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ストキャスティクスすときゃすてぃくす

一定期間の高値、安値を使ったオシレーター系指標で、相場の現況が買われすぎなのか、売られすぎなのかを判断する。

1950年代に、アメリカのチャート分析家ジョージ・レーンによって開発された。考え方はRSIと似ているが、RSIが一本の線を使うものに対し、ストキャスティクスは2本の線を使って売買タイミングをあぶりだす。ストキャスティクスの基本となる線は、%K、%Dと呼ばれる2本のラインである。%Kは、一般的に日足なら5日間、週足なら5週間の期間をとり、0%~100%の間で指数化する。数値が70%~80%以上なら買われすぎ、20%~30%以下なら売られすぎとなる。%Dは、%Kの移動平均線で、一般的には3日間、3週間の期間が多い。この2本を使ったものがファスト・ストキャスティクスと呼ばれるが、上下の振り幅が大きすぎるため、ラインを滑らかにするために、SLOW%Dというものが使われる。SLOW%Dは、%Dの平均値で、3日間、3週間の期間が一般的。これは、%Kや%Dより遅効性があるが、ダマシが少なくなるといわれ、これをスロー・ストキャスティクスと呼ぶ。

チャートの見方は移動平均線と同じように、ゴールデンクロス、デッドクロスが用いられる。%D、SLOW%Dがともに20%以下の安値圏内で、%DがSLOW%Dを下から上に突き抜けると買いサイン、%D、SLOW%Dがともに80%以上の高値圏内で、%DがSLOW%Dを上から下に突き抜けると売りサインになる。

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