrlキー+N」の2種類のキーを同時に押します。

口座情報画面で資金の状況を把握できる

口座情報画面では、資金の状況が分かりやすく表示されています。証拠金維持率はもちろん、レバレッジ倍率証拠金ステータスなど、現在の状態が適正かどうかということも確認可能です。

レバレッジは25倍まで可能ですが、そこまで投資をしていると、証拠金維持率がロスカットの基準にかなり近づき危険な状態になります。口座情報画面で、レバレッジがあまり高くなっていないかどうかは、常に確認しましょう。

サウンドのカスタマイズも可能

はっちゅう君FXプラスでは、注文音・約定音・アラート音の3種類をカスタマイズして好きな音に変更可能です。特徴的なサウンドを指定することで、アラートを見逃す可能性も減らすこともできます。

はっちゅう君FXプラスをインストールすると、既定のサウンド以外にもさまざまなサウンドが一緒に入ってくるので、好みのサウンドを選んでみましょう。

mp3形式またはwav形式の音声ファイルなら何でも指定できるので、お気に入りのサウンドを探してきて設定することもできます。

はっちゅう君FXプラスを使うメリット4つ

はっちゅう君FXプラスを使うメリットは4点あります。いずれも、はっちゅう君FXプラスを使う理由として大きなポイントですので、ぜひ確認しておきましょう。

短期で大量の取引をしたい人に向いている機能が多い

はっちゅう君FXプラスは、短期トレードで、大量の数量を一度に取引したい人に向いている機能が充実しています。500万通貨まで一度に注文できて、約定スピードも約6倍で、スキャルピングに近いスタイルの取引も十分に可能です。

ただし、1日の取引上限数量は5,000万通貨なので、10回500万通貨の注文を行ったら、その日はもう注文できなくなる点には注意しましょう。

ストレスなく1クリックで注文可能

1クリックで注文が完結する点も、はっちゅう君FXプラスを利用する大きなメリットになります。通貨ペアごと+注文方法ごとに、注文内容の設定ができるので、その設定に変更がなければそのまま注文が可能です。

逆に、新規注文はまとめて同じ設定にしたい、という場合は、通貨ペアを選択せずに設定することもできます。

自分の好きな範囲で、注文に関する設定ができるため、「あ、〇〇を設定し忘れて注文してしまった」というようなミスを減らせる点も1クリック注文の良さです。

チャート表示も含めて操作性が良い

チャートの表示、チャート上からの注文も含めて、マウスでの操作やショートカットキーなどを豊富に用意。操作性が良い点も、はっちゅう君FXプラスを利用するメリットです。

親会社のGMOグループはIT企業であり、ツールの操作性、使用感の良さには定評があります。その技術料によって、OS特有の「使いやすい」操作を可能にしているのです。

ドテン注文が使える

ドテン注文も、はっちゅう君FXプラスでのスピーディーな注文をサポートする機能です。取引数量と売り・買いどちらかの注文を選ぶだけで、すぐに反対のポジションを保有できるようになります。

同じような注文方式は、全FX会社がサポートしているわけではありません。中でも、はっちゅう君FXプラスは操作性が良いため、ドテン注文によって素早く反対売買を行いたいと考えているパワーユーザーにとっては、使い勝手が良くメリットを感じる要素です。

はっちゅう君FXプラスを使うデメリット3つ

はっちゅう君FXプラスはさまざまなメリットを持つ取引ツールですが、デメリットいくつかあります。どのようなデメリットがあるかについても、メリットと併せてチェックしておいてください。

WindowsOSのパソコンでしか使えない

マウスのドラッグアンドドロップなどWindowsOS特有の動きをサポートしているためか、はっちゅう君FXプラスは、WindowsOSのパソコンでしか使えません。Macのパソコンで使いたい場合やiPadで使いたい、といった人にとっては、動作環境の狭さはマイナスポイントとなります。

使用できるテクニカル指標が少なめ

チャートを表示しながら、チャート上から注文もできるはっちゅう君FXプラス。しかし、使用できるテクニカル指標は、トレンド系4種類、オシレータ系4種類など少なめです。標準的なテクニカル分析をするには十分なのですが、もっと深くテクニカル分析をしたいという人にとっては、少々物足りないサポート数です。

日足など期間が長めの足種がない

ここまで見てきた通り、はっちゅう君FXプラスは、短期トレードに機能のすべてを割り振っているという印象さえあります。日足・週足・月足は、スイングトレードや長期トレードには欠かせない時間足です。はっちゅう君FXプラスは、長期取引にはあまり向かないツールと言えます。

長期取引をする場合は、ブラウザ版の取引ツールやチャート分析ツールを別に利用するなどの方策を検討すると良いでしょう。

はっちゅう君FXプラスを使う際の注意点は?

はっちゅう君FXプラスを使う際の注意点も2点ほどあります。どのような点に注意してつかえばいいのかを確認しておきましょう。

大量の数量で取引する場合は1日の取引上限に注意

通常モードなら1回に100万通貨まで、EXモードなら1回に500万通貨まで取引が可能ですが、1日の取引上限数は5,000万通貨まで。さらに建玉上限は4,000万通貨という制限があるため、超短期取引が無制限に行えるわけではない点には留意が必要です。

大量の取引をする場合は、取引数量を減らして取引回数を多くするか、取引数量はそのままで、取引タイミングを少なくするかを考えておくのも良いでしょう。

他のテクニカル指標を使いたい場合はプラチナチャートプラスを併用

はっちゅう君FXプラスでサポートしているテクニカル指標の数に不満が出てくるかもしれません。その場合は、はっちゅう君FXプラスの画面から呼び出せる「プラチナチャートプラス」を活用しましょう。

さまざまなテクニカル指標を用いて大まかなチャート分析を行った後、操作性の良いはっちゅう君FXプラスでトレードをする、というように、自分なりのトレードスタイルを決めていきましょう。

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