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2018.05.13更新

FXとは何?

【FX初心者向け】トレードスタイル4つの特徴と失敗しない選び方とは

この記事に書いてあること
  • FXには、超短期投資から長期投資まで4つのトレードスタイルがあります。
  • トレードスタイルを知っておかないと情報収集などで無駄な時間をかけてしまいます。
  • 初心者や社会人には時間がとれなくてもできる中期投資(スイングトレード)がおすすめです。
  • 学生には数分単位・スマホで取引できる超短期投資(スキャルピング)がおすすめです。
  • 主婦には日中の動きを追いやすい短期投資(デイトレード)もおすすめできます。
  • 自分に合ったトレードスタイルを見つけるには、少額でも実際にFXを始めるのがおすすめです。

初心者がまずトレードスタイルを決めるべき理由

トレードスタイルを決めると、FXの為替取引における情報収集を最短で行えるようになります

トレードスタイル(取引スタイル)とは「どのくらいの期間で取引を行うか」「どの時間帯で取引をするか」といったトレードに対する基本的なスタイルのことです。

自分に合ったトレードスタイルを見つけることは重要な戦略です。

FXには膨大な量の取引手法や分析手法、ルールがあり、それをすべて網羅するのはとても大変です。

自分のトレードスタイルが決まっていると、それを基準に身につけるべき知識を取捨選択できるようになるので効率的です。

例えば、朝と深夜しか取引できない人が、昼間メインの取引における知識を学習するのは非効率でしょう。

FXは、取引をする期間の長さによってリターンやリスクが変わります。FX取引の時間帯によっては値動きも変わってきます。

今回は、数あるトレードスタイルの特徴を踏まえ、各トレードスタイルに向いている人を解説します。

FXの取引は平日24時間可能

24時間取引可能なFX

FXは株と異なり、土日以外は早朝であっても夜中であっても取引をすることができます

それは、株が東証という「単一の市場」しかないのに対し、FXは時差によって「世界中の市場」で取引がされ続けることに起因しています。

日本の市場が終わる夜には、ロンドンなどのヨーロッパで市場がオープンし、日本時間の夜中にアメリカの市場がオープンします。

そして、日本時間の早朝にはオーストラリアやニュージーランドの市場がオープンします。

結果として、24時間世界中のどこかで取引がされることになるのです。

⇒FXとは何なのか?もう一度基礎知識をおさらいする

FXのトレードスタイル4つとその特徴

FXのトレード方法は、長期投資中期投資短期投資超短期投資の4つのトレードに大別することができます。

それぞれ相対的に比較すると、以下のようになります。

取引期間の目安 トレード手法
長期投資 数週間~数年 ポジショントレード
中期投資 数日~数週間 スイングトレード
短期投資 1日以内 デイトレード
超短期投資 数秒~数分 スキャルピング

次章では、それぞれの投資方法について、詳しい特徴を解説します。

ゆるっと投資?長期投資のメリット・デメリット

長期投資とは、ポジション(持ち高)を保有する期間が最も長いトレードスタイルのことです。

一度通貨を購入(エントリー)したら、数ヶ月から数年間、長期保有します。

長期投資はとくに忙しくて頻繁にレートをチェックできない人におすすめです。

長期投資のメリット
  • 経済動向を分析すると値動きの予想がしやすい
  • トレードを頻繁にしなくてよいので時間的にも精神的にも楽
  • スワップポイントを貯めやすい
長期投資のデメリット
  • 値動きが大きいので損失も大きくなる
  • 元手以上の金額で取引するとロスカット(強制決済)されやすい

まずはメリットについて解説していきましょう。

長期投資のメリット

長期投資のメリットは大きく3つあります。

(1)経済動向の分析から値動きの予想が可能

長期投資はファンダメンタルズ分析が機能しやすいといえます。

FXのファンダメンタルズ分析とは、アメリカや日本の経済状態を分析したり、中央銀行の金融政策を分析したりして、今後の為替の方向性を探ることをいいます。

長期投資だと1日や数日で売買を行うわけではないので、イレギュラーが起きづらくレートが経済動向に沿った動きをしやすいのです。

(2)トレード頻度が少なく時間的・精神的に楽

長期投資は一度ポジションを持てばそのまま放置してもよいので、トレードに時間をかけたくない人や忙しい人におすすめです。

小さな値動きに神経をすり減らさなくてよいので、精神的にも比較的楽だといえます。

(3)スワップポイントを貯めやすい

スワップポイントとは、金利差調整分と呼ばれており、各通貨間の金利差のことです。

FXの場合、低金利な通貨を売り、高金利な通貨を買って(豪ドル円、南アフリカランド円など)保有することで、毎営業日スワップポイントが付与されます。

経済状態が変化しない限りはこのスワップポイントをもらい続けることができます。

そのため、保有期間が長ければ長いほどスワップポイントが蓄積され大きな利益となるのです。

為替相場の変動に関わらず付与されるスワップポイント狙いで長期投資をするFXトレーダーも多くいます。

長期投資のデメリット

長期投資のデメリットは、主に2つです。

(1)値動きが大きいため損失も大きくなる

長期投資では保有期間が長いため値動きも大きくなります

一般的に、FXの為替の動きは、短期よりも長期でみたほうが変動率は大きくなります。

1日では数十銭しか動かないとしても、何年もの長期スパンで見れば数円、数十円と為替は変動します。

そのため、長期投資は大きく利益を上げられることもある一方、見通しが誤っていれば大きく損失を被ることにもなります。

(2)ロスカット(強制決済)がされやすい

FXの場合、レバレッジをかけ、資産の何十倍もの額の通貨を売買することが可能です。しかし、長期投資の場合にレバレッジをかけすぎると危険です。

長期的に投資をしていると、政治的・経済的な突発的なイベントにより為替が大きな値動きをすることがあります。

一時的な為替変動で、証拠金残高の水準以下まで損失が見込まれた場合、ロスカットによって自動的に手持ちのポジションが決済されてしまいます。

長期投資でレバレッジをかけすぎると、このロスカットが起きやすくなるのです。

長期的な変動予測が合っていたかもしれないのに、短期的な値動きだけで判断され、強制決済されるの非常にはもったいないです。

長期投資だと損失も拡大しやすいため、元手を最低限にし、レバレッジを大きくかけて取引したい人には長期投資はおすすめできません。

一番人気!中期投資のメリット・デメリット

中期投資とは、ポジションを保有する期間が数日から数週間のトレードスタイルを指します。
このレベルの期間でのトレードを「スイングトレード」ともいいます。

中期投資は、FX投資としては最も一般的なスタイルなので、どのトレードスタイルにしていいかわからないという人にはおすすめです。

中期投資のメリット
  • 王道の分析手法が2通りあり自分に合うほうを選べる
中期投資のデメリット
  • 長期投資よりは頻繁にレートをチェックする必要がある

中期投資のメリット

(1)王道の分析手法が2通りあり自分に合うほうを選べる

分析手法としては、長期投資で紹介した「ファンダメンタルズ分析」に加え、「テクニカル分析」が機能しやすいとされています。

テクニカル分析とは、過去の値動きを参考に主に統計学を用いて、今後の相場の方向性を探ろうとする分析方法です。

自分の得意なほう、なじみのあるほうを選んで分析できるのは中期投資ならではのメリットです。

中期投資のデメリット

(1)長期投資よりは頻繁にレートをチェックする必要がある

中期投資は長期投資以上に頻繁に売買を行うので、しっかり売買を行う時間のある人に向いています

片手間に投資を考えている人には、少し煩わしいかもしれません。

しかし、後述する短期・超短期投資ほどはチェックする必要はないため、まずは中期投資から試してみてもよいでしょう。

ストレス軽減!短期投資のメリット・デメリット

短期投資とは、ポジションを保有する期間が主に1日以内であるトレードスタイルをさします。
これは、デイトレードとも呼ばれます。

短期投資のメリット
  • 取引がその日のうちに終わるので就寝中の心配がいらない
短期投資のデメリット
  • 経済動向の分析があてにならない

短期投資のメリット

1日でポジションを決済するためポジションを翌朝まで持ち越さないで済む

FXは24時間取引ができるのが魅力ですが、逆を言えば、日本時間の夜中など、就寝中にも日本以外の市場で相場が急変することがあります

眠っている間に大きな損失が出ていた、なんて話も珍しくありません。

中期投資など、日をまたいで取引が続く場合は、「常に相場が気になって眠れない」というトレーダーもいるようです。

短期投資はそのようなメンタル面でのリスクも避けることができます。

短期投資のデメリット

経済動向の分析があてにならない

短期投資の場合、ファンダメンタルズ分析があまり有効ではなくなります。

数時間程度での取引になるため、相場の動きがファンダメンタルズで予想した経済動向の方向性と真逆の方向にいくことも多々あります。

短期投資を考えている方は、チャートの5分足をベースにしたテクニカル分析がおすすめです。

いつでもどこでも!超短期投資のメリット・デメリット

超短期投資とは、ポジションを保有する期間が数分場合によっては数秒のトレードスタイルをさします。

このトレードスタイルをスキャルピングといいます。

超短期投資のメリット
  • リスクを最小限におさえることが可能
  • 回数をこなすため相場感覚が早く身につく
超短期投資のデメリット
  • チャートに張り付く必要がある
  • 取引回数が多く手数料がかかるのでコスパが悪い

超短期投資のメリット

(1)リスクを最小限におさえることが可能

保有してすぐに決済を行うので、得したか損したか、その場ですぐにわかります。

したがって、損切りをきちんと行えば大損する心配は薄いといえます。

(2)回数をこなすため相場感覚が早く身につく

スキャルピングは1日に何度も取引を行います

初心者が相場の感覚を身に着けるには、やはり少額で取引の回数をこなす必要があります。

早く経験を積みたいという人にはおすすめのトレードスタイルです。

超短期投資のデメリット

(1)チャートに張り付く必要がある

数秒から数分で取引を行うため、そもそもチャートをずっと見ていることが難しい、という人には向きません。

(2)取引回数が多く手数料がかかるのでコスパが悪い

スキャルピングは取引回数は多いため、スプレッドという取引手数料のようなものが重くのしかかります。

そのため、ドル円やユーロドル以外のスプレッドがワイドな通貨ペアには向きません

ドル円やユーロドル以外の通貨ペアで取引を行いたい場合は、スキャルピングではなく、短期投資以上の時間軸のトレードスタイルで行うことを推奨します。

結局どれがいいの?初心者におすすめのトレード方法とは

初心者におすすめのトレード方法は、中期投資であるスイングトレードです。

スイングトレードがFX初心者向けである理由として、「トレンドに沿ったトレードがしやすい」という点が上げられます。

トレンドとは相場の流れのことで、例えば相場が上昇しているときは上昇トレンドと呼びます。

上昇トレンドのときには買い、下落トレンドのときには売る、というのが「トレンドに沿ったトレード(順張り)」です。

スイングトレードは相場の流れに基づいて取引を進めるため、トレンドに沿ったトレードを意識しやすいのです。

また、スイングトレードの場合、スプレッド分のコストも気になりません。

さらに、損切りのオーダーを入れておけば、仕事中などに大きく動いても自動的に対応してくれます。

ライフスタイルでわかる|おすすめのトレードスタイル

FX投資家には、日中仕事をしているサラリーマンの方もいれば、日中に動きやすい主婦の方や学生もいます。

それぞれのライフスタイルにあわせて、おすすめのトレードスタイルを説明していきます。

サラリーマンならスイングトレード

サラリーマンの1日のFXトレード

まずは数日単位で取引ができる中期投資(スイングトレード)から始めましょう

日中はレートが見られないため、あらかじめ「この値段で自動売買をするように」という「指値注文」「逆指値注文」を設定しておくのがおすすめです。

帰宅後に時間が取れるという人は、短期投資(デイトレード)もおすすめです。

日本時間20時以降はロンドン市場がオープンしており、取引がかなり活発な時間帯です。

サラリーマンが参入する時間帯としては、十分うまみがある時間帯といえます。

主婦ならデイトレード

主婦の1日のFXトレード

比較的、日中のほうが時間をとりやすいという方は、短期投資(デイトレード)がおすすめです。

昼間は東京市場がオープンしています。もともと日本時間になると円売りや外貨買いが進むので、円安に進みやすいといわれています。

日中に取引する場合、こういった相場の動きを利用しやすいのです。

実際、こういったトレードスタイルで、ユーロ円の長期上昇相場のときに何億円と稼いだ主婦が登場しました。

学生ならスキャルピング

学生の1日のFXトレード

学生は、パソコンよりもスマホになじみが深く、まとまった資金を持つのが難しいため、超短期売買(スキャルピング)をおすすめします

スキャルピングであれば、今はスマホでいつでもどこでも空き時間に行うことができます。

また、超短期売買は資金をもっとも効率よくまわせるトレードスタイルです。

取引回数が多く経験値が上がるのも早いので、うまくいけば少ない元手でも大きく伸ばすことができます。

いつでも相場をチェックできる状態だと、レートの急変にも柔軟に対応できますので、取引チャンスが増えるというのもおすすめな点です。

取引チャンスはいつ?時間帯別値動きの特徴

FXには、取引をする時間帯ごとでそれぞれの特徴があります。時間帯別の値動きの特徴を説明していきましょう。

【早朝】値動きが不規則

日本時間の早朝(4時から6時)はニュージーランドやオーストラリアの市場がオープンしている時間帯で、オセアニア時間とも呼ばれます。

この時間帯はいわゆる取引が少ない状態であり、値動きが不規則に動きやすいです。

また、多くのFX会社において、この時間だけは通常の2~7倍近い手数料(スプレッド)がかかることがあるのです。

初心者には、早朝の取引はあまりお勧めできません

【朝】1日で最初のゴールデンタイム!

9時に東京市場がオープンし、続いて中国などのアジアの市場がオープンするため、朝は市場が一気に活発化します。

この時間帯は、各FX会社も標準のスプレッド(手数料)で配信しています。

朝は大きな値動きに注意すべきポイントが3つあります

まず1つ目が、東京市場のオープン直後です。株価(特に日経平均株価)の動きにあわせて相場も大きく動きます。

2つ目が、日銀の発表や中国の経済指標の発表時です。とくに日銀の発表では相場が変化します。

3つ目が仲値(なかね)の決定する9時55分頃です。仲値とは、銀行などの金融機関が定める、顧客との外国通貨(外貨)取引の際の基準レートのことです。

この時間には多くの売り買いがあり、相場が動きやすくなります。

【昼】相場が動きにくい

お昼ごろはFX取引がバタッとなくなりやすい時間帯です。

日本の株式市場の前場(ぜんば)が11時半に終わり、お昼休みとなるのが11時半から12時半の1時間です。

そして12時半から後場(ごば)ははじまります。

その後、15時には日本の株式市場はクローズとなるため、相場の動きは少ないといえるでしょう。

【夕方】夏は要注意!

午後5時からはロンドン市場がオープンし、取引が再び活発になってきます。

ロンドン市場にはサマータイムがあるので、夏時間は1時間早まった午後4時からオープンします。

つまり、夏は取引が活発になる時間が変わるので注意が必要です。

ロンドン時間になると、ヨーロッパを中心に別の取引参加者が多く参加するため、東京時間と相場の流れがガラッと変わることがあります。

東京時間でできたトレンドが変わるのもこの時間帯です。

ロンドン市場は世界の取引高の多くを占めるため、新たなトレンドの流れをつかめば、チャンスに結び付きやすい時間帯といえるでしょう。

【夜】チャンスだが手数料が高い

ロンドン市場とニューヨーク市場の参加者が重なる、22時から1時の間が最もFX取引が活発になるゴールデンタイムです。

アメリカの重要指標の発表もこの時間帯に行われ、予想と結果の乖離しだいでは相場が大きく動きます。

とくに、雇用統計は最も重要です。雇用統計とは、21時半(冬時間は22時半)に発表されるアメリカの命運をはかる重要指標です。

この結果次第では、FRB(日本の中央銀行にあたるもの)の金融政策が左右されるので、この時間帯ジャストから数時間の間の取引はとくに要注意です。

また、一般的に重要指標の数分前後はスプレッド(手数料)がワイドになりやすいです。ドル円の場合、通常の値から7~26倍に広がることもあります。

決済のタイミングでしっかりとスプレッドを確認しましょう。

初心者にこそ実際のFX取引がおすすめ

自分のトレードスタイルがなんとなく見えてきた!という方も、そうでない方も、まずは実際に取引を試してみるのがおすすめです。

口座開設の流れ

FX会社によっては数千円で取引ができるところも存在します。

FXを始めるにはまずFX会社での口座開設が必要です。初心者におすすめなFX会社は以下のページで紹介しています。

→初心者におすすめのFX会社はこちら!

まとめ
  • FXには、超短期投資から長期投資まで4つのトレードスタイルがあります。
  • トレードスタイルを知っておかないと情報収集などで無駄な時間をかけてしまいます。
  • 初心者や社会人には時間がとれなくてもできる中期投資(スイングトレード)がおすすめです。
  • 学生には数分単位・スマホで取引できる超短期投資(スキャルピング)がおすすめです。
  • 主婦には日中の動きを追いやすい短期投資(デイトレード)もおすすめできます。
  • 自分に合ったトレードスタイルを見つけるには、少額でも実際にFXを始めるのがおすすめです。
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