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大学生が8社でFXの口座開設を申し込んでみた|審査落ちした2社はここ
当サイトの運営者の1人は現役大学生です。
大学生というと、就職していませんし、バイト代もせいぜい10万円前後。
そんな大学生でもFXの口座開設の審査に通るのか、実際に8社で申し込みをしてみました!
その結果は…
審査通過(口座開設できた):6社
審査落ち:2社
※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、GMO外貨となりました大学生が口座開設できた6社のFX会社はそろって業界大手でした。
とはいえ審査に落ちたFX会社でも、審査落ちの理由が「学生だから」とは限らないので、まずは申し込みをしてみましょう。
FXの口座は複数もっているのが当たり前ですし、開設しただけで放置しても特にデメリットはありません。
お小遣い程度の資金からFXを始められるので学生でも利用可能!
アルバイト代くらいしか収入がない学生でもFX取引ができる方法があります。
それは1,000通貨単位で取引することです。取引の詳しい仕組みとやり方についてここから説明していきます。
一般的にFXを始めるための最適な資金は5万円~10万円
FXは会社によっていくつかの通貨単位で取引が可能ですが、1万通貨単位で行うのが一般的です。
1万通貨とは、米ドルの場合「1万通貨単位=1万ドル」となり、1ドル=100円とした場合、100万円の資金が必要ということになります。
しかし100万円も資金を持っている学生なんて普通いませんよね。
そんなときに使えるシステムが「レバレッジ」です。
レバレッジとは
そうすると、レバレッジを最大の25倍でかけたとすると4万円の資金で100万円分の取引ができる計算になります。
しかし、レバレッジを掛けすぎると相場が動いたときの利益も大きくなる分、予想と逆に動いた場合の損失も大きくなります。
さらに少ない資金で高すぎるレバレッジをかけて取引をすると、その分強制ロスカットのリスクも大きくなってしまいます。ギリギリの最低資金で取引に臨むのはおすすめできません。
1万通貨単位でFX取引をしたい場合、リスクを考慮すると少なくとも10万円は資金を用意しなければなりません。
しかし、学生にとっては10万円はかなりの大金…。
そんなときには1,000通貨単位で取引を始めましょう。
大学生は1,000通貨でトレードを
「GMO外貨※」や「みんなのFX」は1,000通貨単位から取引が可能です。
つまり1ドル=100円とした場合、1,000通貨=1,000ドル=10万円ということで、レバレッジ25倍をかけた場合4,000円の資金から取引が可能ということになります。
しかし、先ほども記載した通り、4,0000円しか入金しない場合、すぐにロスカットされてしまい、入金した金額以上の損失になってしまう可能性もあります。
1,000通貨取引の場合、資金が5万円程度あれば多少余裕をもって取引ができるでしょう。
※YJFX!は2021年9月27日より、ヤフー株式会社の子会社からGMOフィナンシャルホールディングスの子会社になり、GMO外貨となりました1,000通貨単位でオリコン満足度1位の「ヒロセ通商」
ヒロセ通商の特徴
- 1,000通貨から始められる
- 食べ物キャンペーン
- スキャルピングOK
1,000通貨単位から取引をすることができます。
2016年〜2019年までオリコンFX取引の日本顧客満足度調査・FX専門業者部門で4年連続総合第1位を獲得しているFX会社です。
業界でも珍しい食べ物キャンペーンが充実しており、例えば国産高級黒毛和牛300gがもらえるキャンペーンを実施していたりします。
オリコンで評価されている点や1,000通貨単位から取引ができることに加えて、ヒロセ通商はスキャルピングを公認しているFX会社です。
ロスカットには要注意!
FX取引を行う場合は、ロスカットというものに注意してください。
ロスカットとは
必要証拠金ギリギリで取引を開始すると、損失の方向に進んだ場合、すぐにロスカットになる可能性があります。
例えば、ロスカット比率が50%のFX会社の場合、ドル円1万通貨を40,000円で買い、2円マイナスの方向に進めばロスカットされてしまいます(20,000円の損失)
そうならないよう、必要証拠金はある程度余分に入れておきましょう。
ロスカットの比率は、FX会社によって異なりますので、各会社のロスカット比率などを頭に入れて、余裕を持って取引を行ってください。ちなみにヒロセ通商のロスカット比率は100%です。
デモトレードでFXに慣れよう!
まだ実際の資金を使う自信がないという人は、「デモトレード」で経験を積むのもありです。
デモトレードではFX会社の仮想マネーを使うことで本番さながらのFX取引をすることができます。
しかし、デモトレードではあくまでも経験を積むこと、自分に合った取引手法を見つけることが大切です。実際の取引では扱わないような額でデモトレードをしたって意味がありません。使い方には気をつけましょう。
大学生がFXを始めるために必要な準備は?
FXに必要なものはたったの2つ。①FX口座と②資金です。
口座開設はそれほど難しいものではなく、申し込みは最短5分で終わります。スマホだけで十分です。
また資金は最初は5~10万円くらいとしましょう。
大学生でもFXの口座開設はできるの?学生証は必要?
FXを始めるスタート地点に立つためにはまずは口座を開設することが必要です。ここでは大学生がFXの口座開設をするうえで気になるであろう不安を解消していきます。
大学生も20歳以上ならFXの口座開設ができる
まず、基本的に20歳以上であれば誰でもFXの口座開設は可能です。
もちろん大学生も同じです。多くのFX会社では、口座開設の申し込みフォームの職業欄に「学生」という項目があるので、それを選択しましょう。
FXの口座開設の審査は厳しくはないので、「大学生だから」という理由で審査に不利になることはありません。
なお、口座開設をするときには、マイナンバーカードがなければマイナンバーカードが確認できる書類と運転免許証やパスポート、または住民基本台帳カード(住所、氏名、生年月日の記載があるもの)、住民票の写しのいずれか1点が必要となるのでご注意を!
学生証は口座開設の本人確認書類に使える?
「大学生なので、学生証を本人確認書類として使うことはできないか?」という質問をよく見かけますが、残念ながら本人確認資料として学生証を使って審査を受けることはできません。
逆にいうと、大学生だからといって学生証の提示を求められることは基本的にありません。
複数のFX会社で口座開設するメリット
複数のFX会社で口座開設をするとなんとなくデメリットがある気がしませんか?
しかし複数口座を開設すること自体は全く問題ありません。むしろ複数の口座を持っておくことにはメリットがあります。
そのメリットは2つあります。
1.システム障害による損失を防ぐ
FXではときに大きな金額を取引することがあるでしょう。
もしその肝心なときにシステム障害が起きてしまうと、小さく抑えられていたはずの損失が大きくなってしまう可能性があります。実際に注文が一定時間入らなくなったり、ログインができなくなったなどの報告もあります。
しかし2社以上の口座を持っておくと、1つのFX会社で注文ができなくなっても、もう片方の会社で注文することができ、逆にポジションが決済できなくなった場合には、片方のFX会社で反対のポジションの注文をして損失の拡大を小さくすることが可能です。
2.FX会社によってスプレッドや通貨ペアが異なる
口座開設した会社が、取引したい通貨ペアを扱っているとは限りません。また、スプレッドもFX会社によって狭さが違います。
そのため、複数の口座をもつことで、常に取引したい通貨ペアを良い条件(スプレッド)で取引できるようになるのです。
大学生がFXの口座開設の審査に落ちてしまう原因は?3つの理由
大学生が審査に落ちるケースとして考えられる理由は、おもに次に挙げる3つです。
1, 20歳未満である
20歳未満の学生の場合、口座開設ができないFX会社がほとんどです。この場合、20歳になるまで待つしかありません。
ただし、「SBIFXトレード」では、親権者(法定代理人)の同意があれば、18歳から口座開設が可能です。そのため、20歳未満の人はSBIFXトレードを利用するのがよいでしょう。(SBIFXトレードの公式ホームページはこちら)
2, 金融機関に内定が決まっている次に、金融機関に内定が決まっている学生の場合です。
通常、申し込みフォームに内定先の企業などを書くケースはないものの、メールの問い合わせでそういった旨を実名とともに書いてしまった場合、その後のフローで審査に落ちるケースがあります。
また、同様に海外在住であることがわかった場合や、完全なキャンペーン目的のみで申し込んだ旨などを本人確認の後に申告してしまうと審査に通りません。
3, 電話で連絡が取れないほとんどの場合、FX会社から電話がくることはありません。
ただし、まれに申し込み内容の確認のために、電話がくることがあります。その際に本人と連絡が取れなければ、残念ながら審査に落ちてしまいます。
そのため、口座開設の申し込みをするときには、必ず連絡が取れる電話番号を入力しましょう。
大学生がFXを始める際の5つのコツ
通貨ペアはドル円!
大学生に限りませんが、通貨ペアはまずドル円から始めてみましょう。
ドル円が取引高の半分以上や7割8割というFX会社もあります。
ですので、各FX会社はドル円のスプレッドをなるべく狭くして顧客サービスを図っています。つまり、ドル円はスプレッドが狭いため、取引コストが他の通貨ペアと比べてあまりかかりません。
わずかな取引コストでも何度もトレードを重ねることで大きなコストになり、それは運用成績にも大きく影響してきます。ドル円のスプレッドはなるべく小さい会社を選びましょう。
大学生は1,000通貨単位での取引を考えよう
ここでは、「FX初心者の大学生」、「FXに慣れてきた大学生」という2つの段階別に通貨単位を説明していきます。
初心者の段階
まず、FXを始めたばかりの大学生は、1,000通貨単位でトレードをしてみましょう。 資産が少ない大学生だと、すぐにロスカットとなる可能性が高まるのでいきなり10,000通貨単位で取引するのはおすすめしません。
慣れてきたら
しばらくして慣れてきたら1回のトレードに1,000通貨だと物足りなくなってきます。ただ、それでも1,000通貨単位でのトレードを続けることが大切です。
1,000通貨単位だと、10,000通貨単位以上でのトレードと比べてより幅のあるトレードが可能になります。
例えば、10,000通貨単位の取引の場合、10,000通貨の次は20,000通貨となるので、大ざっぱなトレードしかできません。
しかし、1,000通貨単位をベースに考えれば「このエントリーは自信があるから12,000通貨でやろう」「ここは自信がないから3,000通貨でやろう」といった相場に合わせた調節の自由が利き、トレードの幅が広がります。
この点を踏まえた、FX会社の1つはヒロセ通商です。詳しくはこちらもご覧ください。
大学生に最適な手法「ハイブリッドトレード」
トレードスタイルはおもに4つの種類に分類されます。
トレード手法 | 売買スパン |
---|---|
スキャルピング | 数秒から数分で売買 |
デイトレード | 数時間での売買 |
スイングトレード | 数日での取引 |
長期トレード | 数週間以上での取引 |
それぞれのトレードスタイルのメリット・デメリットがこちらです。
短期売買(スキャルピング・デイトレード)
メリット
- エントリーしてから比較的すぐに決済を行うので、うまくいけば短期間で資産を効率的に増やせる
デメリット
- FX口座数国内第1位
- 頻繁に売買を行うことになるので常にマーケットをチェックする必要があり、パソコンやスマホから目が離せなくなってしまう
長期売買(スイング・長期)
メリット
- 頻繁に売買を行う必要がないので学業に支障なく資産運用ができ、またファンダメンタルズ分析という経済分析などある程度経済の仕組みなども学ぶことができる
デメリット
- 売買が少ないので資産効率という点を考えると、どうしても短期のトレードの方が優位になる
- 頻繁に売買を行わないので、トレードをしている感じが少ない
大学生は社会人よりも時間に余裕があるでしょう。そこで、時間に余裕のある大学生がFXをはじめる場合は、長期トレードとデイトレードの「2つのトレード方法」をあわせた「ハイブリッドトレード」という手法を説明します。
例:今後ドル円が、FRBが利上げペースを拡大することによって日米金利差がさらに広がり(ファンダメンタルズ分析)、長期的にドル円上昇(ドル高)に進むという見通しを立てた場合
まず長期トレードでドル円買い(ロング)をもつ。(1つ目のトレード)。
上昇シナリオが正しかったとしても、途中のトレンドでは調整、その他の理由でレートが下がることもある。
さらに、長期トレードでロングをホールドしているだけだと、資産効率という面でどうしてもなかなかお金が増えない。
そこで、その長期トレードのポジションとは別に、デイトレードを行います(2つ目のトレード)。(具体的には、いったん押し目をつけるような場面で、ロングでエントリーし、ある程度上昇したら利確するという方法をあわせて行います。)
このように2つのトレードを掛け合わせることで「トレンドを押さえた長期トレードをしつつ、資産効率を高めることが可能です。
そしてハイブリッドトレードでは、買いでエントリーするか売りでエントリーするか(サイズ)を合わせるということが大切です。
つまり、長期トレードがドル円買い(ロング)の場合、スイングトレードも同じく買いでエントリーをするということです。
これを逆にしてしまうと、「見通しは正しいからより資産効率を上げるためにハイブリッドにしている」というそもそもの前提が崩れ、資産効率を高めるという機能が果たせなくなってしまう恐れがあります。
デイトレードは東京時間に行え!
サラリーマンに比べると平日の昼間でも取引できる大学生の場合、東京時間と呼ばれる日本の株式市場が動く時間帯(具体的には、日本時間の午前9時から午後3時の間)でトレードができるでしょう。
さらに、日銀の金融政策決定会合や日銀総裁の発言などは日本時間の正午や午後3時などに集中しています。
これらの発表はドル円やユーロ円などに多大な影響を与えるので、その後に大きくレートが動くことがあります。
FXは24時間動いていますが、東京時間にオーストラリアなどの経済指標の発表があるのでオセアニア通貨やクロス円が動く可能性があるといえます。
ポジションサイジングでリスク軽減!
ポジションサイジングとは、相場の動きに合わせてポジションの量を増やしたり減らしたりすることです。
口座の資金がなくなるリスクをいかに減らせるかというのがFXでは重要になってきます。
そのため、プロのFXトレーダー(特に時間軸が短いトレードに関して)も、単純に買ったり売ったりするだけではなく、「どのくらい」買ったり売ったりするのかというポジションサイジングをかなり重視して売買の判断を行っています。
例:ドル円で3,000通貨エントリーする場合
この場合、独断で「ここだ!」と思うポイントで一度に3,000通貨買ってしまう人がいます。
そうすると、3,000通貨はすべて同じレート(保有コスト)で約定してしまいます。しかし、その後予想に反する動きをした場合、何も打つ手がなく、なすがままとなってしまいます。
そうならないよう、エントリーを数回に分けて、予想に反する動きにもしっかりついていける資金を残すことが肝になります。
このように、保有コストを分散することはリスク管理上も重要です。具体的には、3,000通貨を3分割して、1回目、2回目、3回目とエントリーします(ケースによっては2分割でも可)。
これは、代表的なポジションサイジングの方法で、これによりエントリーしたポジションのレートのバラつきをならすことで、リスクを抑えることができます。
この記事のまとめ
- 実際に大学生でも口座開設できる
- 口座開設は20歳以上なら誰でも可能
- FXに必要な準備は「FX口座」と「資金」のみ
- 「ヒロセ通商」は1,000通貨単位からトレードできる。
- 大学生が準備する資金の目安は5万~10万円
- 大学生が口座開設の審査に落ちる理由は3つ